THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

チャンバー凹み修理からの、なんちゃってスペシャル化

2019-07-31 18:31:23 | YZ85
以前、DIRTSPORTSのブログで渡邉藍さんが純正チャンバーの塗装を落としてスペシャルっぽくしていた。
その手があったかと、いつかやってやろうと思ってたんだけど、突然スイッチON!

塗装落としてバフ掛けてるうち、今度はチャンバーの凹みが気になりだした。

そーいやチャンバーの凹み修理ってやったことないな。

すぐさま治具を作ってやった。材料は全部有り物。

サイレンサー側は差込口が痩せ細り、一部欠けてしまっている。1mmの鉄板丸めてパイプを作って、悪い部分を切り落として入れ替えた。治具作るのが面倒くさかったんで、今回はフタを溶接。

エア圧掛けて、バーナーで炙って、ハンマーでコツコツするだけ。

新品並みとはいかないけど、意外と簡単に治るもんだね。
ちなみにチャンバーが古いせいか、エア圧を掛けたら溶接のブローホール部分(だと思う)からエアが漏れ出し、溶接して塞ごうとするとまたブローホールが酷くなり・・・を何箇所か繰り返すことになった。

水圧でやる方法もあるようだけど、パスカルの原理で断面が円じゃないところも円になってしまうのが欠点なのだそうだ。YZ85のチャンバーは裏面にシリンダーの逃げとして凹みがある。水圧方式は使えないのかもしれないね。
あと、パスカルの原理といえば。風船を膨らますときに一番最初は膨らみにくく、ある程度膨らむと膨らみやすくなるのと同じで、チャンバーの径が小さい箇所は修正しにくいみたい。


バフ掛けて(裏面テキトー笑)、バーナーで焼き色付けて終了。
おお、スペシャルっぽい。
クリア塗装するよりもどんどん焼けてくほうが好みなんで、無塗装ね。

いやー、YAMADA YZ85もなかなかシャキッとしてきたぞ。
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無双感中途半端

2019-07-29 11:11:31 | チョイ毒エッセイのようなもの

今年は全国大会に出ないので、気楽な気分で8耐観戦に。

モトクロス関係の知り合いも多く来場されていた。

久々に観たけど、モトクロスとは音やスピード感がまるで違うので、ものすごく新鮮だね!
ロード派の人もモトクロス観ると、逆に新鮮だと思うよ。

ワークス勢のガチバトルにも大満足・・・のはずだったのが、トップを走るカワサキワークスが最終ラップに入ったところでまさかの転倒。

直後に赤旗中断となった。なんでやねん。

数十秒遅れで2位を走っていたヤマハが暫定で優勝。まだカワサキが転倒した場所に到達してないはずだけど・・・。
ヤマハ贔屓の俺ですら、ヤマハ優勝ってのは変じゃない?

そしてヘロヘロになって帰宅し、バタンキュー笑

朝起きたら、結果が覆されてカワサキの優勝になっとるやんけ!!
赤旗が出されたことに基づけば正しい判断だと思うけど、そもそも赤旗中断ではなく、本質的には黄旗、またはセーフティカー、もしかするとオイル旗でしょう。
となると、結果は全く違ってくるはず。今回、カワサキの転倒は無かったことにされてしまった。

センシティブな場面でのセンシティブな判断。センシティブってなんだ!?笑
「あれは赤旗じゃなくて黄旗出すべきでした、ゴメンチャイ」とか謝って訂正とかしねーのかな?笑

それは置いといて。
予備知識が少ないこともあり、マシンの見分けがつかなくて、とにかく苦労した笑
ゼッケンを認識できるマシンがせいぜい3分の1くらい。
マシンからはみ出すくらいのサイズでロゴが入ってて区別できるのが数台。
色が特徴的ですぐ分かるのがTECH21カラーとエヴァ。
音が違うクロスプレーンのヤマハ、ドカ、BMW。

多度で一緒だった修大君は、中盤になるまで見分けれなかったよ笑
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真夏の自販機で、おしるこを買った人

2019-07-23 16:38:36 | チョイ毒エッセイのようなもの
相変わらずの低い投票率で、衆議院選挙が終了した。

低投票率を嘆く声、投票を呼びかける声、投票によって得られるメリットを説く声など各メディアで見受けられるが、逆に投票に行く人は、何故行くのだろうか。

先に書いておくと、「国民の義務だから」とかいった答えの人は、俺とは絶対に話が合いまへん笑
義務で行くのならば、悪法にも従うわけだから、逆に言えばどこの政党・どの候補者に投票しても関係がないというヘリクツが成り立ってしまうのであるナンノコッチャ笑

俺が投票に行く理由。
基本的部分としては、前向きで正しい行動のできる一人前の大人でありたいから。
そして、特に最近の理由としては、“当事者である”から。
安部政権が長く続いており、理不尽な政策もどんどん推し進めているため、現実的にとある問題に直面している。これについてはいずれ。

お年寄りが選挙や政治に熱心なのは、要するに当事者であるからだ。投票に行かない人でも、もしも「自分が100万円払うか貰えるか」の選挙となれば、ほとんどの人は選挙に行くだろう。

投票に行っている俺ですら、投票に行くメリットというのは感じづらい。というか、自分の1票が未来を変えるとまで思ったことはない。1票じゃ変わらねぇよ笑
そうなると、行かなくてもカンケー無ぇじゃんとなりそうだが、投票率が低いと、決定的に不利な部分が生じる。

今の情勢では、投票に行かなかった人の票は、現職への信任という意味を持ってしまうんだ。

また、「本当は気に入らんけど、他はもっとダメだから」って自民党に入れたら、自民党を100%支持したことになってしまう。
白票や意図的な無効票を、意味の無い不毛な行為だという声もあるが、真夏にどこの自販機やコンビニに行っても、おしることコーンスープしか売ってなかったらどうするんだろう?
我慢し続けて脱水症状になるよりも、何か別のアクションを起こすのではないだろうか。

無効票が意味無く終わってしまうのは、数が足りないから。
投票率90%(葬式とか入院とか、やんごとなき事情で投票にいけないことはありうる)、無効票が50%近くあったら、大きな意味を持つようになると思わないだろうか。

地元のFMのジェームス・ヘイヴンスってDJ(ミュージシャンでもある)が「選挙行け~」という超くだらん(失礼笑)歌を自分の番組で流してるんだが、どこにも音源がありまへんな。
こういうのこそ無料で配信すりゃいいのに。
超くだらんけど、結構ツボるよ笑
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立花レーシングに加入せよ

2019-07-19 12:09:16 | チョイ毒エッセイのようなもの
YoutubeのDirtsportsMovieはほとんどチェックしている。先日の配信で、ジュニアクロスライダーの減少に触れられていた。

2019 全日本モトクロス第5戦 インフォメーション


昨シーズンまでの全日本ジュニアクロスでは、必ず予選が2クラス行われていたが、今シーズンはエントリー台数が毎回30台割れし、グリッド決めの予選しか行われていない。

現在の中2・中3・高1は全国的に見て競技人口が少ない。これはリーマンショックの影響だろうと聞いたことがある。
一方で、その下の世代。小5・小6・中1は全国的に見ても人口が多い。正吉君の世代は全日本チャイルドクロスでも30台以上集まっていたし、近年の65の台数の多さからみても分かるだろう。
現在のジュニアライセンス人口は65と全日本予備軍に集中しており、再来年には台数が増えるだろうと見ている。

もちろんその後、また減ってしまうと予想できるのだが・・・。

現場で同世代のライダーのお父さんと話をすると、俺と同世代以上の人・・・つまり、バイクブームを過ごした人ばかり。逆に言えばこのあとライダーの親の世代交代があり、放っておけば人口は減るばかりということになる。
金が掛かることなので、子供が興味を持つようにというよりも、親世代を取り込むべきだろう。仮面ライダーってのは、子供がバイクに興味を持ったまま成長し、大人になったらバイクに乗ることに意義があると思う。ちなみに俺もこのパターンっす。

モトクロスに限らず、学校の部活動でも、野球やサッカーなど、試合するのにある程度の人数が必要なスポーツは、人数が揃わなくなってきているのだそうだ。
プロ野球やJリーグは相変わらずの人気だが、観客の中で実際に自分が競技をやっている人って、どのくらいの割合なのだろうか。かなり少ないんじゃないかな。人気低迷と競技人口の減少は、必ずしも一致しないのではないかと思う。

様々なスポーツの競技人口が減っているのは、興味の多様化が理由ではないか。
俺が小さい頃には男の子は野球、女の子はピアノくらいしか取り組むものがなかったが(これはちと言いすぎか)、今は、これまで聞いたことなかったようなスポーツもたくさんある。家に居ながらにして世界中の情報を手に入れることができる。

車やバイクは今後OEM供給が増えて市場は縮小化(つーか、すでにそれは始まっている)していくが、観客数さえ保てればレースはなくなりはしないはず。

そうそう、正吉君の担任の先生から茶髪に関してちょくちょく言われてまして。
「6年生は中学生になる準備期間なので、中学生になったらやったらダメなことは、今のうちに止めましょう」ということらしい。
それはいいんだけど、その瞬間聞き流してしまったこと・・・その後で確かに「バイクも」って言ったんだよな。

バイク=暴走族だと思ってるんじゃなかろーか。
モータースポーツをれっきとしたスポーツとして認めてもらえなければ、未来はない。
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形状への挑戦状

2019-07-14 14:49:24 | 工作
オーダー製作、あるいはセミオーダーのデカールは、看板用の溶剤インクジェットプリンターで印刷されている。
となると看板屋さんだったらどこでも作れると思われそうだが、必ずしもそういうわけではない。確かに似たようなものは作れるんだけど、いくつかの問題がある。

一つ目は、擦れに耐えうる分厚いラミネートフィルムを入手できるか。
俺が仕事で使っているラミネートフィルムは90μくらいの厚み。これをモトクロスに使うと、一発でボロボロになっちゃう。対して、デカール用にストックしているラミネートフィルムは300ミクロンもの厚みがある。これが、日本国内では普通には流通していない。
俺の場合、海外から買っている。

次に、オフロードバイクの外装がPPということ。普通のステッカー用の糊だとくっつかない(すぐに剥がれてしまう)ので、PP対応の糊を引いたフィルムか、両面テープが必要になる。
これに関しては独自の方法でクリア。国内で入手できる材料で対応している。

残る一つが、ポリタンクに貼る場合。ポリエチレンには接着しにくい上、タンクからガソリン成分がわずかずつ染み出してきて接着を弱めたり、アウトガスによって気泡ができてしまう。この対策が必要になる。
これには一番苦労した。割と最近、使用に耐える方法を発見。これも国内で普通に入手できる材料を使っている。

デカール屋さんはデカールが専門なので、最も基本的なポリシーとして、良い物を作ろうとしているはず。
俺の場合はそれよりも、「自分のものを自分で作れること」というのがコンセプトなのですわ。よって使う材料の量も知れてるので、どっかの工場と契約してオリジナル材料を作ってもらうとか、大量に仕入れたりとかは現実的じゃない。
専門店があるのに生半可な気持ちで業界に参入してもボコボコにやり返されるだけなんで笑、あまり積極的にやっとらんのだす。また、金属加工など含めて総合的に物を作っているので、デカールだと客単価が低すぎて儲からないという笑
まあ、モータスポーツ好きとしては、トップクラスの選手にサポート品として提供したいという思いは以前からずっとあるのだが・・・「スポンサー」なんて呼ばれたら、全身むず痒くなりそうだな笑

さてさて。
仕事でよく使う材料を取り扱う国内メーカーが、俺が以前からモトクロスデカール用に使っている分厚いラミネートと同じブランドの、日本での代理店になった。ただし、分厚いラミネートの取り扱いはなく、他製品を3種類ほど。
で、その国内メーカーに特別に一緒に輸入してもらえないか頼んでみたのだが、ダメなんだって。
そんなことあるわけがない。多分やる気がないだけだろう。

仕方ないんで、また自力でアメリカから買ってやったわ。

正吉君がいよいよ85に一本化したんで、やる気向上も見込んでデカールを貼り替えてみた。






意外と順調に上達中だし、マシントラブルも落ち着いてきたし。漢数字ゼッケンではなく、ジュニアクロスの赤ゼッケンに。
型取りが甘いんで、近々アップデート予定。フォークガードとスイングアームを作ってない理由は、お察しください笑

YZ85は、「デザインのヤマハ」の中にあって、現行モデルでは最も酷いデザインだと思う(ゴメンチャイ笑)
まあ、基本設計が古いものを外装取っ替えで、今っぽいデザインのディティールだけを落とし込んでいるから仕方がない。
全体的なまとまりに欠け、デカールのデザインもしにくい。

最も残念なのが、サイドカバーのダクトの位置が悪いこと。、普通にゼッケンをレイアウトすると、数字が垂れ下がって見えてしまう。
で、思い切ってゼッケンの位置を変えてみた。こりゃカッコいい!
もしも誰か真似したら、パクリだとからかって差し上げますわ笑
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風を抜いたか

2019-07-09 12:02:47 | 俺のR45
「風を抜け!」は、モトクロス人気絶頂の頃に始めた人のバイブルと言われている漫画。
俺は読んだことなかったんだけど、存在は知っていた。
いまだに捨てずに取ってある、当時のムック本といったらいいのかな。



コレにOVAの広告が載っていた。

このムック本、メッチャ若い三好礼子さんやら、俺が好きな88の赤黒のVmaxやら、ついつい今でも見入ってしまうほどの内容の濃さ笑

「風を抜け!」は比較的最近、The Newsmoto第3ヒートで話題になったりしてたんで検索したら、ネットで無料で読めるじゃん。
一言で言えば、あしたのジョーのモトクロス版。終わり方もほぼ同じ!笑

週刊少年サンデーでの連載だったらしいけど、俺は当時ジャンプしか読んでなかった。
1986年~88年とのことで、連載開始当時は既にメカドックは終わってて、ドラゴンボールはレッドリボン軍のマッスルタワーくらいじゃなかったかと思う。連載終了は北斗の拳と同じ頃。雑誌は違うけどF(エフ)と同時期に始まった。
時代背景考えると、内容薄すぎなんじゃないの?ゴメンチャイ笑 絵は迫力あると思う。

ムック本に広告が載ってるOVAの方は、Youtubeにもあるんで以前観たことがある。
アニメ Kaze wo Nuke! 風を抜け!

主人公役は真木蔵人で、父ちゃん役はマイク真木。本当の親子が親子役。

真木蔵人といえば、実写版の「キリン」でキリン役を演じた。
映画『キリン POINT OF NO RETURN!』予告編

しっかし、ウンコみたいな映画だったなぁゴメンチャイ笑

そりゃいいんだけど、原作の序盤で、喫茶Cotyでやたらノーガキを垂れる爺さんが出てくるでしょ? って、読んでない人にゃ分からんか。
原作ではキリンの若い頃を知る、達観した(勘違いした?笑)単なる爺さんなんだけど、映画では実在の人物のオマージュとして出てくるんですわ。

劇中で「スズキワークスでマン島TTで優勝」と言ってたので、つまりは伊藤光夫氏の事。昨年のMFJアワードで、高橋国光氏とともにモーターサイクルスポーツ殿堂入りをされた方。
俺からすると、GSX1100Sカタナに鎧兜の武者姿で乗るパフォーマンスをした方。

コレを知ってるのは割とマニアックなんではないかと笑
ここら辺を引っ掛けて映画での役どころを考えたとすれば、なかなか洒落が利いている。

その伊藤光夫氏が7月3日に亡くなられたそうだ。
ご冥福をお祈りいたします。
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ダメ出しが終わらない笑

2019-07-01 18:50:21 | YZ85
先週の週末、練習走行中にクラッチワイヤーが切れて終了。まあ、日曜日の最後の走行だったからいいけど。

この週末は正吉君は元々子供会のバス遠足の予定で、土曜日のみの練習となった。雨雲は上手いこと日曜日に集中して土曜日はそれほど悪くなかったのだが、どうにもエンジンのフケが悪い。悪すぎる。
ボゴボゴボゴーッと無理やり走らせてたら、ウォーターポンプの水抜き穴から水道ばりにビューッと水が吹き出してきて終了。
クーラント抜いたら泥水で、インペラーシャフトのシールリップが当たる部分が完全に痩せていた。交換してからそれほど経ってないんで、マディ走行後のメンテ不足だね。

エンジンが吹けなかったのは、なんと3ステップも大きいMJが入っていたため笑
YZ来てから初めてキャブをチェックしまして笑・・・でも、去年の夏は普通に走れたんだけどなー。
YZ85はPWKなんで、ジェット類は持っていた。



もう何屋かわかんない笑
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