THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

陰キャの陽子さん

2023-01-30 09:25:10 | マッチングアプリの達人
写真すら見なかったのに、ものすごく印象に残っている人がいる。
陽子さん、俺の2歳上。

現在主流のマッチングアプリは男性は有料で、女性は全ての機能を無料で使える。
例外的に、割とメジャーなアプリで女性も有料登録のものがあるのだが、陽子さんとはそこでやり取りした。



やたらちょいちょい足あとを付けてくる人がいた。
最初の内は放っておいた。
何度も足あとを付けると相手に気持ち悪がられるため、こういう人は滅多にいない。プロフを何度も見たい場合は、俺の場合は足あとを消す設定にしている。

でもこの人、ほとんど毎日、2か月くらい続けて俺のプロフを見に来るのよ笑
写真も登録してないし、プロフ文も短い。「いつまでも可愛らしい女性でいたいです」とあるだけだ。 項目も全部埋めてなかった。
女性も有料のアプリなのに、こんなんでいいのかなー。無駄なことをやってるなー。

俺は顔や体型がちゃんと分かる写真を掲載し、プロフ文もしっかり書き、各項目もすべて埋めている。
つまり陽子さんは俺を気に入ってくれて、プロフを見に来てくれていると思うわけじゃん。

どうしようかな、と思ったんだけど、モヤモヤしたままなのも気分が悪い。いきなり「メッセージ交換してみますか?」みたいな感じでメッセージを送ってみた。
すると、「まさかメッセージが来るなんて思ってなかったんです」と返事が返ってきた。
よく言うよ笑 あれだけ足あと付けておいて笑

メッセージ交換が始まったんだけど、陽子さんは一言返信で、しかも質問に対してちょっと外した答えをしてくる。
「だいたいあの辺りにお住まいなんですね。その近くの〇〇ってカフェに行ったことがありますよ。陽子さんはカフェとかいかれるのでしょうか?」
「〇〇を知ってるんですね」
みたいな感じ笑 質問に答えてない笑

達人である俺の経験上、しっかりした文章を送ってくる人は、実際に会ってみると少し女性的な魅力に欠ける。
ちょっと外したメッセージを送ってくる人は、フェミニンなケースが多い。
とりあえず写真くらいは見たいよな~と思ったのだが、返ってきた答えは「写真は苦手です」・・・笑

じゃあ、一度会ってみませんか? カフェかショッピングモールみたいな場所とか・・・
これへの返事は「ショッピングモール、しばらく行ったことないです」・・・笑

質問への答え、外しすぎだろ笑

こんなの放っておけばいいんだけど、この時は何故かスイッチが入っちゃった笑

なんやかんやで長くやり取りしてるうち、陽子さんの住まいがどのあたりか、どういう仕事をしてるか、兄弟構成などは分かってきた。
何とか会う方向に持って行こうとすると、「誰かと会うつもりでアプリを始めたのではありません」と返ってくるのよ。
え!? じゃあどうして課金してまでアプリをやってるんだろう?
どうやら陽子さんはヤリモクを恐れている節がある。また、容姿に自信がないのかな?

こうなったら、伸るか反るか。俺はついに持論をぶちまけた。

そもそも俺は女性と出会うためにアプリをやっている。
お付き合いをするという事は、お互い好きになるということ。
お互い好きであれば、男女の仲になるのは自然の流れである。広い意味では、マッチングアプリをやっている全ての人はヤリモクである。
ゆえに、俺も極論ではヤリモクなのである。
もちろん陽子さんもヤリモクなのであ~る。
だから一度会ってみませんか?

2~3日の沈黙があり、陽子さんからメッセージが入った。

「会わない方がいいと思います!」

ボソボソと1か月以上やり取りしてたかな。随分無駄なエネルギーを使ったものだ。
一体何だったんだ笑

信じるか信じないかはアナタ次第・・・笑
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沖縄好きの奈美さん

2023-01-25 15:25:18 | マッチングアプリの達人
南国っぽい場所にいる美女の写真に目が留まった。
猫好きです、とあるので気軽に「いいね」してみたらマッチング。
俺と同い年の奈美さん(仮名)。子あり離婚のシンママで、大学生のお子さんが一人。



『ハイタイ! いいねありがとう、にふぇーでーびる! 沖縄が大好きです!』
いきなりコレか汗、大丈夫かな、この人・・・笑

『猫が大好きですが、今は飼っていません。野良ネコちゃんと仲良くなるため、いつもちゅ~るを持ち歩いているニャ』
ニャってなによ笑 てか、野良猫を餌付けしたらアカンだろ笑

『沖縄はこれまで50回くらい行ってます! コロナになってから行けなくなって、悲しいです。例年なら年間2回は行きますよ!』
え、それはもう俺とは世界が違いすぎるじゃん!

『1年の内、4か月くらいは沖縄で過ごしてます』
仕事どうしてるんだろ?

『私は働いてなくて、実家で家事の手伝いをしているニャ』
ゲッ。どうやって沖縄に行く資金を作ってるんだ? 

『沖縄は猫がたくさんいますよ! 沖縄に行ったときは、いつもポケットはちゅ~るでパンパンです!』
そんなんだから野良猫増えるんじゃ・・・汗 ちゅ~る代はどうしてるんだろ?

『働いてなくても、なんくるないさー』
んなバカな笑

『Heartたっぷり、恋愛したいです!』
俺はそろそろ逃げたいです!

『私は車の免許は持ってませんが、二級船舶の免許を持っていますよ』
なるほど。この人ならボートで道路を走りそうだ。

『私は二級船舶ですが、大学生の息子は英検一級です!』
ますますキャラが分からなくなってきた!

『息子も猫好きで、いつもちゅ~るを持ち歩いているニャ』
ニャはやめてもらえんかな笑

『これは息子が野良猫にちゅ~るをあげている写真ですニャ』
そんな写真を送られても笑

『沖縄にはいつも息子も一緒に行ってます!』
お金はどうしてんの? てか、4か月も行ってて学校大丈夫なんか?

『いずれ沖縄に移住したいです! ナイチャー』
ダメダコリャ。

まるでコンセプトカフェのような調子で3日くらいメッセージ交換したんだけど、話が進展していかない・・・。
で、さすがにイヤんなっちゃって、しばらく放置。

数日後に確認したら、ブロックされていた。ああ、ヨカッタ・・・。疲れたわー笑

信じるか信じないかはアナタ次第・・・笑
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マスク美人の幸江さん

2023-01-23 19:20:55 | マッチングアプリの達人
ジョークが分かる方だけ読んでね笑
俺はストライクゾーンが狭く、心も狭いのだ笑

コロナ禍が世の中にもたらした最大の変化は、マッチングアプリ登録者の写真がマスク顔ばかりになったことだ。
誠に遺憾である。

顔がハッキリと分からない相手に「いいね」して、マッチングしてしまうと遠回りになることは分かっている。でも、時々魔が差しちゃうんだよねイ笑



マスク写真の幸江さん(仮名)とマッチング。幸江さんは俺と同い年である。子あり離婚のシンママで、お子さんは3人。3人とも社会人とのこと。
マスクをしているけど、イメージとしては本田翼のような感じかな~、と。
中学から高校にかけて俺と同じ部活(ヒミツ)らしいこと。俺と同じく、猫が出てくる某アニメ(こっちもヒミツね)が好きだということで、俺からイイネしてみた。魔が差したとしか言えない。

話も合うし、メッセージのやり取りのリズムも心地よい。学生の頃からほぼ同じエリア内。
歳が一緒なんで、もしかして共通の知人がいるのではないかと思ったら、やっぱり。かなり近い人だ。過去にどこかでニアミスしていたかもしれないですね~なんて感じで、一度会ってみることになった。
10日間ほどメッセージしてたんだけど、話の内容が濃すぎて、幸江さんの素顔の写真を見ないままに待ち合わせの日が来てしまった。

約束の時間の30分ほど前、メッセージが入った。
「もう着いちゃいました!」
ゲッ、やる気マンマンだな!!笑
俺はギリギリくらいに到着して、車で待っていた幸江さんと合流。お互いマスクのままカフェに入った。
幸江さんはすごくオシャレ・・・というか、いくらなんでもチョイスが若すぎるな、と思いつつ「素敵な服ですね」って褒めたら、「娘とよく服の貸し借りをするんです~」とのことだった。アプリも娘さんから勧められたのだそうだ。

さて、飲み物を飲むとなると、当然マスクを外すわけ。

そのまま席を立って、店を出たくなったよ・・・笑
本田翼どころか、渡辺えりじゃねーか・・・。

ところが幸江さん、メッチャ攻めまくってくる。
話し始めてすぐに、アッ、気に入られちゃったみたいだな、という感覚があった。どうしましょ。
ラブラブビームの怒涛の攻撃は続いて、俺は何も言い出せないまま、3時間くらい話したかな笑 言われるがままにLINEを交換した。ヤバ、完全に幸江さんのペースだよぉ笑

どうにかお礼を言って別れたんだけど、別れてから10分後くらいにすぐにLINEが入った。お礼と、俺を褒めるような内容だった。
うお、向こうは完全に付き合う気マンマンだぞ! 俺、貞操の危機である笑

その後も2~3日モーレツなアタックが続くので、なかなかお断りの言葉を言い出せない。「え~? どうして敬語なの? 下の名前で呼んで!ウフッ」みたいな感じ汗 メッセージが来ても適度に放置してるつもりなのに、恋人トーク的なLINEがバンバン入る。完全に花が満開のようなメッセージがすごい勢いで送られてきちゃうと、脈絡もなく爆撃機とか送れないじゃん。
また、見た目の印象だけでお断りしてしまうのも良くない、という紳士の気持ちもあった。
しかし、このままでは完全に相手に気を持たせてしまう。大変申し訳ないとは思ったのだが意を決して、どうにかお断りした。申し訳ありません。

それだけ気に入ってもらえたというのは、男性として魅力を感じてもらえたということ。正直、嬉しい。ありがとうございます。話をするのは楽しかったし、明るい感じのいい人だなとは思ったよ。嫌な思いは全くしていない。
しかし・・・。やっぱ恋愛対象として考えるとルックスも大事だよねぇ。
てか、顔が分かる写真がない場合は登録できないとか、マッチング成立したら自動的に相手の顔写真が見れるようになるとか、システム自体の改善をしてほしいものだ。

信じるか信じないかはアナタ次第・・・笑
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普通のオバチャン、由紀子さん

2023-01-21 11:13:55 | マッチングアプリの達人
同い年の由紀子さん(仮名)とマッチング。
子あり離婚のシンママで、お子さんは2人。

由紀子さんはフリーのクリエーターで、旅好き、車中泊好き、モータースポーツ好き。共通点が多くてメッセージが盛り上がり、かつてないくらいに早いタイミングで、実際に会ってみることになった。



この頃の俺は子供たちのことで悩んだり、仕事と家事の両立で苦しんだりしていた。彼女も同じような立場で・・・いや、それどころか俺よりもかなり厳しい状況にあった。
これらの悩みを、サラッと笑ってみせた。
控えめなタイプで、話し方も心地よい感じ。クリエーターだからって変わってるわけでもなく、上手いこと俺をおだててくれて、会話が楽しい。

尊敬できる女性だ。ルックスも決して悪いわけではない。

そう、悪いわけじゃない、悪いわけじゃないんだけど・・・。

帰宅後しばらく考えてから、「少し違うかな、と感じました」的なお断りメッセージを、細心の注意とともに送った。そしたら、返ってきたメッセージがまた感心するものだった。
「私も同じような気持ちで、ホッとしています」
お断りすると怒ってしまう女性も多い中、これはすごい。

しばらくして、断ってしまったことにモーレツな後悔の念が込みあがってきた。断らなきゃ良かった。これでは勢いで会って、勢いで断ってしまったようなものだ。せめて何度か会ってみるべきだったな。
「付き合わなくても一生の友達になるかもしれないし」という彼女の言葉もまた、非現実的ながらなぜか説得力があった。
この時に彼女から聞いた言葉の数々は、今でも思い出すことがある。

白状しよう。
由紀子さんはフリーのクリエーターだという事で、ネット検索すれば名前(お互いフルネームは知らない)や住所くらい出てくるんじゃないかと思ってしばらく探したんだけど(ストーカー笑)、結局分からなかった。
偶然を装ってどっかでバッタリ会えないかな、と思ったんだけどなぁ笑

信じるか信じないかはアナタ次第・・・笑
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お付き合いした、長身美女の真子さん

2023-01-18 09:09:34 | マッチングアプリの達人
随分前のことなんでね、あんま勘繰らないでくだされ笑

マッチングアプリで、写真を掲載している女性は人気が高く、ライバルが多い。また自分に自信があるからこそ写真を掲載しているわけ。自分に見合った相手を探そうとするため、簡単にはマッチングしない。写真を掲載している綺麗な女性は、多くはアプリ活動歴が長い・・・と思う。まあ俺も人のこと言えないんだけど笑

逆に写真を載せてない人を選ぶとマッチング率が上がるのだが、「高速チェック」の法則により、「いいね」しにくい。狙い目は、一度写真を掲載していたけど、引っ込めた人。彼女もそうだった。
子供無し離婚で、7歳下(!)の真子さん(仮名)とマッチング。



メッセージではとてもフワフワした印象を受けた。やり取りはスムーズで、こちらの提案を受け入れてくれて、実際に会ってみた。
俺とほとんど同じくらいの身長で、かなりの美人である。
ただ、ツボにハマる感じがないと言ったらいいのかな。いわゆる「タイプ」ではない。リアルで知り合ったとしたら選ばなかっただろう女性だと思う。

それでも美人なので、俺は完全に舞い上がっちゃって笑、何度か会ったあとで交際スタート。

子供はおらず7歳も下で、一人暮らし。サービス業で平日休み。身長はほぼ同じ。今考えると、絶対に俺とは釣り合わないじゃん!!という感じ。当時はモトクロスやってて、どっちみち土日祝は会えない。付き合うならば平日休みの女性だろうと思い込んでいた。というか、よく俺なんぞを受け入れてくれたものだ。

いざ付き合い出したら、メッチャ大変!! 彼女が休みの日に夕方に俺んとこの近くまで来てくれるか、俺が子供たちと晩御飯を食べた後に会うか。この2パターンしかない。
1つ目ののパターンの場合は、俺が仕事を早めに切り上げて、帰宅する前まで、お店か車の中で1~2時間くらい話をする程度。作業服からオシャレ着に着替えて、帰宅時にはまた作業服に着替えなおしていた笑
もう一つのパターンは夜中ですわ。当時は晩飯後に、やり残した仕事のためにちょいちょい工場に戻ることがあった。真子さんと会う時も「仕事に行ってくる」と言って出かけていた。

俺は二重生活的な感じになるのを嫌って、一人暮らしである彼女の部屋に上がったことは一度もなかった。子供たちへのケジメのようなものと考えていた。しかし結局は、何をやっても二重生活だ。大変だった笑
こんな状況だったわりには長く続いて、1年近くお付き合いした。

真子さんは会う前からの印象通りフワフワしたイメージの女性で、お花やお茶を嗜むような方。俺が女性に着てほしい服の一つである、ニットのタイトワンピースが良く似合ったな。
喧嘩は一度もしなかった。お互いに意見を主張し合うようなこともなかった。まあまあ年下なので、こちらが高圧的になるのは不味いだろうと、いつもメッチャ気を遣っていた。俺はずっと「真子さん」と「さん付け」で呼び、時折敬語で話していたほど。ある意味では相性は良かったのかな。俺を直接知っている人から見たら、まるで別人を演じているような感じだったと思う笑

さてさて、会うのは大体夜中なわけで。夜中にばかり会ってたらどういう付き合いになるかって、想像つきますわな。結局、そういう関係でしかなくなってしまった。これは俺も気になり始めて、関係を変えようと考えた。だけど時間が限られているから、改善ができないのよ。
また、俺自身が真子さんを一定以上には好きにならなかった。きっと相手もそうだったのだろう。温度上昇の感覚がなく、かなり淡々とした付き合いだったな。まあ当時は、これが大人の付き合い方ってやつか、くらいにしか思ってなかったんだけど・・・。
真子さんは俺を友達(同僚)に紹介してくれたが(偶然居合わせただけ)、俺は状況的に誰にも紹介することが出来なかった。これも、それほど心を寄せてもらえなかった理由の一つだろう。
俺が部屋に上がらなかったのだって、彼女からすると不満だったかもしれない。少なくとも彼女が求める付き合い方ではなかったと思う。関係が進展していかない。

なんとなく別れ話が出て、お互いにあっさりと納得して終わりにした。最後に言われたのは「私は結婚に向かないことが分かりました」だった。俺は必死に家事を済ませてから真子さんに会っていたが、それは子供がいない彼女を、少しずつ傷つけていたのだろう。
俺自身は、付き合いを続けることだけに必死になっていた。正直言えば、別れてマジでホッとした。

この時、自分と釣り合わない相手とはお付き合いしない方がいいと痛感。
そしてもう一つ気付いたことがある。元々興味がなかったタイプなのに、普通に守備範囲になってしまったということだ笑 これ以来、明らかに好みが変わったというか、ストライクゾーンが広がったと思う。

信じるか信じないかはアナタ次第・・・笑
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ゴージャス美女の美香さん

2023-01-15 16:10:21 | マッチングアプリの達人
ゴージャスな雰囲気の美女の写真に目が留まった。



趣味はクラシックコンサートに行くこと。仕事は自由業。おー、話が合うかもしれないぞ。
顔がハッキリと分かる写真を載せている美女はライバルが多く、まずマッチングしないだろうが・・・ダメ元で「いいね」してみた。
すると、1分も立たないうちに「いいね」が返ってきた。マッチング成立である。
俺より2つ下の美香さん(仮名)。

「マッチングありがとうございます。クラシックコンサートに行かれるんですね。私と趣味が合いそうです。メッセージ交換よろしくお願いします」
「こちらこそお願いします」
うへっ、返信早っ!!
「クラシックのコンサートって、例えばどんなのに行かれるんでしょうか?」
「石田さんとかです」
え? 石田さんって誰だ!? 石田、石田、石田・・・。あ、石田泰尚か?
てか、とにかく返信がやたら早い!!

「石田泰尚さんですか? 最近名古屋でコンサートがあったのでしょうか?」
「横浜まで行きました!」

これはキツい!!笑 ハイペースの上、一言返信。しかも、俺が知っているか知らないかは関係なく、この後もガンガン固有名詞を出してくる。試されてるのか? 知識マウントしようとしてるのか?
もうちょっと長目のメッセージがほしいし、返信のペースを落としてほしい。こちらに同調してもらえるよう、少し時間を置いて、長めのメッセージをしてみる。
なかなかズバリ「長い返事を返してくれ」とか言えないじゃん。

しばらくメッセージを頑張ったが、調子は変わらない。身の危険を感じて笑、少し時間を空けたあとで「今日はこれで」的なメッセージを送ろうとした。
作戦を練るため、もう一度美香さんののプロフィールを見ると、ややっ!? さっきとプロフィール文が変わっているぞ!

「気に入らないなら気に入らないってハッキリ言ってくださいね。」って・・・!?
これって俺に宛ててるのか? メッセージの間隔を長めに取ろうと返信を遅らせたのを怒ってるのか? てか、何故にメッセージではなくてプロフィールに書くんだ!?

とりあえず見なかったフリして、その日は適当な理由をつけてやり取りを終了した。

こりゃ気軽にメッセージできないぞ・・・と、翌日は音楽以外の話題を振ろうと考えた。
相変わらず返信が早く、しかも一言しか返ってこないので話が全く進展しない。
どうやってその話題になったのか・・・なぜかオニオンサラダの話になっていた。何とかメッセージのやり取りを続けようとするうち、あらぬ方向に進んでしまったのだ。まるで意味のないやり取りが続いている。
何となくメッセージの雰囲気から、美香さんが苛ついているような雰囲気が伝わってくる。つまらない人だと思われているのだろう。

恐る恐るまた美香さんのプロフィールを確認すると・・・また文が変わっている!!

「一度も会ったことがない方に対して、こだわる理由は私にはありません!」
ヒーー!! これってやっぱ俺に向けて書いてるんじゃね?笑

その日も何とかごまかして終わりにして、さらに翌日。
美香さんからメッセージが入った。

「そういえば昨日、ロングヘアを切り、肩くらいまでになりました」

アプリのメッセージはLINEと同じく、開封すると「既読」になる。
この時俺は晩御飯を作っている真っ最中だったため、あとで返事することにした。

一通り終わって一息つき、美香さんのプロフィールを確認すると・・・またまた文が変わっている!!

「たまたま昨日、ロングヘアから肩くらいまでに髪を切っただけで嫌われてしまうんですね」

これはアカン笑
既読スルーだと思われたらしい。しかも俺へメッセージするならまだしも、何故にプロフィール欄に書くのだろう?

俺は返事が遅れた詫びを入れると同時に、そもそもそんなに早く返信できないことを伝えた。
また、髪型は特別にこだわりがなく、似合っていればOK、というメッセージを送った。

メッセージは既読が付いたが、返信がない。

翌日、美香さんからメッセージが入ったとアプリの通知があった。アプリを開くと、もう俺は美香さんからブロックされていた(この場合、相手は退会したと表示される)。
ブロックされるとすべてのメッセージは削除されてしまう。最後のメッセージが何だったのかは分からない。

俺はかなり慎重に言葉を選んでメッセージする。話が進展しやすいように考えたり、相手が返信しやすいメッセージ、嫌な気分にさせないような言葉を選ぼうとする。結果、誰とやり取りする際にも、開封してから返信するまで割と長い時間が掛かってしまう。
会ったことがない相手とメッセージを交わして、実際に会うところまで持っていかなきゃイカンわけ。なので、相手に失礼のない表現、ある程度の文章量とメッセージをやり取りする期間が必要だと考えている。
これはあくまで俺がそうした方が良いと思っているだけで、相手もそう思っているとは限らない。美香さんはもしかして、マッチングしたらすぐに会う約束をすることを望んでいたのだろうか?

一言返信の人、やたら返信が早い人、逆に返信が異常に遅い人、既読スルーと勘違いする人は結構多い。一方的にキレられたことも何度かある。大半の人はマッチングしてもメッセージが続かないと聞くけど、こういう事なんだろうな。

ちなみにこの美香さん、メッセージで「以前アプリで知り合った人に騙されたことがあるので慎重です」と言っていた。
具体的にどういう風に騙されたのかは知らない。もしかして単なる被害妄想かもしれないけど、どっちにしても、さもありなん、といったところかな・・・。
俺自身が信用してもらえなかったということだ。

信じるか信じないかはアナタ次第・・・笑
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一番最初に会った裕子さん

2023-01-10 13:35:41 | マッチングアプリの達人
先にイントロダクションを読んでから、こちらを読んでね。

俺は若い頃にモテたので(ゴメンチャイ笑)、マッチングアプリなんてチョロいぜ、と思って始めたのだが、最初の内はまったくマッチングしないことに驚いた。ホントに酷かった笑

1~2か月使ってみて、アプリ内における自分の立ち位置が何となく分かってきた。そして、より現実味のある方法に切り替えた。
そこでマッチングした裕子さん(仮名)。



俺より7歳年下で、婚歴なし。婚歴のない男性や、バツありで親権を持たない男性よりも、俺のようなシンパパの方が信頼できるイメージだ、とのことだった。
裕子さんの写真は・・・加工されていたわけではない。しかし小さく写ったもので、顔は不鮮明だった。PCに取り込んで拡大して見てみたけど、全然ダメ。
裕子さんは写真を掲載することに抵抗があり、写真を変えたり追加するつもりはないとのこと。
今ならそもそもこういう人とマッチングしようとは思わないのだが、分かってなかったんだよね、この頃は。

裕子さんはメッセージが上手かった。
ほとんどの人はマッチングしてもメッセージのやり取りが長く続かない。大体は、相手がこちらの質問に答えるだけのパターンに陥ってしまう。または、メッセージが日本語になっていなかったり、会話が嚙み合わなかったり。
頑張って続けようとしても返事が返ってこなくなるか、こちらが嫌になってメッセージするのをやめるか。
裕子さんは、大体期待したタイミングで、期待した返事が返ってくる。ジョークも通じるし、やり取りが楽しかった。
会話は盛り上がり、一度会ってみようと意気投合したのだが、スケジュールが合わない。

スケジュール調整中もメッセージは続き、遂に2か月(!)経ったころに待ち合わせの約束をすることができた。

俺はアプリを始めた当初から、完璧に顔が分かる写真を掲載している。
待ち合わせ場所では当然、裕子さんが先に俺を見つけて声をかけてきた。






声を掛けられ振り向いた瞬間。

チーーーーーーーーン!!!

裕子さん予選落ち。ゴメンチャイ

もちろんその場で断るわけにはいかず、しばらく話をして過ごした。
両親を亡くされて、兄弟とも離れて一人暮らし。これはもうメッセージで知っていたが、衝撃の事実を聞かされる。

しばらく前(俺とメッセージを始める前)から大きな病気に罹っており、もうすぐ手術をする、とのこと。
もちろんそれは大変気の毒な事だと思うのだが、アプリで出会っただけの俺に言われても・・・。
付き合っている彼女が大病に罹ったとなれば全力で助けようとするけど、すでに健康面でトラブルを抱え込んでいる人は、わざわざ選ばない。

しかも2か月もメッセージのやり取りを引っ張ったので、ダメージが大きかった。変に情が移っちゃってるし・・・。
お断りの言葉選びに苦しんで、この後も1週間くらいメッセージ交換したのち、終わりにした。

マッチングしてから実際に会うまで、メッセージのやり取りの期間は10日間くらいがいいと思う。
相手に対して不安がなくなり、細かい個人情報を言い過ぎていないタイミング。メッセージが盛り上がってホットな頃。お互いに余計なイメージが出来上がっていない頃。
メッセージ頻度は相手によるけど、俺は長目のメッセージを1日1~2通くらいが負担にならなくて良いと感じるかな。
時折、こちらも相手もオンラインの時に、他愛もない話でラリーになったりすることがあるくらいが望ましい。

相手の女性が、何らかのトラブルを抱えているというのは、結構確立が高くて・・・。
俺も相手も年齢がある程度高いので、健康面の問題があっても不思議ではない。
コロナ不況という状況もあるだろう、マッチングした中で、3分の1くらいの人は「実は働いてないんです」。働いてない(求職中だが職が見つからないとか、実家で家事手伝い=子供部屋おばさん状態)ってのは問題外。最低でも自分の生活は自分で成り立たせていてもらいたい。

お子さんが不登校、あるいは体が不自由なお子さんがいるという方も何人かいた。
子供の件については、そもそもウチ自体が少々問題あるという・・・トホホ笑
俺は婚活ではなくて恋活なんで、子供たちのことは全く切り離して考えている。相手も同様であれば全く問題なし。付き合いが深くなったら考えるくらいでOKかな。

初めて会った相手がそんな感じだったので、その後しばらくやる気が出なかったなー笑

信じるか信じないかはアナタ次第・・・笑
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イントロダクション

2023-01-10 13:32:41 | マッチングアプリの達人
ここ数年で俺の日常生活の一部になってしまった、マッチングアプリ笑

ネット上には様々なマッチングアプリ体験談的なものが転がっているが、全体的に「いざ会ってみたら変な人だった」という不満の捌け口のようなものか、あるいは自虐ネタ的なものが多い。

気持ちは分かるし、俺が書いたとしてもある程度はそうなるだろう。
しかし俺は、今までマッチングアプリを使ってきて、得たものも大きい。
その辺りを何か記事にできないかな、と考えてきた。

結婚相談所とか友達の紹介とか、出会いの方法は色々あるけど、マッチングアプリの特徴は、「一人でやること」。

人に知られずに自分のペースでできる反面、人のアドバイスを受けられない。自分の視点でしか、モノを見ることができないということだ。

ハウツーのサイトでアドバイスはあっても、ユーザーの生の声、それも詳しいものってないんだよね。あったとしても、どれも表面的な批判ばかり。
俺くらいの年齢の方、特に女性には貴重な情報になるんじゃないかと思うけど、さてどうなる事か。
もちろん不満の捌け口、自虐ネタを含むと思うんで、過度の期待はされない方がいいよ笑

マッチングアプリの体験談となると、実際に会った人の話になりそうなもの。ところが、「マッチングしたけど会うに至らなかった人」の方がすんげぇキョーレツ個性的! 会わなかった人を供養する記事も予定しておりやす笑

体験談は個人情報を守る観点と、読み物として面白くなるよう、脚色や創作を含むと考えてくだされ。ジョークが通じる方だけ読んでね。
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男と女!! 面食いなのはどっちだ!?

2023-01-05 18:53:54 | マッチングアプリの達人
一般的に、女性よりも男性の方が面食い・ルックス重視のイメージが強いが、果たしてそうだろうか?

スイッチの入りかたや温度が上がるスピードが違うだけで、男女ともに大差ないか、むしろ女性の方が面食いなんじゃないの? きっと、「性格重視です」っていう女性の自己申告が多い結果だろう。

この記事は女性にこそ読んでいただきたい。(怒られるかもしれんので、ジョークが分かる方だけでお願いします笑)
男性が女性を好きになるプロセスというか、俺が女性を好きになるプロセスをまとめてみたので、ご参考くだされ。



え~~~・・・、ウオッホン!!
俺が女性を好きになるプロセスを発表します!!

おっ、あの娘可愛いな、ちょっとムネが小さいか…うお、こっちの娘も可愛いぞ、しかし服のセンスがイマイチだな…おおおっ向こうにいる娘は美人だっ、でも、性格キツそうだなぁ…そっちの娘もなかなかいいぞぉ、まあ総合得点70点くらいかな…あっ、もっと可愛い娘が来たっ!!いいねいいね~~おおおー、向こうから同じレベルくらいの娘が来たぞぉ!! どっちにしようかなぁ、やっぱこっちかな。もう一人来たぞ、このスタイルや服装からして絶対にカワイイはず!!…ゲッなんだよぉ、見るんじゃなかった、俺のセンサーも鈍ってきたか? 露出の高い服に騙されたぜー。おーコッチの娘はいいね~

と、こういったチェック&分析が、いかなる状況にあっても超高速で永遠に続けられている。

いかなる状況ってのは、職場、街中、学校…学校と言えば俺の場合だと、子供の行事で学校に行った際に、他の生徒のお母さんや女性の先生、女生徒に対して。
テレビに出てくる芸能人に対して分析するのは当然だが、バラエティ番組で一瞬客席を写したときの、女性の観客。
信号待ちで隣に並んだ車の女性。俺レベルになると、対向車を運転する女性、助手席の女性もチェックする。もちろん走行中は歩道を歩く女性のチェックも怠らない。
ケガして入院した時には、看護師さんをチェック。
お世話になった方が亡くなり、涙をボロボロ流しながら参列したお葬式において、他の参列者の喪服の女性。

どんなスーパーコンピューターを持って来ようが、AIがどれだけ発達しようが、この速度と正確無比のチェック能力には敵わないのだ!!



このチェックの時点で一定以下レベルの女性は「予選落ち」として切り捨てとなる。俺の場合は、ターゲット年齢層に対して予選通過するのは概ね4割。えっ!?辛口すぎるって? どうやら俺は一般平均よりもゾーンが狭いようなのだが、こればっかりはチンk・・・いや、本能によるもの。仕方がない。

で、予選を通過した4割は、そのまま「好き」というわけではない。エッチしてもいい(勃つ)、あるいはエッチしたい相手となる。
この時点では内面は全く関係がない。なので例えば風俗に行った場合は、嬢がこの範囲内に入っているのがマスト。
一方で、超高速分析の時点で、見た目や仕草、話し方や行動から、おおよその内面を想像している。なので、これらの情報が得られない対向車を運転する女性とかは、恋愛対象に入らない。逆に言えば、恋愛対象になるには、それらの情報を得られるだけの近い存在の人、また情報を得るだけの期間が必要だということだ。だから、芸能人とかには恋愛感情は抱かない。もちろん露出が多ければチンコは勃つよ!!

俺にはアイドルとかに本気で入れ込んじゃう人の気持ちはわからない。しかし、近年の女性アイドルは身近な存在に感じさせようとする戦略が多く、こういう部分を突こうとしているのかな、とは思うのだが・・・入れ込んじゃう人は女性の比率の方が高いように思えるのは気のせいか?



加えて、自分と釣り合いが取れるかどうかを判断する。
俺自身が庶民的な部類であるので、ブランド品で身を固めたような美人すぎる人はエッチの対象にはなるが恋愛対象外になるケースが多い。自分とのバランスを考えると、付き合うのは無理だ。そして何より、モノや金に重きを置く女性は好みではない。
逆に、こんな俺でも然るべき場所に出るようなときはそれなりに身なりを整えるので、一定以上オシャレであり、並んだ時に自分とバランスが取れるセンスを持った女性であることが条件となる。

要するに、スタンスが近い人という事かな。

性格面も同様で、自分と釣り合いが取れるか。
服装や仕草、話し方や声、行動などからその人の全体像は概ね推測できる。この推測が大外れだったということは、過去に一度もない。

こうやって選定した相手を「タイプ」と呼ぶのかな?
自分が直接知っている女性の中からほぼ必ず誰か一人が選ばれ、適合者が全く存在しない期間は、過去の歴史上ではほとんど無かったかなー。なので、「タイプ」は絶対的なものではなくて、ある程度は相対的なものなのだと思う。



そしてもう一つ、決定的に重要な要素がある。それは何か?

相手が、自分を好きになってくれることである。
恋愛感情というのはお互いに少しずつ寄って行って次第に高まるもの。こちらが一方的に好きなだけで、永遠に片思いをし続けるという事は、少なくとも俺には絶対にない。
だから、ギリ予選通過のような相手でもそこそこ好きになる場合もあるし、予選トップ通過でも、何かのきっかけで一気に熱が冷めることもありうる。
また、恋愛感情の深さは恋愛初期で決まるものではなく、期間や経験によって深まっていくもの。今日飼い始めたばかりの猫と、10年一緒に暮らしてきた猫とでは、愛情が違うじゃん。

以上の数々の要素により、「惚れレベル」というのが、相手によって異なってくる。「惚れレベル」は相手のルックスとは必ずしも関係がない。
完全全開で暴走状態くらいにヒートすることもあれば、恋愛状態にあるときのあの独特のテンションが、あまり上がってこない場合もある。



どう?

個人差はあるだろうけど、プロセスは女性でも変わらないんじゃないのかなぁ。
違いそうなところは、最初の仕分けの時点でエッチできるかどうかの判断をするところではないだろうか。あるいは女性もこの仕分けをするのかな?

論理的な男性に対して、女性は直感的で自分の都合を重視する傾向が強い。ゴメンチャイ笑
昔俺が濡れ手に粟状態だった頃に、それこそ一度も話したことがない女の子や、名前もうろ覚えな女の子。それどころか全く知らない女の子に告られることもあった。女性がこういった行動に出る理由はなんだ!?
男性が自分のことを知っていてくれていない女性に対してアプローチをする場合は(ナンパなど)、概して軽いノリで、エッチしたいかどうかを判断基準にしているはずだ。

男性の場合も女性の場合も、相手の性格に惚れるというのは、プロセスとしては後の方に来るものだと思う。性格見つめても勃たないし。
そして、ルックスやお金などの外面を重視する傾向が強いのは、むしろ女性の方ではないかというのが俺の持論なのであ~る。

以上です笑
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