夜、BGM代わりにテレビをつけていることが多い。現代病だなぁ。
パソコンで作業してたりして、テレビはほとんど見てない。
その晩は、病院を舞台にしたドラマだな、という程度だったんだけど、不意に出てきた俳優に目が留まった。
あれっ、コレって・・・。
チョイ役かと思ったその俳優が主人公で。
グッド・ドクターってドラマだった。
発達障害で、なおかつサヴァン症候群・・・ごく特定の分野で、驚異的な能力を発揮する人が主人公というドラマ。
主人公は研修医という立ち位置。
お医者さん自体が客商売のようなものなので、高いコミュニケーション能力が必要になるはず。だからドラマの設定自体に無理があるような気がするのだが、それはそれ。
広く認知してもらうには、こういったドラマは個人的には歓迎だなぁ、と。
正吉君はものすごく能力に偏りがあるけど、サヴァン症候群ではない。タイプ的にも随分違うかな。
でも、山崎賢人演じる主人公とは、何となく通じる部分もある。焼肉屋に入ったのにおにぎりしか食わないとかは、分かるなぁ。
というか、こういう役は大変だろう。
夏休みもいよいよ大詰めを迎えている。
毎年、宿題の読書感想文で苦労しまくる正吉君だが、感想文が苦手な子がいる事を考慮してか、最近は、課題図書も多彩になってきた。
今では図鑑っぽいものやら、科学をネタにしたものもある。俺の頃は文学系の読み物しかなかった。
本屋で俺がペラペラッと斜め読みして、これなら正吉君にも読めそうかなというものをチョイスしている。
今年は「クニマスは生きていた!」。
田沢湖で絶滅したと思われていたクニマスが発見されたという出来事を元に、一家族の目線でドキュメンタリー風に書かれている。写真や図が多いので、正吉君でもなんとかなるかと。
何とかなるとはいっても、本を読むのは超苦手。感想なんか一言も書けないので、毎年3週間くらい俺に怒鳴られながら、泣きながらやっていた。
病院の検査の結果でも出ているんだけど、正吉君は言葉の能力がものすごく低い。
ところが今年は、なんとビックリ。自分一人であっさりと仕上げてしまった。
どうしたんだろうと思ったら、チャレンジ(ベネッセの)に「読書感想文の書き方」という付録の本があり、それを参考にしたのだそうだ。
それにしても去年までの苦労を考えると、何かインチキしたに違いないと思った。まさか「クニマスは生きていた!」が例として載っているのではと疑ったんだけど、そうでもなかった。
読書感想文のクオリティは、正直言ってかなり酷いもの。
それでも、一応自力でやったのは、一歩前進したということか。
全国大会が最悪の結果に終わり、俺自身の意気が下がりまくっている今日この頃。
肝心の場面で能力を発揮できないのは、やはり正吉君が生まれつき背負ったものから来るものだと思う。
食事中にどこかを見つめて動きが止まってしまったり。
毎朝念押ししていることを、まったくやらなかったり。
可能性の一つとして、アメリカへのモトクロス留学というのは考えたことがあるが、正吉君は俺のサポートがなければ、生活すること自体が無理だろう。
正吉君本人が、自分で内面を変えないことには、今後何をやってもダメだと思う。
待つしかない。
しかし、腹が立つのも事実。
さーて、モトクロスもいつまでやるかなぁ。
パソコンで作業してたりして、テレビはほとんど見てない。
その晩は、病院を舞台にしたドラマだな、という程度だったんだけど、不意に出てきた俳優に目が留まった。
あれっ、コレって・・・。
チョイ役かと思ったその俳優が主人公で。
グッド・ドクターってドラマだった。
発達障害で、なおかつサヴァン症候群・・・ごく特定の分野で、驚異的な能力を発揮する人が主人公というドラマ。
主人公は研修医という立ち位置。
お医者さん自体が客商売のようなものなので、高いコミュニケーション能力が必要になるはず。だからドラマの設定自体に無理があるような気がするのだが、それはそれ。
広く認知してもらうには、こういったドラマは個人的には歓迎だなぁ、と。
正吉君はものすごく能力に偏りがあるけど、サヴァン症候群ではない。タイプ的にも随分違うかな。
でも、山崎賢人演じる主人公とは、何となく通じる部分もある。焼肉屋に入ったのにおにぎりしか食わないとかは、分かるなぁ。
というか、こういう役は大変だろう。
夏休みもいよいよ大詰めを迎えている。
毎年、宿題の読書感想文で苦労しまくる正吉君だが、感想文が苦手な子がいる事を考慮してか、最近は、課題図書も多彩になってきた。
今では図鑑っぽいものやら、科学をネタにしたものもある。俺の頃は文学系の読み物しかなかった。
本屋で俺がペラペラッと斜め読みして、これなら正吉君にも読めそうかなというものをチョイスしている。
今年は「クニマスは生きていた!」。
田沢湖で絶滅したと思われていたクニマスが発見されたという出来事を元に、一家族の目線でドキュメンタリー風に書かれている。写真や図が多いので、正吉君でもなんとかなるかと。
何とかなるとはいっても、本を読むのは超苦手。感想なんか一言も書けないので、毎年3週間くらい俺に怒鳴られながら、泣きながらやっていた。
病院の検査の結果でも出ているんだけど、正吉君は言葉の能力がものすごく低い。
ところが今年は、なんとビックリ。自分一人であっさりと仕上げてしまった。
どうしたんだろうと思ったら、チャレンジ(ベネッセの)に「読書感想文の書き方」という付録の本があり、それを参考にしたのだそうだ。
それにしても去年までの苦労を考えると、何かインチキしたに違いないと思った。まさか「クニマスは生きていた!」が例として載っているのではと疑ったんだけど、そうでもなかった。
読書感想文のクオリティは、正直言ってかなり酷いもの。
それでも、一応自力でやったのは、一歩前進したということか。
全国大会が最悪の結果に終わり、俺自身の意気が下がりまくっている今日この頃。
肝心の場面で能力を発揮できないのは、やはり正吉君が生まれつき背負ったものから来るものだと思う。
食事中にどこかを見つめて動きが止まってしまったり。
毎朝念押ししていることを、まったくやらなかったり。
可能性の一つとして、アメリカへのモトクロス留学というのは考えたことがあるが、正吉君は俺のサポートがなければ、生活すること自体が無理だろう。
正吉君本人が、自分で内面を変えないことには、今後何をやってもダメだと思う。
待つしかない。
しかし、腹が立つのも事実。
さーて、モトクロスもいつまでやるかなぁ。