THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

目先の一勝よりも未来の栄光を

2016-01-28 17:24:57 | チョイ毒エッセイのようなもの
「3年生の法則」に何となく気付いたのは、GONZOに行き始めた頃。正吉君は年中さんだった。
この時既に、家庭は崩壊していたっけ・・・。俺もとても苦しんでいた時期だった。


GONZOで、小柄なのに大人顔負けの体の動きでキレイにジャンプする子がいたので、思わず「何年生?」と聞いたら3年生だった。

その後、キッズを見かけるたびに「何年生?」と聞いているうち、一つの法則に気が付いた。
2年生までのキッズは、BMX初心者の俺でも、シャカリキになって漕いだりすればレースでも勝てそう。練習の取り組み方を見ても、いかにも子供といった感じ。
それが3年生で、今まできちんと練習してきたような子になると、こりゃ絶対に勝てないぞ、となるのだ。体の動きが全然違う。大人との会話も成り立つようになり、雰囲気も「お兄ちゃん・お姉ちゃん」といった佇まいになる。
もちろん体力は大人の方が圧倒的に上だし思考力も上だから、ロードレースやクロスカントリー的な競技であれば、大人が3年生に負けてしまうとは思えない。
BMXは体力よりも基本的な動きの方が重要というか、動き方如何に尽きる。だから俺程度では、ちゃんと練習してきた3年生には勝てなくなってしまうのだ。

多度に通うようになってからも、俺は独自の研究を続けた(笑)。
バイクの場合は大人と子供では排気量が違うからBMXとは訳が違うけど、3年生の子がそのままのテクニックでフルサイズに乗ることができたなら、生半可なレベルの大人は、きっと負けてしまうだろう。3年生はそんな年齢だと思う。
いわゆる天才とか才能のある子というのは、そういったスウィートな時期が来るのが早く、また上達することができる期間が長いのではないかな。シランけど(笑)。
2年生である正吉君は今現在は覚醒していないので、間違いなく凡人以下のはずだ。

子供にモトクロスを教えようとすると、どうしても「開けろ!」と言ったり、根性論的な教え方になってしまう。
ある程度厳しくすることは必要だなとは思うのだけど、子供の体は正直にできていて、無理をすると悲鳴を上げるんだよね。正吉君が骨折したのは、一見関係ないようだけど、とどのつまりは俺の教え方が悪かったんだと思う。あれは、神様が俺の間違いを指摘してくれたのだ。

それから1年以上経った今でも、常に取り組み方を見直そうとしている。
2年生なんて体力がないのは当たり前だし、心肺系も発達していないので、体に負荷が掛かるようなトレーニングはさせない。稀にジョギングはさせるけど、あくまでウォーミングアップやメンタルのため。距離もせいぜい1kmくらい。
65と50の両方をみっちり練習させないのは、正吉君の体への負担を考えての事。ちゃちょうの言う疲労骨折以前の問題で、丸一日走りっぱなしってのは、絶対に無理だ。
また、今はまだ戦術的なことを教えすぎない。ライバルとの駆け引きを覚えるよりも、まずは基礎を覚えてほしいのである。ラインをあまり教えないのは、それが理由である。
それと、俺は感情の起伏が激しい事もあり、正吉君に対しても上げたり下げたりが激しいんだけど、メンタルを追い込むような教え方はしたくないものだ。

謎のトレーニングをやらされている正吉君(笑)。


スーパークロス観ながら餃子包み。これもトレーニング(笑)。


スポーツのトレーニングなんてド素人の俺だけど、色々な事に散々頭を捻って、ピンと来たものをいくつかやらせている。飽きるといけないので、メニューは時々変更する。
ちなみに、必ずしもモトクロスに関係ないことばかり。だから、これらをやっててもモトクロスが速くなるわけではない。

本当は子供たち3人には、ピアノとか水泳を習わせたかった。でも、色々とあって(家庭の事情で笑)何もしてやれなかったんだよね。
上の娘2人は、小さい頃はたまに俺の仕事場に来ており、表示を入れる前のドデカい白い看板パネルに、水で消えるペンで落書きをさせてやったり、チラシの裏に一緒に絵を描いたりしていたせいか、多少はクリエイティブな能力を持っている。
正吉君は諸々の事情でその機会が無かったせいか(家庭の事情で笑)、絵心のカケラすら持っていない。

確か小学校でも3年生になれば、部活に入れるはずだ。できれば金管バンド部に入ってほしいな。別にサッカーでもバスケでもいいんだけど。
正吉君をバイクに乗らせ始めた当初、「正吉君をバイク漬けにしない」と誓ったはず。
いや、別にバイクに乗るのを減らすわけじゃないよ。もうちょっと同世代の子と同等の常識を身に付けてもらいたい。
そうすれば、モトクロスでも必ず速くなってくれるだろう。
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全国のお父さん、わが子は凡人ですよ(笑)

2016-01-25 10:05:37 | 正吉君モトクロス
週末は寒かったせいか、多度には65キッズが集まった。


3年生の飲み込みの早さには、驚くばかり。
2年生の正吉君の場合は、言われたことをやろうとすると、さっきまで出来ていたことが出来なくなったり、かなりトンチンカンな事をやったりする。
3年生以上になると、どんどん吸収するようになるみたいだね。

たった1学年違うだけで何がどう違うのかっちゅー事だけど、どうやらこれは俺だけが感じている事ではなくて、スポーツ界では当たり前に言われることのよう。ゴールデンエイジってやつだ。
正吉君も3年生になったら覚醒するのかなあ(笑)。

もちろん個人差もあるようで、もっと早い時期に覚醒してしまう子もいる。
どうしても他の子と比べちゃうので、自分の子は他の子に負けてると感じてしまったり、わが子は天才かと勘違いしてしまったり(笑)。
俺は、正吉君は凡人だと思うところからスタートしよう。

面白いもので、65の子たちがスタートバーでヨーイドンすると、50ccの時と同じ順位になるの。少々早く乗り始めたくらいでは、全く関係がないみたい。
結局のところ、早く65に慣れさせようとして慌てて65に乗らせても、意味が無いという事だ。これには俺もビックリ。
実際には65なんてすぐに慣れてしまうので、3年生のシーズンは50、シーズンオフ中に65にスイッチすれば全く問題なさそうだ。
“あの子のお父さん”は、元々それを知っていたのかもしれないな・・・。

また、練習量と上達度は、必ずしも比例しないなぁ、と。
過去の経験上、隔週1回の練習では全く上達しない。週1ならば上達するけど、午前中は感覚を取り戻す事に費やしてしまう。週1しか乗らない場合は、朝練に出ると良い準備運動になるようだ。ただ、俺が教えたいことと“ちゃちょう”が教えたい事にブレが生じたりするのが難しい。
最も上達を感じるのは週2回連続で練習することなんだけど、正吉君の場合は丸2日間走っても、2日目の午後はかえって効果が薄れるように感じる。そして週3日は、ちょっと練習しすぎという感じかな。正吉君の場合は確実にダレる。レベルの高いライダーでも、その日の最終の1本は、走行をキャンセルしたりするしさ。
長く乗らせるよりも、練習内容を工夫した方が良さそうだ。

というわけで俺は今一度、取り組み方を見直す事にする。

レベルが同じような子たちが集まったおかげで、引っ張ってもらった正吉君は、また1秒ラップタイムを更新。


1秒も速くなったと言っても上達したわけではなくて、50ccですでにやっている事を65でも出来るようになってきた・・・という表現が正しいと思う。
大人のライダーと比べた感じでは、多度のエンジョイクラスに出れば、コケなけりゃ普通に優勝するくらいではないだろうか(笑)。

50ccはあまり台数が集まらず、正吉君もあまりテンションが上がらないみたい。
走りは激しいけど、全然速くならない。元々は50ccで速くなるために65に乗り始めたわけで、本末転倒にならぬように気を付けなきゃ。

この日も50での走行は2本だけ。
見よ、このお手本のようなフォーム!!(笑) 俺もちゃんとできる自信は無い(笑)。


スタートバーの後ろ側で、つららができていた。


どうしてこんな所に??と思ったら、向こう側に見えている水道管に小さな穴があって、霧吹き状に水を吹き出している。


このつららは昼間に出来たんだね。そりゃ寒いはずだ。

モトクロスもそうだけど、最近は正吉君の生活面の改善に努めている。


宿題やら、歯磨きやら、部屋の片づけ、お手伝い。
これが終わったら、次はあれをやらなきゃ、と自分で考える事を覚えなければね。
家庭の事情もあって(笑)、そんな基本的な事すら面倒をみてこなかった自分に大反省。

このあとは、ここ数年俺の仕事として続けている正吉君の散髪をしてやった。床屋さんの手つきを見よう見真似でやってるんだけど、なかなか上達しない(笑)。俺も若返りたいわ。
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抜いたらコロコロコミック買ってやる(笑)

2016-01-18 13:14:29 | チョイ毒エッセイのようなもの
モトクロスはシーズンオフなので、「今のうちに」と練習させようとする親と、「今のうちに」と他のレジャーを選ぶ親と二極化する・・・のかな?
俺は中間くらいの考え方なんだけど、50が次シーズンで終わりだという事と65に乗り始めたばかりという事、、長女が受験なので派手な動きも出来ない事から、モトクロスの練習に行くしかなくなってしまう。
長女を連れまわすわけにはいかないからね。

土曜日は夕方に少しだけスペシャルメニュー(笑)な練習をして、日曜日はモトクロスランド多度へ。ちょっと常連さんの集まりが悪いかなぁ。それとも65キッズはアウトドアコースに行くようになったのかな?
正吉君は65にはほぼ普通に乗れるようになったし、フォームも安定してきたけど、やっぱ3年生ほどはメンタルがしっかりとしていない。コケたときのリカバリを考えると、イナベや名阪はまだちょっと厳しいかな。

見た目にはしっかりと乗れるようになってきたものの、ラップタイムはほとんど伸びなくなった。


これはストレートやジャンプで開けきっていないため・・・だと思う。延々と8の字をやっているような感じ、とでも言ったらいいのだろうか。
実はストレートやジャンプではあまり開けるなと言ってある。慣れていないのに無理して怪我をされても困るからね。
この日はライバルになるような子が来ていなかった事もあり、ほとんど自由に走らせてやった。誰かと比べちゃうと、ついつい・・・ね(笑)。

バイクが大きいせいか、イン側の肘を伸ばして下に押さえ込むのが難しいようだ。


現在完全にサグ無視でプリロードを抜いてあるので、ホイールトラベルにして数センチの、全く意味のないストロークの遊びがある。そろそろ正吉君には内緒でもう少しプリロードを掛けておこう。

多度のような小さなコースだと、コーナーをセオリー通りに走る正吉君は、抜くに抜けない邪魔な存在になる(笑)。立ち上がりではほとんど抜けないので、ツッコミで抜くしかなくなっちゃう。
正吉君は85に引っ張られて、とても楽しかったようだ。勝ち負けとかはやはりあまり気にしないみたい。

50ccでの走行は2本だけ!


狙い通り、かなり破壊力のある走りになってきた。


65に乗る前とは別物と言っていいくらい。でも、ライバルがいないので手を抜いているのか、キッチリと開けきれない65の癖が出ているのか、一線を超える手前で踏みとどまっている感じ。タイムに拘るわけじゃないけど、実はあまり速くなっていないんだよね。

俺は常日頃からいつも時間が足りない生活をしているので、正吉君を練習に連れて行くにも、「如何に短い時間で質の高い練習をさせるか」を考える。

俺が最初の看板屋に就職した時のこと。
俺の仕事は同じ作業の繰り返しというのはほとんど無いので、未知の事に対する判断力が必要になるんだけど、一般常識を備えていれば正しい判断ができるケースも多い。
気に入らない事を黙っていられない性分だというのもあり、先輩がやっていることに口を出し、しかも俺の方が正しいという場面が良くあった。
先輩だろうがプロだろうが、正しい物の見方をできる素人には負けてしまう場合があるのだ。
今の俺もそれを肝に銘じて仕事をしているつもりだけど、20年以上の経験からくる驕りから、お客さんの意見を軽視してしまう事がある。これには反省しなければならない。

また、元嫁さんと離婚話になったときのこと。
俺はふと、とても大変なことに気が付いてしまった。
それは専門的な判断を要するもので、元嫁さんを含めて、子供たちの将来をも左右するような事だ。
俺はネットを調べまくり、本を買って読み、専門家に電話したり、直接相談に行ったこともある。
だが親類はみなマトモに取り合ってくれずウヤムヤとなり、結局離婚せざるを得なくなってしまった。
立証できなかったのでここには書けないけど、俺は今でもそれが正しいと信じている。
俺の姉貴はその専門というわけではないが、実は多少は接点のある業界で働いている。もしも本人が読んでたら申し訳ないけど、一番頼りにした姉貴にあっさりと否定されてしまったので、とても残念な気持ちになった。
あの時に誰かがもっとちゃんと向き合ってくれていたならば、俺と子供たちの現在はもう少し違うものになっていたかもしれない。

一方で、いくら天才だろうが、正しい判断をしようが、ベテランと比べたとき決して埋めることのできない部分がある。
それは、経験量、スキルである。
正しい判断をしたとしても、ホンモノになるためには結局のところ時間を費やすしかない。

なんだかやたら重たい話になっちゃったけど(笑)、モトクロスをやる以上は、リザルトはさて置いたとしても、真剣に取り組んで人生の糧としたい・・・と思っているのだ。
今のところは正吉君にも俺にも、ちゃんとプラスに働いているんじゃないかな。

真剣に取り組んでいるって言っても、たかだか50ccのレースの為にSUGOとかに行っちゃう人は、やっぱ怖いよ(笑)。
50ccを卒業して65に乗り始めたS君や、「正吉君に追いついたらコロコロコミック買ってやるぞ」と言われてシャカリキに走っていたH君(笑)。
彼らの取り組み方や親子の距離感とかは、見ていて安心するし、羨ましい。
まあ、ウチは健全な家庭ではないからなあ(遠い目)。
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ボク、もう50には乗らない

2016-01-12 10:44:26 | 正吉君モトクロス
正月休みが明けて、ちょっと仕事をやる気になったつもりが、また連休だー。
ちょっと気が抜けちゃうよね。
テストを控えた娘二人を放置して、正吉君とモトクロスランド多度へ。
う~ん、受験生にはもっと向き合ってやった方がいいのかな? でも、休日は俺が家にいると朝食を食べにすらリビングに降りてこない。俺の事が嫌なのか、起きれないだけなのかも分からない。困ったもんだよ…思春期の女の子は。トホホ…

2日連続で練習に行ったおかげで、65でもどうにか普通に走ってくれるようになったかな。


ジャンプは大して跳べないし決して速く走れるわけではないけれど、とりあえず確実に50よりは速く走れるようになり、一応は自力でエンジンも始動できる。どうにか65キッズの仲間入りといった感じだろうか。

正吉君も自覚があるようで、65の方が楽しい、50は乗らなくていいや…と言っている(笑)。

正吉君を含めて、65にステップアップしたキッズをそれぞれ観察して、分かったことがある。
それは、「50でできないことは65でもできない」という事だ。

ステップアップ時期で悩むパパママも多かろうが、65に見合う体格になってからステップアップすれば十分!
むしろ無理なステップアップをするより、50で徹底的に練習した方が、よりイージーに基礎を身につけられると思う。
もしもこの考えが間違っていたなら、俺は1か月間、酒を奢りますわ(笑)。

50と65は、何もかもが違い過ぎる…ということで、クラッチの有無やパワーの違いを心配するパパママが多いと思うけど、そんなのは1~2か月で慣れちゃうみたい。

一方で、50と65を同時に練習していく場合は、かなり気を付ける必要がありそうだ。
並行して乗らせることにより、50が65の練習に対して、リミッターになってしまう恐れもある。
先人の状況を聞くと、両方乗らせて上手くいったケースの方が少ないみたいだね。

というわけで、今後は正吉君はもう少し50に乗る時間を減らし、午後の2~3本のみとする。

65は2日目の午前中に、前日のラップタイムを何と2秒近く更新。


これはフープスがそれなりに走れるようになった事が大きいかな。フォームもだんだん決まってきた。


50は…以前からの事なのだけど、彼は「スライドする」ということにかなり執着心があるようだ。


明らかなタイムロスをしてまでスライドに拘る。
65ばかり乗ってて、たまに50に乗ると、50は極度にバンク角が少ないので、ステップが引っかかって転倒しちゃう。弾かれてアウト側に顔着とか・・・。これは予期しなかった落とし穴だな。
上の写真の状態で、ほぼフルバンク。

チンコを押さえて突っ立っているだけのように見えるけど、朝練前に、「ウンチスクワット」をやらされている、の図。


ちゃちょうが最近ハマっているのだ(笑)。
朝練は俺が見る限り、乗り始めたばかりの子や、バイクを乗りかえたばかりの子には明らかな効果がある、と思う。
逆に、そこそこ走れるような小学校高学年の子だと、口が達者な子は減らず口を叩くようになり、ちゃちょうとの掛け合いが漫才のようだ(笑)。

以前オフビで練習走行した際は50と65が混走で、自分よりも明らかに速いバイクに抜かれ、それを追いかけることに刺激を感じているようだったけど、今が正にそれ。


85に引っ張られるのが楽しいみたい。

サークルKの店員さんが食べているのは焼きそば。


俺が作る焼きそばは、いつもならば2種類のソースと醤油を使った味。自分で言うのもナンだけど、マジで旨いよ!
この日はソース1種類しか持って行かず、ごま油も忘れてしまった。うーん、物足りない。

高見台でダートスポーツ誌を熟読する神様を盗撮(笑)。


何度かミニストップで会った事があるけど、クルマ関係の雑誌とポテトチップが好きなようだ(笑)。

北陸勢の熱心さには頭が下がる(笑)。


たかだか子供のモトクロスの為に、しかもこの先モノになるのかどうかも分からない1~2年生の子の為に、何時間も掛けて多度に泊まりで練習に来て、下手すリゃホテル泊だというのは、俺には信じられねェ(笑)。
でも、地元は冬場は積雪で走れないってとこからくる反骨精神が、富田選手のようなトップライダーや、エイキ君のようなスーパールーキーを産むのかもしれないね。
俺は、彼らのテントに忍び込んで焼肉をかっさらう程度のスタンスに留めておこう(笑)。

チーム白煙(笑)。


2日目に走っていた4台の65は、全員スモーク仕様だった(笑)。中でも正吉君の煙の量が一番多い。今のところ全くメンテしてないので(笑)、今一度チェックしてみよう。

ちゃちょうが多度の掲示板に「元気の出るCD持ってきて~」と書きこんでて、思わず「下半身に元気の出るDVDならありまっせー」と書こうとしてガマンした(笑)。
結果、何故か有名なクラシックのハイライト曲集のようなものが流れている。
その中で1曲だけどうしても思い出せない曲があったんだけど、ようやく思い出した。
交響詩「フィンランディア」/シベリウス


ついでに(笑)
多度でこれは無ぇだろうと思う、 カルミナ・ブラーナ/C.オルフ
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アメリカンスタイルなアニキからのA Happy New Year!!

2016-01-05 06:50:20 | チョイ毒エッセイのようなもの
あけましておめでとうございます。
仕事・家事共に年末ギリギリまでフル回転し、だらけた生活を送っておりますわ。いつまで休もうかなー(笑)。

さて。
俺の友人にうだつが上がらないプロカメラマンがいる。名を仮にN目Kヂとしよう。
視点が基本的に俺と異なり、話をしていてハッと気づかされる事が多い。ユニークな男だ。
彼の生まれ持ったものなのか、はたまたカメラマンという職業病なのかわからないけど、やたらと俯瞰した発言・客観視した発言をするというか、第三者的な視点で物事を捉える。
俺は彼とは正反対で、物事を主観的な捉え方をする。要するに俺は感情に支配されやすいのだ。

彼の今までの言葉の中で最も印象的だったもの。
うだつが上がらないあまりに彼は独身であるが、その理由を自分で「俺は精が薄いから」と言っていた(笑)。
もちろんこれは液の濃度の事だけを指しているわけではなく(笑)、女性に対する興味とか拘りとかを指すんですよ、T中代表。
それからすると俺は「精が濃い」という事になるのかな、ヒヒヒ。もちろん加齢により、液の濃度は低くなっている。

この人と思った女性と男女の関係であるためには、お互いが第一人称でなければ成り立たないわけ。そうなると、第三者的に「精が薄い」というのは一体何なのだろうと思ったりする。精が薄いのも残念だが、そんなことを客観視してどうするんじゃいと思った。
すまん、N目Kヂ君(笑)。

一応彼の名誉のために付け加えると、コカンのテクニックは別にして、仕事の腕は間違いなく一流である。そして写真だけではない。コミュニケーション能力が高いので一人で取材ができ、文まで仕上げられるところが最大の売り。

のっけから妙な内容になってしまったけど、書きたいのはバイクの事なのであるよ(笑)。

感情に流されやすい俺でも、それなりに自分を客観視したり自己分析したりするわけで。

バイクって自分で必死に走っているつもりでも、実は止まりそうなスピードしか出てなかったり。
ステップ擦るんじゃねぇかというくらいに倒してフルカウンターのつもりでも、実はへっぴり腰リーンアウトで、バイクはほぼ直立状態だったりする。
モトクロスがスポーツである以上、いかに自分を客観視したうえで、正しい練習をしていけるのかというのが上達の近道ではないかと思うのだけど、どうだろう。
そしてレースに出るというのは、リザルトによって自分を客観視することでもある。

15年くらい前、10人くらいの友達が集まった中、何故かT中代表が止まりそうなスピードで延々8の字をやっていて、みんなから「ヤメロヤメロ!!」「つまんねぇぞ!!」とクレームの嵐を食らっていたことがあった(笑)。
客観視できないというのは、そういうことである(笑)。
そして、自分一人で8の字ばかりやっていたとしても、必ずしも上達するとは限らない。

子供にバイクを教えるのに際し、どうしたらいいのか、というのにはとても悩まされる。何せ自分が速い・上手いわけではないからね。
俺が今現在正しいと思っている結論、それは「ひたすら客観視すること」。

わが子の走りを客観視し、他の子の走りを客観視し、他のすべてのライダー、国内のトップライダーはもとより海外のスーパースターに至るまで、客観視する。トップライダーだって、ビデオで自分の走りをチェックしている。自分の走りを客観的に見ようとしているのだ。

そして重要なのは、自分をも客観視するという事。
感情に支配されやすい俺は、これがとても難しい。

ボチボチとKX65でもTT-Rを上回るタイムを出せるようになってきた正吉君。
本当はKX65で速く走ってほしいわけじゃなくて、基礎を徹底的に身に付けてほしいのと、このままTT-Rだけに乗っていたら体感できないかもしれないスピードを覚えてほしい。
でも、他の子たちと一緒に走っていると、抜いたり抜かれたりがあるわけで。
そうなると、「開けろ開けろ!!」という事になっちゃうんだよね。とても悩ましい。

上級生たちが一斉に65にスイッチしたことで、正吉君をはじめとして50㏄残留組のキッズたちは、図らずも来シーズンの50㏄クラスを引っ張っていかなければならないこととなってしまった。
でも、別に天下を取ったわけじゃあない。

ひたすら謙虚に。

モトクロスランド多度が、みんなが楽しくて、みんなが集まれる場所になるように。新しい人たちが増えるように。
俺はレース当日は歩き回って写真も撮るし、ペンキ塗りとかの得意なことはなんでもやるぜぇ。
上半身裸で服を振り回して応援もするぜぇ!…ちなみにこれをDIRT SPORTS誌で“アメリカンスタイルなアニキ”と紹介された(笑)。アニキっつぅか、オッサンなんだけどね。

今年もよろしくお願いします。

以下、年末年始の写真の羅列。

大晦日は毎年すき焼きと決めているのだけど、諸般の事情でここ数年は超適当な肉(普通の牛バラ肉)を使ってきた。今年は少しだけグレードアップ。


すき焼き用の肉に戻れるのは何年先になるのだろう(笑)。

例年通り、作れるお節は自分で作った。


味は最高!! 特に煮物は「俺は天才か!?」というレベル(笑)。

初詣は地元でメジャーな神社へ。


片道4㎞ほどなんだけど、子供たちと歩いて行ってみた。普段から仕事で体を動かしてるつもりだが、往路の後半からもうヘトヘト(寂)。

ここには足腰の神様が祀られており、サッカー選手をはじめとして、スポーツ選手から人気があるそうだ。正吉君も小さなアスリートとしてお参り。
「ばいくで一位になれますように」


モトクロス用に買ってやったこのウインドブレーカー、サークルKの店員さんそっくり!!(笑)

晩はカニ鍋だったり、寿司だったり。




正月だから多度でもお雑煮だよ!!


料理酒が足りなくなって3日の晩にスーパーに買い出しに行ったら、正月菜が年末の3分の1近い価格で投げ売り状態!!(笑)
それほど足の早い野菜じゃないんで、思わずたくさん買ってしまった。

65に乗るときは、「開けろ開けろ!!」と言いたいのを抑えて、基本だけを教えている。直線を速く走れるだけでは意味ないんでね。




この日は似たようなレベルの65キッズが他に二人。心の中で「白煙トリオ」と名付けてやった(笑)。

ラップタイム覚書。
85に乗るスーパーキッズが37秒台。
普通の85キッズが40秒くらい。
65のスーパーキッズとオッチャンが40~42秒くらい。
正吉君はというと、65に乗って50㏄用のショートカットコースを通って43秒くらい。
50㏄に乗ると、ベストでは65と同じくらいのタイムを出すが、平均は44秒程度。
85と65の差は、何と言ってもフープスを飛んでいるか飛んでいないかの差からくるもの。少なくともこの日は65でフープスを飛んでいる子はいなかった。
あと、フープスでは体格の差が大きく出るなと感じた。

50㏄に乗れば絶好調!!
連続写真だと分かりやすいが、「微ウイップ」から成長して、「小ウイップ」くらいかな。



徹底して基本を教えているだけに、フォームだけはカッコ良くて強烈に速く見えるけど、もう少しスピードをつけてほしいなぁ。

4日は最後にオチがついてきた(笑)。
正吉君が中途半端な位置にスタンドを放り出していたので気になっていたんだけど、それに気づかず車が踏んづけてしまった。反省。


パドックでのマナーは大事だよね。パドックには見えないラインが引かれているんだからさ。

2016年1月4日・モトクロスランド多度練習走行
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