THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

グッド・ドクター

2018-08-28 14:34:07 | 神様がくれたもの
夜、BGM代わりにテレビをつけていることが多い。現代病だなぁ。
パソコンで作業してたりして、テレビはほとんど見てない。

その晩は、病院を舞台にしたドラマだな、という程度だったんだけど、不意に出てきた俳優に目が留まった。
あれっ、コレって・・・。

チョイ役かと思ったその俳優が主人公で。
グッド・ドクターってドラマだった。

発達障害で、なおかつサヴァン症候群・・・ごく特定の分野で、驚異的な能力を発揮する人が主人公というドラマ。
主人公は研修医という立ち位置。

お医者さん自体が客商売のようなものなので、高いコミュニケーション能力が必要になるはず。だからドラマの設定自体に無理があるような気がするのだが、それはそれ。
広く認知してもらうには、こういったドラマは個人的には歓迎だなぁ、と。

正吉君はものすごく能力に偏りがあるけど、サヴァン症候群ではない。タイプ的にも随分違うかな。
でも、山崎賢人演じる主人公とは、何となく通じる部分もある。焼肉屋に入ったのにおにぎりしか食わないとかは、分かるなぁ。
というか、こういう役は大変だろう。

夏休みもいよいよ大詰めを迎えている。
毎年、宿題の読書感想文で苦労しまくる正吉君だが、感想文が苦手な子がいる事を考慮してか、最近は、課題図書も多彩になってきた。
今では図鑑っぽいものやら、科学をネタにしたものもある。俺の頃は文学系の読み物しかなかった。
本屋で俺がペラペラッと斜め読みして、これなら正吉君にも読めそうかなというものをチョイスしている。

今年は「クニマスは生きていた!」。


田沢湖で絶滅したと思われていたクニマスが発見されたという出来事を元に、一家族の目線でドキュメンタリー風に書かれている。写真や図が多いので、正吉君でもなんとかなるかと。

何とかなるとはいっても、本を読むのは超苦手。感想なんか一言も書けないので、毎年3週間くらい俺に怒鳴られながら、泣きながらやっていた。
病院の検査の結果でも出ているんだけど、正吉君は言葉の能力がものすごく低い。

ところが今年は、なんとビックリ。自分一人であっさりと仕上げてしまった。
どうしたんだろうと思ったら、チャレンジ(ベネッセの)に「読書感想文の書き方」という付録の本があり、それを参考にしたのだそうだ。
それにしても去年までの苦労を考えると、何かインチキしたに違いないと思った。まさか「クニマスは生きていた!」が例として載っているのではと疑ったんだけど、そうでもなかった。

読書感想文のクオリティは、正直言ってかなり酷いもの。
それでも、一応自力でやったのは、一歩前進したということか。

全国大会が最悪の結果に終わり、俺自身の意気が下がりまくっている今日この頃。
肝心の場面で能力を発揮できないのは、やはり正吉君が生まれつき背負ったものから来るものだと思う。

食事中にどこかを見つめて動きが止まってしまったり。
毎朝念押ししていることを、まったくやらなかったり。
可能性の一つとして、アメリカへのモトクロス留学というのは考えたことがあるが、正吉君は俺のサポートがなければ、生活すること自体が無理だろう。
正吉君本人が、自分で内面を変えないことには、今後何をやってもダメだと思う。

待つしかない。
しかし、腹が立つのも事実。

さーて、モトクロスもいつまでやるかなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NOT COOL

2018-08-27 10:10:34 | チョイ毒エッセイのようなもの
モトクロスのデカールってさぁ、申し訳ないんだけど、「こりゃすげえっ!」っていうほど衝撃的なデザインを見たことがない。

もちろん、とてもデザイン性の高いものもあるし、悔しいほどセンスがいいなあと思うものだってある。
でもね、やっぱ飛び抜けたものは無いと思うわけですわ。

その、飛びぬけた存在がない理由をズバリ書いてやろう。
それは、現存する全てのデカールが、同じコンセプトに基づいて作られているからだ。

同じコンセプトとは何かというと、「カッコいいこと」。

「カッコいい」という言葉自体にかなりの幅があるし、人それぞれ感じ方も違うけど、美というのは概ね普遍的なもの。
世界中のデカール屋さんは、カッコよくデザインしようと思って、知らずのうちに自分で見えない枠を作ってしまってるわけだ。

モトクロスの場合は、面積がとても小さいので表現も限られてくるし、形状的な制限もある。外装の素材がポリプロピレンなのでグラフィックの材料にも制限がある。
ホンダは赤、ヤマハは青など、メーカーの色分けという問題もある。ま、これは絶対のものではないけどさ。
結局、誰が作っても同じような仕上がりになってしまうのだ。

俺も創作を生業とする者。この枠を打ち破り、モトクロス界に一石を投じるとするならば、一つの選択肢がある。

つーわけで、YZ85のデカールを作るにあたり、「ダサい」をコンセプトにした(笑)。

単純に酷いデザインを求めるなら、シロートに頼めばいいんだけど、それは全然意味が違う。
グシャグシャに落書きしたものが偶然アートに見えることはあるが、それが必ずしもアートとは限らない。
誰もがパソコンを使う時代だが、同じ素材を使ってレイアウトしたとしても、素人とプロの仕事を比べると、歴然たる差が出るものだ。

こうしてここにツラツラと書いてみたけど、やってることはマジでしょーもない(笑)。

寄席をイメージ。


シートを畳にすると良さそうだが・・・


ポリタンク部分は、穴を開けすぎた(笑)

しかし、結局まとまり過ぎちゃって、漢数字ゼッケン以外は普通にしか見えんね。ダサいって、案外難しい(笑)。
過去に最も衝撃的だったのは、やっぱ田中代表仕様のデカールだったな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地底からの侵略者2018・その後

2018-08-15 10:26:11 | チョイ毒エッセイのようなもの
徹底的に地下茎を穿り返したヤブガラシのその後がどうなっているかというと。



やっぱピョコンと芽を出しやがる。

しかし、そこを掘り返してみると・・・








ほとんどは、前回掘り返した時に残ってしまった地下茎のカケラから芽を出したものばかり。
こんな状態からも再生するわけで、放っておいたらまたヤブガラシで蔓延してしまう。

今現在、残った地下茎から芽を出したヤツを除去するか、前回見落としていた地下茎や、掘り返さなかったエリアから出てきたヤツらを掘り返して除去しているところ。

とりあえず、地底からの侵略者との戦いは、第2ステージに移行したと見ていいだろう。

前回、ケイピンエースを打ち込んだ箇所はどうなったかというと、写真が無いんだけど、効果は微妙といったところ。
確かに枯れたと見られる地下茎もあるけど、ケイピンエースを打ち込んだ箇所から10cmくらいのところから、ニョキニョキと芽が伸びていたりもする。
掘り進めなくなった箇所にはケイピンエースよりも、ラウンドアップ・マックスロードを撒いてやった方が効果があるように見受けられる。

結局のところ、確実に撲滅させるには、掘り返すしか方法が無いようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウッフ~ン

2018-08-08 10:10:52 | 俺のR45
Extremely hot everyday!

閉じた瞳にkissされてるような
日差しが照りつけるSummer days
キラキラbeachをキミが向こうから
Take a splash走ってきそう

なんだかキミのとこまで飛んでいけそう
いつも繋がってるみたい
めまいは暑さのせいなの?
It's a strange summer!

(大笑)

暑中お見舞い申し上げます キャンディーズ 1977


「あの頃の歌は良かった」といった言葉をネットで目にする事が多いが、俺は必ずしもそうは思わない。
当時には当時の、今には今の良さがあると思う。

全てに当てはまるわけではないが、この時代の歌と今の歌との大きな違いの一つに「詩先」か「曲先」かがある。創作されるときの順番のハナシね。
詩先の多かった当時の曲は、歌詞のイントネーションとメロディーの抑揚が合っていることが多いため、キャッチーで覚えやすい。
※「うっん」ではなく「っふん」なのは意図的なものだと思う

2番の歌詞が1番の歌詞の単語入れ替え程度のことが多かったり。

もう一つ思うのは、なんと言っても当時は歌詞中に英語が少ない!
今の歌は腹が立つくらい横文字ばかりで、日本人の誇りはどうしたっと言いたくなってしまう。まぁ日本は戦後、アメリカの影響を大きく受けたわけだから、これが日本の文化なのかもしれないね。

このキャンディーズの歌は喜多條忠氏による作詞。
かぐや姫の「神田川」や柏原芳恵の「ハロー・グッバイ」(柏原芳恵はカバーで、元はアグネスチャンなのだそう)も同氏によるもの。
歌詞中に英語由来の言葉は、なんと「パラソル」しかない。暑中見舞いという文化どころか手紙や年賀状すらなくなりつつある今、俺も時代に流されたふりをして、三文作詞家ばりに(笑)現代風の歌詞にしてみたヒヒヒ。
メロディーに合ってないのは許してくだされ(笑)。女性が歌う曲で、相手の男性のことを「キミ」というのはキモイと思うんだけど、いかがなものだろう。

いや~今年はホントに暑いですな。
俺のクッサイ作詞で、ちょっと涼しくなっただろ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏が須臾(しゅゆ)にして往く

2018-08-06 11:33:55 | 正吉君モトクロス
8月5日、MFJモトクロス全国大会が行われ、正吉君が出場した。会場はスポーツランドSUGO。

昨シーズンの忘れ物を取り戻すのが目的だった今シーズン。一番の狙いだった全日本オフビを散々な結果で終え、ラストチャンスである今大会に向けて、俺も正吉君と共に真剣に取り組んできた。正吉君の集中力の持続を考えて、当初予定していた中部選手権や、他エリアへのスポット参戦は、ほとんど見送った。
正吉君は決め所で決めることができるか。

21台エントリー、19台出走。レースは1ヒートのみ。


スタートで捲れて単独転倒、全ライダーが大坂の向こうに消えた頃に、ようやく最後尾からスタート。
追い上げるも届くわけがない。9位でフィニッシュ。

本当に腹が立つ。レース以前の問題である。こんなの初歩中の初歩の話じゃん。
攻めて走ってクラッシュするなら怒らないが、今までの努力、時間、お金、気持ちを全て無駄にしてしまった。

正吉君は練習走行時にいくら速く走っていても、レースでは10回のうち8回くらいがこういうパターンとなる。
結局は、実力がこの程度ということだ。

メンタル、、、というより、俺は「メンタルを支える思考が弱い」のではないかな、と思っている。
トレーニングがキツい、ダルいというのは誰でも感じることだと思うけど、例えば、ランニングするために玄関を出たら、マトモな奴ならそれなりには走ってくるだろう。
「嫌だけど、このためにはこれをやらなければならない」「前回はダメだったけど、今日こそはやってやる」「ここまでやってきた成果を見せてやる」といったロジックがなく、立ちはだかる敵に、剥き出しのままの、その場の気分で触れることになる。これには俺もほとほと弱り果てているわけで。

しょーもない夏が1秒足らずで終わった。
いや、正吉君はこういうヤツだということが前提なわけだから、とどのつまりは俺の努力が足りないということなのだろう。



今回は会場がSUGOだったせいか、西からのエントリーが極端に少なかった。65クラスは選抜ではなくフリーエントリーなんだけど、そこは全国大会。各エリアの腕自慢が集まった。
そして、6年生比率高し。なんで?

上位3名は正吉君よりも頭一つほど背が高い。また、練習走行のタイムから判断して、レース前から「表彰台はないな」と思っていた。
ほぼ予想通り、スタート位置がフリー選択の公式練習ではベストラップ4~5位くらいで2着。
そしてグリッド予選が4位。
決勝前には、実力的には4~6位くらいかな、と読んでいたのだが・・・。

過去の慣習的に、65は5年生までとするライダーが多いが、MFJの現規定ではジュニアライセンス、PCライセンス保持者であればOK。つまり、中学校3年生まで65に乗れることになる。
女の子や、身長が伸びなかったとか。あるいは、小学校でモトクロスを一区切りにするとかの理由で6年生まで引っ張るのは分かるが、「なんでこんなライダーがまだ65に乗ってるの?」というレベルだったりすると、ウ~~ン・・・。
後進に道を譲るっちゅー部分は、どうなっちゃうんだろう。

我が家は、65はこれで一旦卒業、練習は85にほぼ一本化する。
ただし、今のそういった流れを汲み取って、今後は狙いどころの大会のみ65でスポット出場の予定。
今年もまた、忘れ物を残してしまったからね。

MCはなんと、FAT恩田さん。

去年一昨年の広島は、主催の中の誰かが一生懸命マイクで話しているという感じで、それはそれで好感を持った。
しかしプロはやっぱ違いますな。
ただ、全国大会ということを考えてか、少し控えめな語り口調だったような笑

集合写真撮影前のグダグダ笑

ダルい、とかいうのは分かるんだけど、スタッフが「選手は全員写ってください」と何度も言ってるにもかかわらず、ヘッチャラでパドックに戻るアンポンタン(失礼!)がいたのは事実。
現場の規律、つまりはレギュレーション的な意味合いでもあるのだから、そういうヤツはレースに出場する資格がないと思うぜ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする