THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

ライバルに塩を送ってみるか?

2009-02-24 20:51:17 | チョイ毒エッセイのようなもの

あるまじき事だが、筋金入りのアンチホンダである俺、ホンダのラインナップの中に欲しい車種が出てしまった。ク、クソ~。
ホンダ インサイト・・・とシャチョサン(フィリピンパブ風に)。

Insight

これだけ安いのは魅力だ! 既に結構な勢いで売れているみたいですな、クソ~!! デザインは先代のインサイトは非常に良いデザインだと思っていたけど(クソ~)、新型はあんまり好きじゃないかな。ま、悪くもないけど。しかしインサイトなんぞ買った日にゃ、「HONDA」のロゴを消すのに忙しくなってしまうぞ。どっかコイツより安いハイブリッドを早く出せ! 一月以内に(笑)。
スペックとかグレードとかは良く分からないので、ホンダの公式サイトでも見てチョ。
 
ウチの奥さんが普段使っている日産マーチがそろそろ5年。家族5人が乗ると、その内3人が子供とはいえ少々狭い。この後どんどん大きくなるワケだしね。話は逸れるが現行マーチのデザインは、間違いなく世界でもトップレベルの物だと思っている。俺のライバルであるホンダさんトコのは、見た目はソコソコでも「奥が深い」デザインてのはあんまり無いね、スミマセン。

 
さて、金があればアルファードかエルグランド、エスティマ、はたまたMPVとかがいいのだが、そんな金は何処にも無い。大体からしてウチの奥さんは非常に大雑把な人間なんで、間違いなく車をぶつけてベコベコにして、ぶつけた事は俺に黙っていて、しかもぶつけた事を全然気にしないという結果が待っているのは、ここに書くまでも無い。ちなみに俺はというと、車には指紋が付くのもイヤ。
そんな事情もあってマーチより少しだけ大きな車がいいなと思っているのだ。あと一月で結婚して10年だし、その日に間に合わないとしても買ってやるのもいいかなあ・・・と。※確か4月から税金が安くなる・・・ホンダはそれ以前に購入した人にも何らかのメリットを付加するような事を言ってたような・・・。
但しウチの奥さんは非常にドライな人間なんで、結婚10周年だろうが興味は無いだろうし、この間のバレンタインデーにも義理チョコをくれたし(笑)、仮に車を買ってやっても「あっそ」というカンジなのだろう。鉄仮面なんですわ。ちなみに俺はというと、かなりロマンチストである。
こうやって「インサイトを奥さん用に買いたい」とかブログに書いていると、「奥さんがこのブログを読んで喜ぶんじゃない?」と思う人もいるかもしれない。しかし非常に悲しい事であるが、「彼女の性格がドライなので、感動をしない」ということを差し引いても、それは有り得ないだろう。何せウチの奥さんは文章を読むのが嫌いだし、大体からしてブログの読み方が良く分からないらしい(過去の記事から入ってしまうと、何処がTOPで、どれが最新の記事なのかが判らない模様)。なので以前はこのブログ(の過去記事w)を見てたはずだが、現在は見てないはずだ。ちなみに俺はというと、人の意見とか考え方が結構気になる方だ。本を読むのも好きで(とはいえ最近は全く読まない)、文章を読むのも全く苦にならないから、どうしても人のブログは見ちゃうな~・・・。
 
ホンダはスーパースポーツ(バイク)やスポーツカー、原付とか四輪の小排気量車はイイのを作るというイメージがあるけど、ファミリーカーやネイキッドバイクなどの「比較的個性の薄い車種」を本当に無個性に作ってしまうところが何とも言えませんな。アンチホンダとは言ってても、DN-01なんか結構好きなんだけどね。初めて見た時にはムカシのVT250Fかと思ったけど(笑)。でもディケイドに出てくる奴はイヤだな(笑)。ほとんどそのまんまで色の趣味が悪いだけじゃんか。

Df01_2

ちなみに、ディケイド自体、見るたびに「アッ、ゲイだ」と思っているのはヒミツだ。

  
最近は自動車業界はかなり苦しんでいる模様。ホンダの今期は何とか格好だけは付いたらしいけど、最後のスポーツカーS2000がカタログ落ちするとか、メジャーレースから撤退するとか、シャチョサン(フィリピンパブ風に)が変わるとか・・・。
確か、俺のライバルである本田技研は(アホだと思って下さい)、歴代社長はみんな技術畑出身じゃなかったっけ? だとすると我社と同じじゃんか(アホだと思って下さい)。シャチョサン(フィリピンパブ風に)交代の件と業績のは因果関係は不明だが、本田宗一郎をライバルとしている俺としては(アホだと思って下さい)敵がいなくなるのも寂しいので、頑張って欲しい物だと思う。

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坂は下る前に、登らなきゃイカンのよ

2009-02-21 23:38:01 | 工作

先日の記事で、何となく紹介したDDC。色々あって、何故か!ほぼヤル気になってきてしまった(笑)。
一応このブログは比較的アクセス数が多い部類なので、「人気ブログ」として(嘲)検索に引っ掛かり易い。ライバルwに「ワークスマシン」の開発(笑)工程がバレまくってしまうのもマズいだろう・・・という事で、検索エンジン対策として(引っ掛からないようにw)、以後このレースの事はDDCと表記する事にする。ワークスチームがサーキットで、ブルーシートを使ってPITを隠すようなモンだと思って下さい(笑)。カテゴリーも追加だす。(うぉ、ホンキだw)
相変わらずやりたい事が多すぎて空回り中のため、もし今年の参戦が出来なかったら「口先男だ」と盛大に笑ってやってください。アッ、既に口先男かな(笑)。
 
俺がムカシから憧れのイベントがある。鳥人間コンテストと、本田宗一郎杯エコラン(←音が出るよ!)。自分で作ったマシンで出場するなんて最高だと思うのだが、素人の俺がたった一人で挑戦するには、既にレベルが雲の上ほど高い。
元々俺はレース派ってワケじゃなくて、そもそも根っこの部分ではイジってりゃ幸せってだけなのだ。当然イジれば走りたくなる訳で、お巡りさんに咎められる事なく全開にできるクローズドコースを選んで走る事になっている・・・というのが現在レースやってる理由の一つ。
以前は狂ったように一般道を走り回っていたのに、最近Vmaxを放置してしまっているのはそれが原因でもある。俺は改造したバイク(あるいはメンテナンスなど、自分でセットアップしたバイク)で全開をカマセたいのだ。
故に俺は、マシンを作るというキャラクター的に見て、ドラッグレースにはかなり興味がある。仮に趣味以上にレースに関わるとするならば、間違いなく「走る側」ではなくて「作る側」だろう。
 
さて、DDCである。
元になったソープボックスダービーの起源ってのは、今から80年位前とかなり歴史が古いようだ。今でも、発祥の地であるアメリカ・オハイオ州にて毎年開催されている、超メジャーイベントらしい。現在の冠スポンサーは、今をときめRedBullだよ!
All American Soap Box Derby

NET上で拾える情報内から察するに、本家のイベントはかなりオチャラケのエントラントが多い模様。それにしてもこれくらい盛り上がると、出場のしがいもあるよなあ。俺がアメリカ人ならば「あ」も「す」もなく出てるぞ。日本じゃどんなレースでもここまで盛り上がったトコロは見た事が無い。観客動員数としてはF1日本GPとか8耐とかはまあまあなのかもしれないけど(詳しくは知らない)、聞いた話ではアメリカではメジャーリーグは勿論の事、マイナーリーグ以下の試合でもかなりの観客動員数があるらしい。俺自身他人が走るレースの観戦にはほとんど興味が無いのでこんな事を書くのも恐縮だが、「観戦」という事に対して基本的な何かが違うのだろう。
 
アメリカだけじゃなくて他の国でもやっているみたいで、フェラーリとかボルボ、ロータスなんかがやたらとホンキなマシンを製作してやってるみたい。
フェラーリ。フェラーリはV12が信条じゃなかったのかw

Ferrari

ボルボ。この形式はDDCでは不可。

Volvo

ロータス。

Lotus

黄色いのはチーズフォンデュみたい(笑)。

Lotus2

幻の多角形コーナーリングをお願いします。
 
そんじゃ日本国内では・・・というと・・・あった。他にも。
日本ソープボックスダービーHP
ところがこのレースでは、ドライバーは子供という大前提があって、マシンもイコールコンディションになるようにレギュレーションで制限されている。ウーム・・・。ちょっと俺が求める物とは違うような・・・。まあそれでもアメリカ本国のソープボックスだダービーに倣う形式のようで、これはこれで面白そう。今年はダメだけど、来年以降ならばウチの子供たちも年齢基準をクリアするので、その気になったらやってみようかね。
本国と比べてエントラントが少ないのが気に掛かる。ローカルTV番組では取り上げられているみたいだけど、全体に注目度低いんスかね。それともアピール不足? 願わくばせめて日本国内だけでもレギュレーションが統一されれば、やりがいも生まれてくると思うのだが・・・。
 
俺がターゲットにしているDDCも、どうやら今年も9月の開催を目標に動いているようなので、一人でマシン製作をする俺は早々と動き出す事に・・・? ホンマかw
そこで諸々の事を散々考えた。
真っ先に決定しなければならないのは、車輪関係だろう。なにせタイヤとホイールは自分で作ることができないので、車輪に合わせて車体設計する必要があると思われる。
現在の主流は20インチの自転車ホイールにミシュランのエコラン用タイヤ(既に廃盤)を履かせる事のようだが、真っ先に俺が考えたのは、タイヤの外径が大きい方が車軸の回転数が少ないので、抵抗が少なくて有利なのでは・・・という事。
色々エコラン関係のサイトを見ると、一昔前までは実際にそうだったらしいのだが、自転車の26インチでは横剛性が望めずに24インチ化。タイヤも完全に覆うフルカウルが主流になって以降は前面投影面積を小さくする為に20インチが定番となったのだそうだ。現在はさらに小径化して14インチに移行し始めているらしい。自分でテストしたわけではないので受け売りだが、専用タイヤがあることで、24インチと20インチの転がり抵抗には差は見受けられないとの事。
それに、調べた所どうも24インチのレース用スリックには、ほとんどラインナップが無い。使えそうなのはパナレーサーのチューブラータイヤ(タイヤとチューブが一体化したもので、リムに接着して使用)くらいで、使えそうなハブも限られてくる(手間を掛ければ色々な手段はあるが、素人にはあまり現実的ではない・・・と判断した)。
 
簡単に作ろうと思ったら20インチの自転車を2台買ってきて、チョン切って使えば良いのだが、早々にその案は却下。先日の正吉君スペシャルに使ったドナー自転車のハブを見たら、大雑把に言えばアクスルがバイクのステムみたいな構造なのだ。

Img_2885

自転車との付き合いも長いけど、初めてバラして初めて知った。締め付けトルクによって転がり抵抗が変わってしまう。普通の深溝玉軸受がイイのに・・・。ロードモデルには工業用などで使われる深溝玉軸受を採用しているケースもあるみたいだが、バイクと違って「バラ売りされているパーツを組み立てる」スタイルの自転車には、異常な量のパーツラインナップがある。なのでいまだ概略すら把握しきれていない。
条件を絞って探しまくったら、何とか俺の希望に合う物を発見。しかし何とベアリングがインチサイズ。何でじゃい。何とかならないのか。しかもIRCのエコランタイヤの新品買うと、車輪関係だけで軽く10万越えだ。MAXでも20万くらいのつもりなのに、大丈夫か? もう少し探してみるか・・・。
 
しばらくこのカテゴリでは、妄想が続くでしょう。ケケケ

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正吉君、ライダーへの第一歩

2009-02-17 21:08:02 | 工作

ステムによって前方にオフセットされたハンドルバーは、オフセットをゼロにしたい。
ハンドル周りの部品は作る気になれば簡単に作れるが、丁度良い材料を在庫してないので、ドナーの物を加工して使用する事にした。
グリップが嵌る部分はバイクと同じで22.2φ。いわゆるテーパーハンドルなので、中心にハンドルステムが通る貫通穴を開けた。

Img_2817

正吉君の体にあわせてハンドル巾を出来る限り切り詰めて溶接。
 
これで部品の加工は全て終了したので、塗装に入る。
俺は一応、塗装に関してはある程度は本職なので(なんちゅー日本語だ)、参考までに手順を紹介。
 
旧塗装が残っている物はスケルトン(塗装剥離剤)である程度剥離してから、全ての部品にブラストを掛けた。
ブラストは塗装の下地処理として非常に有効。DIY塗装をする場合は、一般的にペーパー掛けなどして下地処理する事が多いと思うが、一度ブラストを使ってしまうと、アホらしくてペーパー掛けなどはやってられないほどの差がある。作業も早いし、細かく入り組んだ部分の処理も楽。そして何と言っても、塗装のノリが圧倒的に違う。ペーパー掛けだと垂れてしまうような場面でも結構な厚塗りができるので、缶スプレーで塗装してもかなりのクオリティが望める。塗装の食いつきもいいので、ヘタにプライマーを塗るよりも、ブラスト後に2液性のウレタン一発の方が良い場合すらあるほど。
 
今回はフレームをオレンジにして2液性のウレタンクリヤーで仕上げたかったのだが、在庫の塗料の組み合わせの都合でクリヤー以外はラッカーの缶スプレーを使うことにした。
この塗料の上からはあの塗料は塗れない・・・とか、色々あるんですわ。全てをウレタンにすれば問題はないけど、ウレタンのオレンジを1缶買わなきゃいけなくなってしまう。
 

Img_2819

プライマーを塗って、アイボリーで下塗り。

Img_2825

オレンジは下地の隠ぺい力が低いので、下地を白やアイボリーなどで塗ってやる必要がある。なんかルイガノっぽくてカッコいい。このままでもいいか?・・・と思ってしまうが、やっぱりオレンジを塗る。

Img_2828

ノズルの先っちょを回して楕円パターンを縦横変えながら、塗料が付きにくい箇所を先に塗っておく。場合によっては筆注ししておく場合もあり。

Img_2827

缶はお湯に漬けて暖めながらやっている。ストーブの上の鍋の中に入れる人もいるが、アリャ結構キケンなのでやめた方がいいと思います。知人の知人はそれをやって缶が爆発して、片目を失明してしまったのだそうだ。俺は俺で数ヶ月前にちょっとした事件に巻き込まれて、目の前で缶スプレーが爆発! 前髪がチリチリになってしまった。
 

オレンジの缶スプレーを買ってくる時、明るいオレンジと濃いオレンジの2種類があった。ホントはその中間くらいの色が良かったのだが、仕方なく濃い方をチョイス。狙った色が作れないのは缶スプレーの欠点の一つである。オレンジとグリーンは非常に難しい色で、看板屋に入って間もない頃は、注意して色を作るようにいつも言われたものだ。何せ大面積に塗ると、色見本で見たときとかなり印象が違う。大体は濃く見えるかな。
缶スプレーを買ってくる時は、経験上なるべく金額が高い物を買ってきたほうが良いと思う。高いやつと安いやつを比べると、塗料の違いも然る事ながら、ノズルの出来不出来の差が大きく感じる。
バイクの外装を塗る場合は、原則としてラッカーにしておいた方が何かと都合が良いと思う。もちろんラッカーを塗ったそのままだとガソリンには溶けてしまうが、上からウレタンを塗ることが出来る。変なのを塗ってしまうと、再塗装時に全剥離しなければならない。普通のエナメル(要するにペンキ)を刷毛塗りした人が知人におりますが・・・(笑)。
 

Img_2832

マーキングも塗装でやったほうが段差が出難くてきれいに仕上がるが、面倒臭いのでカッティングで・・・。クリヤー塗装の前に貼っておく。

Img_2833

正吉君マークがイイ味出してるでしょう(笑)。何度も書くようだが、「正吉君」は本名じゃありませんよ。字も全然違うのだ(笑)。
 

Img_2835

クリヤーは硬化剤を混ぜて、ガンで塗装。

Img_2836

ちなみに仕事ではガン塗装は滅多にやらない。刷毛5、ローラー3、筆1、吹き付け1くらいかな? 余談だが、一昔前は刷毛5、筆4、ローラー0.5、吹き付け0.5くらいだった。仕事のやりかたや求められるクオリティ、材料などが変わってきているのだ。
ガンは吸い上げ式(塗料カップが下に付いているタイプ)と落下式(カップが上に付いている)の2種類使っているが、ほとんどは落下式でやっている。何故かというと、最大の理由は下から上に向かってとか、上から下に向かって吹き付けできるから。缶スプレーもこれができないので不便だ。

Img_2829

ガンが無い人も、缶を二重構造にして2液性ウレタンを仕込んだ缶スプレーもあるので、今回とほぼ同じ塗装はできるはず。ただし1缶¥2000くらいだったと思うので、高くついてしまうのが欠点。
 
ウレタンは垂れ難く、かなり厚塗りが出来るので、ラッカーと比べてハイクオリティな塗装が可能。

Img_2839

塗料の種類に限らず、塗ってしばらくしたら石油ファンヒーターの前に置いて乾かしている。乾く前にやると泣きをみる場合があるので、触れるぐらいに乾いてからがオススメ。キレイに仕上げようと思ったら慌てるのは禁物で、今回くらいの大きさの物でも塗り始めてから3日間くらい掛けて塗っている。吹き付ける前に#600~#1000位のペーパーで擦ってやるとゴミも取れるし表面もテカテカに仕上がる。
 
全くのプライベーターが塗装をやろうと思うと、最大の問題になるのが場所でしょう。臭いもかなり出るし、塗装ミストも舞う。俺の場合は会社に垂れ流しの作業スペースがあるので、この程度の大きさの物であれば普通に塗れる。
でも、バイクのフルカウルくらいとか、車1台とかになると少々厳しい。大き目の物を塗る時は簡易ブースを作ってやっている。
 

Img_2841

組み立てて、アクスルの六角にキャップを取り付けた。コレはケガ防止もあるけど、倒した時に床に傷が入るのを防ぐ為。適当に買ってきたら、4個中2個が大きさが合わない・・・。
 

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正吉君を跨らせてやったが、やっぱり爪先ツンツン。

Img_2857

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サドルのクランプを引っくり返して、シート高を気持ち下げてみたが、あまり変わらないようだ。フレームの構成上、どんなサドルを持ってきても、これ以上は下げれそうにない。もっと初期段階で考えるべきであった。
 

Img_2860

丸棒を組んで専用スタンドを製作。ディスプレイ台のようなモンだ。
この状態で正吉君を乗せたら、自分で降りれなくなってベソを掻いていた。

Img_2864

それなのに興味深々の正吉君。

Img_2865

朝起きてきて、初めてこの自転車とご対面した時は、30秒くらい動きが止まっていた。
 

ついでに、満面の笑顔でテーブルによじ登る正吉君。

Img_2866

一心不乱にメシを食う正吉君。

Img_2869

 
ちょっと足つきが悪いので、この自転車はしばらく部屋の飾りかな。半年も経てば自分で乗れるようになるだろう。
カタログスペックを参考に、写真の縮尺を合わせてキャリーキッズと大きさを比較してみる。

Hikaku

タイヤの大きさはほぼ同じ、シートポストの位置から推測するに、キャリーキッズの最低位置とそれほどのシート高は変わらないと思われる。クソッ。それでも全長はかなり短い。
 

Complete

ちなみにこのミニミニ自転車、販売計画アリ。諸々の事情でこのブログ経由では売れませんが・・・。
今の所、コストと販売価格の折り合いが付かないので、もう少し先になりそう。

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晴れた日にゃ砂埃のヒゲができる

2009-02-16 20:32:32 | チョイ毒エッセイのようなもの

2月15日(日)もイナベで練習。やっぱいつものメンバーだす(笑)。天気が良かったので、もっとウジャウジャ来てるかと思ったら、そうでもないんですな。

Img_2844

2グループ(速い人と遅い人・・・俺は後者ねw)に分かれて30分交代での走行となったので集中して練習できるかと思いきや、なんか時間が来ると走らなければイカン雰囲気になってしまい、冬季のテンション低下中なオッサンは走るのが面倒臭え(笑)。一体何やりに来てるんだか・・・。
相変わらずT田さんは元気に走り回っているが、ME06さんはラジコンをやり始める始末(笑)。

Img_2845

彼を直接知っている人は、ラジコンとイメージが結びつかないのでは? ちょっと新鮮でありました。

Img_2847

 
苦手なジャンプもだんだん慣れてきて、調子に乗って飛んでガシッとフルボトムして落っこちたり。このままだとその内にケガするぞ、絶対。
いつも思う事なんだが、俺はコーナーでスロットルを開けるタイミングが遅い。ストレートからコーナーに入っても向きを変えるのが遅くて、普通だったら立ち上がるあたりでもまだバイクが寝ている。なので出口の辺りでかなりアウトに膨らむ。それを取り返そうとまたストレートを引っ張りすぎるものだから、完全に悪循環。結構なペースで走ってるつもりなんだが・・・。
午前中はヌタヌタだったのに、だんだん走りやすくなってしまった。泥を期待していた俺はちょっと残念。まあ片付けは楽になったという事で、ヨシとしよう。
 
ハイエースの中には、既に仮組みされた正吉君スペシャルが。製作記は後日。

Img_2855

 
ME06さんにラジコンを貸してもらって走らせていたら、T田さんが「成田が来てる!!」って言うので、急いで見に行った。
スゲ~!! 速すぎて何の参考にもならねえ。ほえー・・・と口を半開きにして見るだけ。正吉君、頑張れよ。
アッちゅー間に通過するのでロクな写真が撮れん。

Img_2852

写真の才能無ぇわ、俺。ケケケ
 
帰ってきて成田選手のブログを見たら、アリャ? SUGOに行ってたって・・・? それじゃアレは一体誰だったんだろう。
 
そして走行時間が終了して空きはじめた駐車場で、またもやラジコンが走り回る。

Img_2856_2

どうやら我々を仲間に引きずり込もうとしているらしい。
う・・・イカンイカン。

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正吉君のスペシャルマシン

2009-02-14 01:18:13 | 工作

正吉君の自転車の製作を始める。
俺が「ペダル無しの自転車」を作る上で、工作技術と設備の都合上製作不可能なのがステムシャフトである。 ※タイヤやホイール、ベアリングとかの既製品を使うのが当たり前な物を除
なので他の自転車の物を流用する必要がある。
 

Img_2787

コレは数年前に拾った自転車。パクってきた訳ではありませんよ、粗大ゴミの時に拾ってきた正真正銘由緒正しき自転車である。
元々はビーチクルーザーっぽいオシャレな自転車を作ろうと思って拾ってきたものの、このまま放置すれば再び粗大ゴミ置き場行きとなる事は間違いない。君には正吉君用の自転車のドナーになってもらおう。
ステムシャフト以外を完全オリジナルにしたいところだが、手間の問題もあるので使えるところは極力使う事にした。
 
各部をバッサリと切断して、部品を摘出。

Img_2793

ネックとメインフレームはアルミで作り直したかったのだが、ベアリングレースを打ち込む部分の製作に旋盤を回す必要が生じる。面倒臭いのでそのまま使用する事にした。ビール好きの父を許せ、正吉君。
参考の為にこの時点での重さ・・・タイヤとメインフレーム、ハンドルポストとハンドルバー等の主要部品の重量を量ってみた。

4.2kg。

Img_2789

PacificのCarryKidsで5.7kgとの事(ペダルを装着した状態と思われる。しかもブレーキなども付いた状態)なので、正吉君スペシャルは残念ながら然程軽く製作する事はできないだろう。
ホイールのアクスル部分のプレートは、キャスターの金物から切り出した。

Img_2800

コレはシャフトの周り止めの爪が引っ掛かる形状の穴を開けるのが面倒だったから。無精な父を許せ、正吉君。前後左右の4枚をまとめて整形。
フロントフォークステムは6mmの鉄板から切り出して製作した。

Img_2801

ちょっと考えて、フォークオフセットはゼロ。BMXなんかはフォークオフセットがゼロだったりするが、大抵の場合はアクスルをオフセットしてトレールを稼いでいる。正吉君SPLはアクスルのオフセットもゼロ。何故そういう判断をしたのかというと、ブレーキワイヤーなどが無いのでステアリングが360°回転してしまい、前後が関係なくなってしまうだろうから。ハンドリングがどうなるかは不明だが、正吉君にインプレッションしてもらおう。的確な判断を頼んだぞ、正吉君。
コレにフロントフォークをTIG溶接。

Img_2802

 
サドルは表皮が破れていたので、張り替えれないかと思って剥がしてみたところ、ちょっと困難な事が判明。
仕方が無いので近所のサイクルベースあさひにて買ってきた。ついでにグリップも新品購入。

Img_2807

喜べ、正吉君、新品だぞ。合計¥2000弱。
 
リヤアームは適当な丸パイプに砂を詰めて手曲げ。

Img_2810

砂は篩に掛けて乾燥させたパイプ曲げ用に取り置きしてある物を使用。元々は単なるセメントを捏ねる為の砂。

Img_2812

リヤアームの溶接時に構成上センターを出すのにちょっと苦労してしまった。最後は微妙なところで妥協。酔っ払って判断が鈍っている父を許せ、正吉君。
とりあえず仮組みしたのがコレ。

Img_2813

全長で58cmくらいという極小サイズ。PacificのCarryKidsで全長75cmとの事なので、正吉君スペシャルが如何に小さいかがお分かりいただけるかと思う。
正吉君の股下は実測で20cmくらい。出来る事ならばそれくらいまでシート高を下げたかったのだが、残念ながらソコまでは無理であった。何せタイヤの直径で既に20cm近いのだ。シート高は実測で25cmを越えてしまった。加工技術の甘い父を許せ、正吉君。
 
全く乗ることができない自転車を作ってもしょうがないので、確認のために一旦正吉君に跨らせてみる。

Img_2814

ここ数日で何センチか足が伸びたのか(笑)? なんとか爪先だけは付くようだ。足が長くなればジャニーズ入りは濃厚だぞ、正吉君。
正吉君は最初は跨るのを嫌がっていたが、暫くすると気に入ってしまったようだ。父の偉大さを思い知ったか、正吉君。
 
まあ俺自身がライディングテクニックを持っているワケではないので、当然正吉君にもライディングなんか教えられない。でもまあ横峯パパのようなケースもある。きっと子供はみんな、親の情熱くらいは受け入れてくれるだろう。
同じような事を考えて、同じような物を作った人は他にもいると思うので、「一番」ではない筈だけど・・・敢えて言ってしまおう。コレが世界で最も小さい子向けの自転車になるであろう、と。国際A級養成ギブスだ。星一徹と同じように、俺もちゃぶ台を引っくり返すぜ!! アッ、今は俺んちにゃちゃぶ台が無ェわ。今度買って来よう(ウソ)。
 
この後、ハンドル周りの加工を済ませてから仕上げに入る。暫し待て、正吉君。
 
念のため書いておきますと、「正吉君」ってのは本名じゃありませんヨw

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ビールとバイク、どっちがシアワセ

2009-02-12 13:25:38 | チョイ毒エッセイのようなもの

最近、バイクにほとんど乗ってない。まあ理由は色々ある。280馬邪がかなりガタガタで、必ずどこかをイジらなければ走れないとか。24時間耐久以降、気が抜けちゃっているとか。景気の悪化でテンションが低下気味だとか(俺の仕事は景気の影響を受けやすい・・・今の所は満足な量ではないが、とりあえず仕事はある)。寒いとか(笑)。
 
最大の理由は、出掛けるのが億劫だという事である。要するにオッサン化しているという事か。
 
「お父さん、どっか連れてって!」
「待て、よく見てみろ。ツバメが低く飛んでいるぞ。今日は雨が降るから家でビールを飲む事にしよう。」
プシュッ。
 
こりゃフィクションであるがw、同世代な方々には理解していただけるだろうと思う。
それほどにココの所は、走りに行こうと思ったのに行かなかったという日が多い。
11日もそうなりかける所であった。
 
田中麗震愚の掲示板に「イナベに行く」というME06さんの書き込みがあったのを見て、重い腰を上げる事にした。自分の意思は何処へ・・・。
 

Img_2804

自宅からイナベは高速を使えば1時間も掛からない。何とか11時前に到着。予告無しに突然現れた俺を見て、ME06さんとT田さんは目を丸くしていた(笑)。280馬邪はここのところ放置しっぱなしだったので、タペット調整など基本的な整備をしてからコースイン。
今シーズンの初め頃からここのコースでは音量規制が設けられてしまったので、今までは来たくても来れなかったのだが、現在280馬邪にはノーマルマフラーを装着してある。
 
イナベに来たのも久しぶりだし、バイクすらロクに乗ってなかったので、ゆっくり走り出した。
出かける前はあんなに面倒だったのに、走り出すとそんな事は吹っ飛んでしまうのが不思議だ。
終盤はそこそこ連続走行できたし、走っている間は雨にも降られず(片付けているときに降りだした)、家でビールを飲んでいるよりは良かっただろうと思ったのであります。

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ステンレスのボディーがタイムトラベル時の粒子の分散を促進する

2009-02-10 13:23:10 | 工作

「作るぞ」と言ってから悠久の時を経て、テレビ台が完成した。

Img_2794

棚板のみ樹脂版の上にステンレス板を貼っているが、他はオールステンレス。天板に至ってはミラーなので、高級クラブかラブホテル並みに光り輝いている。材料が勿体無ェ・・・。
とはいえ材料は全て在庫品で、しかも約9割が端材を使用。なのでどうしても思ったサイズの材料が無かったりして、仕上がりがちょっと不自然な所もある。
設計図も一切書かずにやってるし、面倒だったので扉も無し。ブルーレイはフロントパネルを開かないと操作盤が出てこないので、子供もイタズラはしないだろうと思ったら、大間違いだった。正吉君はいきなりフロントパネルをパカッと開けていた。カバーを作らねばならない。

Img_2799

正吉君が転んで頭をぶつけてケガしないように、角はR。
この調子で自宅をステンレス化していく予定。ヒヒヒ
 
次は正吉君の自転車。既に作り始めてます。(コッチはステンレスじゃありませんw)

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黒字企業にささやかな抵抗を

2009-02-07 23:46:53 | XR250

先日、280馬邪のブレーキペダルの先っちょのリターンスプリングが折れてしまった。
スプリングだけ出ないかなーと思ったが、甘かった。やっぱASSYだ。
この間インチキ技で直したばかりのブレーキペダルを買うのは、あまりにも悔しすぎる。
 
心当たりを探してみたけれど、使えそうなスプリングは売ってない。そんなら作っちまえ、と思ってバネ用の針金を探したが、見当たらず。
仕方が無いのでTIGのステンレスのフィラーワイヤーを曲げて作ってやった。

Img_2784

適当なドリルにクルクルと巻き付けて、ラジオペンチで折り曲げただけ。ピンはリベットで留まっているのでドリルで揉んで外す。

Img_2785

セットしてリベット打って完了でヤンス。
まあ暫くは大丈夫だろう。
 
昨日バイク屋さんに仕事に行ったらこんなもんがありまして・・・。

Img_2782

「現状でよければ格安でイイですよ~」との事なんで、グラッときている最中。
だが、置く場所が無え。どうしよう。

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我が家の家訓、欲しい物は自分で作れ!!

2009-02-05 21:30:00 | チョイ毒エッセイのようなもの

ウチの長男、正吉君(1歳半)は俺に似てジャニーズ系の美形である。
クリスマスプレゼントのラジコンは非常にお気に入りで、いつも俺の前に持ってきて動かせとせがむ。コントローラーのレバーを操作すればクルマが動く事は理解しているのだが、何せ手が小さいのでバックさせることしかできないのだ。
その他、ミニカーやプルバックカーも大好きで、最近は幼児用の車(ボビーカーというのか?)にまたがって前に進んだり、後ろに進んだりして喜んでいる(喜び方がハンパではないw)。
そうなるとバイク好きなお父さんとしては2輪車を・・・と思う訳ですよ。
 
色々調べてみると、自転車には早ければ3歳前後から乗せるらしい。
上の娘2人の時もそうだったのだが、子供にはペダルを漕いで進むという事が上手にできない。なので足で地面を蹴って自転車に慣れる為に、ペダルを外す事ができる自転車がある・・・という事をME06さんから聞いていた。
調べてみるとなかなか魅力的なモデルがある事が判明。
 
▼PACIFIC CYCLES CARRY KIDS

Carrykids

10インチのタイヤ。超々ジュラルミンフレームで、なんと5万円近い価格。買えねえ~・・・。
 
▼BMW製。

Bmwkids

コレはいい!!・・・と思ったのも束の間、何と5万円を超えている。
 
▼CHIBI Mini 10

Minichibi

デザインがキレイだし、¥12000位なので現実味がある。だが入荷が不安定のようで、何処を見ても在庫無し。それにコレ、ペダルは取り外しできるんだろうか?
 
▼Radio Fryer

Radiofryer

あのラジオフライヤーの製品だが、ちょっと大きいみたいだぞ。
 
普通に売られている幼児用自転車は、どうやら12インチ以上が基本のようだ。
それ以下のモデルは、あったとしても基本的に価格が高い。
それに正吉君が乗るには、車格が大きいのだ。
 
結局、突然思いついてこんなもんを買ってきてしまった。

Img_2775

2.00-4というサイズのタイヤで、キャスターのクセしてイッパシにエアを入れて使うタイヤ。外径で20cm弱。一個当たり¥1280也。こうやって手付かずの工作プランが溜まっていくんだよなあ・・・。
ちなみに現在は自宅のテレビ台をダラダラと製作中。オールステンレスでヤンス。
 
どっちみち俺は子供にライディングテクニックなんぞ教えられないし、仮にIAになってもらおうとすると毎週土日は練習に連れて行かなきゃならない。
50ccに乗ってる内はまだしも、80になるとコテンパンにバイクを壊すらしい。子供は手加減とかしないだろうからなあ。
 
ま、俺は正吉君とはこんな遊び方がしたいものだ。↓↓↓
 
 

それと、ゆくゆくは正吉君とこのレースに出るのだ↓↓↓

全日本ダウンヒルダービー選手権大会

かなり以前から目をつけているのだが、坂内24時間と時期が重なっているので今のところ出れずじまい。

 

メカを知っている奴は、ちゃんと走れる。

コメント (8)
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