HIDを装着したヘッドライトが思った状態になってくれなかったので、考えられる範囲で改良してみた。
まずは重量の問題。
トランス(インバーター)だけで350gもあるので、思い切ってこれをリヤ側に移設する事にした。
スタート時は灯火は装着せず、レースの途中で取り付けるので、本当は部材は一箇所にまとまっていた方が素早い作業ができる。
が、ヘッドライトユニットに全部載せでは著しくハンドリングが悪化する事が判明したので、仕方が無い。
効果のほどを確認するのが最大の目的なので、今回製作したステーは試作。
去年はライトのガードとして焼き網を使用した。
コレには少々欠点があった。
ライトの光がシマシマになってしまう事と、泥水がヘッドライトレンズに直接かかるのに、その汚れを拭き取りにくい事である。
透明ポリカーボネートのカバーであれば、激しく汚れない限りはカバー表面を拭くだけでいいはず。
材料を分けてくれた資材屋さん曰く「ポリカは固いので、切断時の反動に気をつけて下さい」との事だったが、金属板に比べれば全く軟らかい部類であった。
俺はジグソーを使用し、刃は木工用の物を使った。
しかし・・・このブログは、坂内に来る人たちは皆見てるみたいなんだよなあ。
それなのにこんなにネタをバラしちゃっていいのだろうか?
という訳で、その他のヘッドライト・モディファイの内容はヒ・ミ・ツ(笑)
走る練習もしなければならないので、今回は280馬邪に加えてYZもトラックに積む。
仕事が一段落してから準備したので、自宅を出たのは夜8時半過ぎだ。
現地に到着した時には22時半を回っていた。
一人二人は駐車場で泊まっているのではと思っていたのだが、誰もいない。
真っ暗!!
忍び寄るイノシシやツキノワグマの影に怯えつつ、そそくさと準備して出走。
直ぐに気がついたのは、ヘッドライトの光がポリカに反射して、自分が眩しいという事。
その場ではガムテープで遮光幕を製作して対処したが、より確実な対策が必要と思われる。
視認性は格段に向上。ハンドリングは「全部載せ」よりは良い・・・といったところか。
またトラックの車内で就寝。
先週よりはかなり気温が高くて助かった。
日曜日朝。大型連休の直後だからか、誰も来ない・・・。
もしかして誰も来ないのでは・・・と思いつつ走っていると、よく顔を会わせる坂内常連な人たちが終結し始めた。
280馬邪は、くだらないミスでバッテリーに穴を開けてしまい(理由は聞かないでw)、トイレのコンセントで充電してみたが8Vしか出ない。
だめだコリャ。
初めて280馬邪とYZを直接乗り比べる事となったが、改めてYZはサスが硬いことを確認。リヤサスのプリロードをありえない位に落とし、フロントフォークを10mmくらい突き出してみたら、随分乗りやすくなった。
フロントももっと軟らかくしたいものだ。
280馬邪の事前テストはコレで終了。
全体の組み直しと最終仕上げに入る。