THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

100000HIT!!! ありがとうございます。

2007-10-28 08:10:44 | チョイ毒エッセイのようなもの

Epsn4140

このブログを去年の7月6日に開設して以来、約1年と4ヶ月。遂に大台突破です。
日割りで計算すると一日当たり200チョイの訪問。
最初の内はそれほど訪問者数も多くはなく、20000HIT突破は開設後7ヶ月以上経った今年の2月14日。その後8ヶ月半で一気に100000HITを記録。この間に限って言えば、一日当たり約310HIT。
ジリジリと訪問者数が増えて、今現在も少しずつHIT数は上昇中。それほど多く他のサイトにリンクされている訳では無い。一定のキーワードで検索するとかなり上位に表示されてしまう事も大きく影響していると思うが、必ずしも検索エンジンから来ているだけでもなく、定期的に見に来て下さる方が増えているのだと感じている。
自分で言うのもナンですが、人気ブログ(嘲)になってしまった・・・。

俺としてはHIT数そのものにはそれほど拘ってないのだが、自分の研究の成果(爆)もここで発表しているので、それなりには皆様に読んでいただけないと困るのも事実。拘ってないと言っても、その数字はプレステージである。
サブタイトルに「毒舌」とある通り、内容や表現が不愉快に感じられる方も見えるかと思う。だが、根拠の無い意見は俺自身嫌いだし、好みでないからといって全面否定するのもイヤだ。どんなにキライな物でも、良い所は良いと認めなければならない。負けを認めるのは進歩への第一歩。努力もせずに口だけ達者なのもイヤだな。

内容が内容だけに、バイク屋さんからは敬遠されそう。
ただ、それに関しては俺も思うことがあるのです。
俺自身本職に於いては素人には絶対に負けない自信とプライドがある反面、素人であるはずのお客様の意見に「やられた!」とか「すげぇ!」と思う事も多々ある。お客様にとっては自分の所の話だから、当然誰よりもその話に対して真剣であり、誰よりもスペシャリストである。時々経験年数とか経歴をやたらと評価材料にする人がいるが、俺はそういうのはキライ。
バイクでも同じ。メカ音痴(失礼)の人からすればバイク屋さんてのはスゴイのかもしれないけど、それはあくまでメカに関しての話。そのバイクが今まで何処を走ってきたのか、何処に引っかき傷があるのか、ちょっとした癖とか、その個体に関して一番詳しいのは、他の誰でもないオーナーなんですわ。俺はそういう部分を自分なりに広げていっただけのプライベーターなんで、トータルではバイク屋さんには敵わないよ。例えばポイント調整とかなんてやった事ないしね。

俺自身まさかこのブログがこんなに大化けするとは思わなかった。それに、キレイサッパリ止めていたバイクライフをここまで復活できるとも思っていなかった。いつもこのブログを見てくださる方、ブログが縁で知り合った方々、ネット不精な友人達、或いはコソ見の友人と知人達、それなりに好き放題やらせてくれる家族・・・。皆々様に感謝でございます。完全な仕事マシーンが随分人間らしくなれました。また気持ちをリセットして新しい挑戦を始めます。今後も変わらぬご愛顧をお願いいたします。あっ、お気軽にコメント下さって結構ですよ。何処かで見かけたら、声を掛けてくださっても結構です。結構ウレシイ物です。

写真はもちろん我が家の王子様。赤ちゃんは、目の前にいる人の顔真似をする。俺が笑えば笑い、泣けば泣き・・・。いずれ表情だけでなく、バイクとか工作とかも真似てくれるんだろうか?
それにしても、こんな笑顔を見たらとろけますな。まだ子供のいない諸兄、親バカの気持ちも判るだろ?

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新型Vmax、早く見せろィ!!

2007-10-25 16:44:30 | Vmax

えーと、東京モーターショーが始まった。今の所報道関係者のみ入場のプレスデーの最中。
以前から専らのウワサで新型Vmaxが出品されるらしいのだが、出てないみたい。
ところが、ちょっと様子がおかしいぞ・・・。
一応既にメーカーのHPにあるスペシャルサイトにはVmaxのコーナーもあるのだが、ここでは今の所は直接Vmaxについて触れていない。
どうも会期中にババーンと公開するつもりではなかろうかと思われる。GT-Rよりも特別扱いだ。
・・・とすると特別招待日の明日26日(金)が濃厚だぞ! なんで俺を招待しねぇんだよ、ったく。応募したのに。
頼みますよ、ヤマハさん。

ヤマハのスペシャルサイト(MODEL LISTを見るべし)

東京モーターショーのサイト

@niftyバイクライフ

Goo-net

会場に行ってる人のブログを探すと、情報が早く入りますな。便利な世の中です。

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’07坂内2DAYSエンデューロ・レポ その2 長いよ!!

2007-10-23 11:54:56 | オフロード

急いでスタート位置に向かう俺。エンジンはどうにも始動性が悪い。元々XLRに対しては始動性が悪いイメージを持っているのだが、今回は明らかに薄い症状で輪を掛けて掛かり難い。暖まればそれなりに始動するので暖機を続けておきたいところ。何せスタートはルマン式なのだ。スタートの合図でエンジン停止したバイクに駆け寄り、エンジンを掛けてから走り出す訳なので、始動性の悪さはスタートの悪さに直結する。が、無常にもスタッフにエンジン停止を求められる。全然暖まってないんですけど・・・。

去年の2DAYSでは30番目位のスタートながらオープニングラップを2位で飾った俺としては、またカッコ良い所を見せたい。スタッフが国旗を振り下ろす。マシンに駆け寄り、キック!・・・掛からない。またキック!掛からない! 何度もキックアームを蹴り降ろすが、エンジンは沈黙を保ったまま。オイオイ。周りのマシンは次々と発車し、残り2~3台となった所でやっとこさエンジンが息を吹き返す! オリャーッ!! 俺ァドンケツはキライじゃーっ!!!
怒涛のように突進。が、バイクの調子は最悪。エンジンは全くフケねーわ、スロットルが張り付くわ、フロントサスがパカパカだわ、新品パッドのアタリが出てないブレーキは前後とも効かねーわ、何故か車体がやたらと重く感じるわ、オマケにハンドルは曲がってるわ・・・と最悪尽くし。それでも前車をパスしまくり、数周走ったところでまあまあなペースで走るバイクに追いつく。ここらがトップグループか?
まあまあバイクの調子も出てきたようだ。ピットからあと一周とのサインが出る。え!?もう? 集中してると時間が短く感じますな。この時点で総合3位だったらしい。

さて、次のライダーに交代。そのライダーとは・・・?
何と坂内に歴史を刻むリーサルウェポン、ME06さんだぁ!!! 

Epsn4394

氏とはこのブログで知り合った。古くからの坂内常連なのだそうだが、何故か同じく坂内常連の俺とはそれ以前に坂内で顔を合わせた事がない。お互いにそれぞれその他の常連は知っているのだが、どうも一番足繁く通った時期がズレているようだ。
坂内以外のレースも含めて輝かしい戦跡を残しており、知る人ぞ知るってカンジで有名な人である。比べるのも申し訳ないが、当然の如く俺よりも速い。4時間エンデューロでの後半のあの速さは、気持ちが悪い(爆)。俺とはほぼ同世代であるが、レース歴がまるで違う。
・・・ここまでは良くある速い人のパターンなのだが、実は氏にはさらに途轍もない秘密が隠されている。この場では詳しく書くのは問題があると思われるので差し控えるが、これを聞いたら誰もが・・・そう、100人中100人が、彼が速い事に納得をするであろう理由がある。IAなどの如何なるライダーを連れて来ようとも、とある一定の条件の下では彼には絶対に敵わない。
氏はナンかオカシイぞって位のペースで周回。そのアツい走りにチームメンバーは沸きあがる。たまたま知人がピットに訪れたとき、ピット前を通過する氏を見て「アレ、い、今の●●さん!?」。ウヒャヒャヒャ、どーだ、すげぇだろう! 自分の事の様に自慢したくなる。これが坂内2DAYSの魅力の一つなのだ。

Epsn4406

次はJロウさんに交代。俺が知りうる限りではメンバー内では最も経験は浅いのだが、オフロード走行はそれだけでは判断できぬ事を如実に物語っている。過去に何人も初心者の走行を見てきたが、立ち往生して帰って来ない人、これ以上は無理だと思って逆走して帰ってくるヤツ(例:N皮君)、酷い目に遭ったと以後全く走らない人・・・。彼の場合はちゃんと帰ってくる。もう少し練習するだけで世界の代表T中さんといい勝負というくらいには走れるんじゃないかな?
バイクに限らず釣り、カラオケ、自転車、勉強などなど、多彩な才能を発揮。奥さんがかなり若いのも何となく納得してしまう。最近「直四の」レガシーから本物のインプレッサに乗り換えた模様。折角だからもう少し練習してみましょう。

次はN目君。過去に自身の一本目で無難に走りきったことはなかったそうだが、今回は立派にノルマを走りきる。よほど嬉しかったとみえて、走り終えた後はハイテンションで饒舌であった。

ここで坂内2DAYSエンデューロを特に知らない人の為に集計方法を紹介。

Epsn4400

普通のエンデューロの場合、周回チェックポイントにスタッフがおり、通過するマシンのゼッケンを手作業でチェックして周回数を数える。近年では直接PCに入力したり、センサーで自動集計する場合もあるようだが、坂内2DAYSエンデューロの場合は何れも非現実的。そこで「自己申告制」となっている。
集計ポイントの一番手前にゴルフボールがたくさん入った籠があり、1周走る毎にそこからゴルフボールを一つとり、自分のチームのゼッケンが書かれた籠に入れていく。写真で籠に洗濯バサミが付いているのは、写真の物で一つ当りゴルフボール10個に相当する。

Epsn4401

今回のレースを含めて、この集計方法が物議を醸す事が多いが、俺個人としては最良の方法だと思いますよ。敢えて、敢えて言うなれば、見た目に不安げな台の固定を、もう少し強力に見えるように工夫していただければ100点です。何せ我々のやっている事は良心の上に成り立っている、紳士淑女のスポーツなんですから。

この頃、ピット脇を歩く俺の目に懐かしい顔が飛び込んできた。2年ぶりか? T浦さんとその長男のケン少年。布団持参で手伝いに来てくれたそうだ!

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序盤に於ける各チームの鬩ぎ合いも落ち着き、今度はピットが俄かに慌しくなる。我がチームもクイックチャージャーで給油。

Epsn4399

俺の280馬邪のように透明ポリタンクならば良いのだが、鉄タンクでは使いにくいねえ・・・。まだまだ改良の余地ありですな。それにしてもヤケに燃費が良い。イヤ、これは良すぎだ。XLRでは例年1時間に4リットル程度の給油だったと記憶しているが、まるで入らん。やはりセッティングが極端に薄いようだ。
この時点で既に辺りが暗くなりだした。ライトを装着。

そして、我がチーム代表、T中さんの出番。実はオフロード歴は俺よりも長い。が、レースはこの坂内2DAYSしか走ってないと思われる。「田中麗震愚」のチーム名はもちろん彼の名前から来る物だが、そもそもは彼の独特の世界観を表す物として、某イニシャルK氏が口にし始めた事に端を発する。また彼は雨男としても高名である。今回彼がライディングする番となった時点で突如として空が雨雲に覆われ、遂には冷たい物が降り出したのは言うまでもない。メンバーの期待を一身に背負い、マシンに跨るT中氏。そしてクライマックスがやってきた。発進直前の出来事であった。見事なまでの立ちゴケ。カメラに収める事ができなかったのが悔やまれる。

Epsn4404

スタート時の出遅れとは打って変わって順調だ。あまり順位など気にしてなかったのだが、かなり高順位につけているらしい。2位とか3位とか・・・?

またME06さんに交代。彼は翌日の所用の為、このライディングを終えたら帰ってしまう。今、五時半。「七時になったら教えてください」とだけ言い残し、闇夜のコースに消えていく。相変わらずのペースで走るが、少し様子がおかしい。すると、ピットに帰ってきた。スロットルを戻すとエンジンがストールしてしまうらしい。とりあえずアイドリングを高めにする。
今度はME06さんが歩いて帰ってきた! ドリブンスプロケットが外れてしまったらしい・・・?

なんと、ハブが割れている。巻き込んだためかドリブンスプロケットがグニャグニャに曲がってしまった。

Epsn4414

ノーマルXLRは428チェーンであるが、このXLRは520にコンバートしてある。そして520のスプロケットの予備は無い。仕方なくスペアマシンから428のノーマルチェーンと前後のスプロケを剥ぎ取る。チェーンがエンドレスの為、2台ともスイングアームを取り外しての重整備になってしまった。

そろそろME06さんはタイムリミット。俺がバイクに跨る。ん~~~エンジンが止まりそう。走り出して数周は何とかといったところだったが、アイドリングをかなり高くしているにもかかわらず、遂に集計ポイントや下りでエンジンが止まってしまうようになった。気温が下がってきた為だと思われる。しかもその後の再始動に酷くてこずる。
そして・・・やはり、チェーンが外れた。スペアマシンから移植したチェーンはノンシールなのだ。俺も昔一時間のレースでノンシールを使用し、50分ごろに外れてしまった事があったので、予想はしていた。
ピットに帰る。
先ずはジェットの交換。ME06さんは時間も過ぎているはずなのに心配してくれて、作業を手伝って下さる。ふと彼の背中を見ると、ウ、ウワッ、そそそそのジャージはァァァァ!!

XLRのノーマルジェッティングはMJが#118、SJが#38。カンでMJを#122としたが、SJは手持ちに#40が無い。バクチを打って#42へ。
既にダラダラのチェーンを引きなおし、再スタート。おお、ジェッティングはバッチリだ。チェーンは無理をすればやはり外れてしまうと思われるので、スロットルの開閉を最低限に走る。二次減速比が高めである事もあり、普段より1速高いギヤで走る雰囲気となったが、これが意外とよく走る。妙に静かなエンジン音でスイスイ。不思議なのは、スタート時に感じた車体の重さが無い事。ただし夏の合宿でハイコンプ仕様のXLRに乗ったときよりは重く感じる・・・。この感覚はパワーウェイトレシオ的なものを感じているからなのだろうか?

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このあとJロウさんに交代、無難に走ってN目君へバトンタッチ。中間リザルトをチェックしにセンターハウスへ。あああ、#23、結構落ちちゃってますなあ。

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主催のクラブオフのスタッフへレポートを提出。代表のM氏。

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念の為モザイク掛けてますが、決して悪い事した訳ではありません(爆)。

俺はここで仮眠に入る。
そろそろN目君からT中さんに交代、という時、悲劇は起こった。

チェーンが切れた・・・。

Epsn4421

もうこれ以上走るのは困難だ。結局朝まで全員でふて寝。

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朝7時頃起床。やる事もないので寝酒に用意した焼酎を飲み始める。

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オイ、ケン。そんな所にいると酔っ払いオヤジに絡まれっぞ。昨晩N目君が作ったオデンも食う。うめェ。

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他チームのピットに冷やかしに行くが・・・舞台から降りた人間には、つまらねえ・・・。

さらに俺はゴール時間まで爆睡してやった。

XLR馬邪、午前1時38分、87周で5年来の咆哮を止める。

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我がチーム、走りゃ結構速いんだが、何ででしょうね? 坂内2DAYSに於いてコース途中から押して帰らなかった時は無い。それでも懲りずに既に来年の話もチラホラ出てますよ。いつかはノントラブルで走りきりたいものです。
ME06さん、大変ありがとうございました。来年も是非お願いします(笑)。これでRすけ君とN皮君がいれば正にドリームチームなんですがね。俺は走らなくても良さそう・・・?
まあ、トラブっても、リタイヤしても、マクロな目線で見れば大変楽しいレースであることには変わりは無い。今年は怪我人が出てしまったみたいだが、大事には至らなかったようでなによりです。

そうそう、今回2DAYSと日程の重なった「テイスト・オブ・ツクバ」に参戦のRすけ君、D.O.B.A.R.zero1でポールトゥウィン! すげえだろう! だいぶ吸い取られちゃったのかな。

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’07坂内2DAYSエンデューロ・レポ その1

2007-10-22 19:31:47 | オフロード

一年の計は・・・坂内2DAYSにあり
俺はこのレースには特別な想いがある。普段の他のレースでは必ず成績を意識するが、このレースに限ってはある程度その辺りが吹っ飛んでしまう。24時間もバイクを走らせ続けるのは結構大変で、他のチームとの戦いよりも自身との戦いとしての存在が大きく、正に完走する事に最大の意義があるレースと感じる。
勿論、純粋に速さを競うレースとしても充分に走り応えがあるが、コースには特に大変な箇所はないので初心者に対しても寛容だ。コース全域がガレ場の上にハイスピードコースであり川渡りがある事もあって、ラップタイムが速ければ優勝できるという物でもないようで、速さは無くとも滾々と走り続けた方がより良い結果を望めるという面も持っていると感じる。
また整備技術、マシン製作力、チーム力も大いに問われる。ついでに長丁場だけに財力も問われてしまう所も否めない気がするが・・・。

俺が初めてこのレースを走ったのは、1999年。第三回の大会だったと思う。この時は、今も2DAYS常連のないとーさんのチームにヘルプとして参加。この時彼とは初対面だったが、その後2DAYS友達となった。次の2000年には自前チームとして参加。

002days

24時間土砂降りの雨で、DT200WRは吸気にデバイスが多い為に水を吸ってしまって苦戦。それでも完走を果たした。ところがこのレースが終わってから、俺はバイクに乗らなくなってしまった。
再び参加しようという話が出たのが2002年。今回のマシンであるXLRを使用しての初めてのレースである。エンジンはほぼフルオーバーホールしたがナラシが間に合わず、スタート時に調子が出ていなかったが、完走。
2003年は自前チームでの準備が間に合わずに出場を諦めかけたところ、ないとーさんから声が掛かり、既に2DAYS常連となったこれまた別のチームに俺とN目君、N皮君の3人が、混ざるカタチで出場。
2004年、2005年もXLRで出場したのだが、どうにも俺は仕事が忙しすぎて事前準備が手伝えず、本番のみ走行。特に2005年は本番前1週間ほど連続完全徹夜してから合流、レース終了後そのまま仕事を始めて徹夜。当然次の昼間も仕事し続け、次の晩の2時頃終了という前代未聞の状態であった。

この頃俺は両親を立て続けに喪い、仕事の忙しさのあまり趣味のバイクもヤメてしまった状態。年に一回、坂内2DAYSを走るだけ。当然家族サービスなどに時間を割く事もなく、我ながらこれはイカンと思い始めていた。で、何かを変えることが出来ればと入手したのが、XR250BAJA、現280馬邪である。
2006年はこのXRで出場。
去年の記事 その1 その2 その3

思えば今でこそ俺の日々の暮らしに欠かせない(?・・・爆)N目君なんて、1999年当時は別に親しいわけでも何でも無かった。その他のメンバーも然り。現在の俺はほとんどツーリングには行かない(行けない)ので、バイクライフの殆どはオフロードコースで費やされる。なので、少なくとも俺の人生にとっては彼らはかなり重要な登場人物なのですよ。

そんなカンジで恒例行事と化した坂内2DAYSエンデューロ。今年は以前からこのブログでも書いてきたとおり、N目君のXLRで出場する事になっている。
多かれ少なかれどこのチームでも問題になるであろうのが、「誰のバイクを使うか」という事ではなかろうか。なんだかんだ言っても結構バイクが傷むからなあ。N目君も「このXLRでの出場は今年が最後」と言っている。で、完全ノーメンテのXLRの整備を俺が買って出た訳だが、色々あって取り掛かりが遅れてしまい、あまり手を出せなくなってしまった。申し訳ない。

せめてエンジンだけはと忙しい合間を縫って組んだのだが、これが俺が心配した通りのトラブルを発生。 ※詳しくは後日別記事にて 時間不足だったとはいえ、不安要素を認識しながらそのままエンジンを組んでしまったのは大いに反省・・・申し訳ない。スペアマシンのエンジンを積んで走ることとなってしまった。ちなみにこのスペアマシンの出所というのがまた面白い。カメラマンのN目君が赤の他人から借りてきた物だ。東海地区のバイク乗りには有名な人の持ち物。これ以上の情報をここに書くのは差し控えるが、もしもどこかで見掛けたら、「とんでもない災難でしたね」と労をねぎらってあげてください(笑)。

当初は我社の一角で作業をしていたのだが、あまりに仕事が詰まりすぎたため、N目君の高級ボロアパートに引き上げてもらった。申し訳ない。エンジン積み替え作業は本番前日。俺はまた極端に忙しくて、月曜日から完全に徹夜という状態を3日3晩続け、4日目の晩が夜間工事というハードスケジュール。金曜日の昼過ぎに会社の作業場を空ける事が出来たので、N目君の高級ボロアパートでの露天作業状態から我社へと再び引越し。俺はこの時点で、「もしもXLRの仕上がりがイマイチだったら、俺のXRを出そう」と密かに思っていた。

が、どうにかエンジンは掛かる模様。ただし調子が悪い。長期間の放置車両で、しかも走行8万キロという車両らしい。チューンドby俺(笑)のN目君のXLRはハイコンプで、併せてマフラー変更とエアクリーナー吸入口のダクトの取り外しが為されている。エンジンは積替えたもののキャブのセッティングはそのままらしい。調子が悪い事が判明して、この時点でノーマルのセッティングに戻したのだそうだ。これが本番で苦労の一因となる事はまだ誰も知らない・・・。

我社で作業を続け、12時ごろだったかな? 誰かが来たみたい・・・。と思ったら、Rすけ君。彼は去年一昨年と一緒に2DAYSを走ったのだが、今年は本来メインで走っているオンロードレースと日程が重なってしまい、坂内には来れない。そのオンロードレースとは何と国内に於ける草レースの最高峰、「テイスト・オブ・ツクバ」(旧テイスト・オブ・フリーランス)。去年も入賞した実力者である。ほとんどオフの練習はしてないのに、坂内でもかなり速い。何でも子供の頃から叔父さんの影響で池の平で練習していたのだとか。この日は心配して顔を出してくれたのだ。チョイ前までは男ヤモメにナントヤラだったのだが、遂に華が開いたそうな。本当にナイスガイだよ、俺の次に(アホ)。
もう一人、固定メンバーなのに今年は来れない男がいる。N皮君。田中麗震愚としては俺の次にオフロードレース参加に強い意志を見せる。走りもナカナカのモノだ。あとは坂内4時間EDのビギナークラスで入賞すれば立派にベテランライダーだ。…なのだが、妊娠中の奥さんの具合があまりよろしくないようで、今回は土壇場になって出場を辞退。残念です。

N目君のエンジンからほぼ新品のクラッチ周りを移植、タペットクリアランスの調整などの細かい作業をしてから積み込み。一週間ぶりの自宅に帰ったのは夜中の1時を回った頃。結局そのまま坂内へと向かう。現地には5時ごろ到着し、やっと2時間ほど仮眠・・・。

さて、コース内に車を入れてピット&パドックの設営を開始する。同じくXLRで走るチームを目ざとく発見し、「スペアマシン見っけ♪」とばかりに隣を確保(爆・・・スミマセン)。
スムーズなピットワークの為にコンパネでステージを組む。テント担当はテント収集家のN目君。

Epsn4393

窒素ガスボンベやクイックチャージャーなどと合わせて、設備だけはワークス並み(ウソ)。時々通りがかる人が立ち止まって見て行ったり、話しかけられたり。

Epsn4391

N目君に聞くと、何と一度もライトを点灯させてみてないと言う。試しにフィッティング開始。コネクターを差し込んでみたが、点灯せず。配線の色が違うのか?とテスターでチェックするも問題ない。すると球切れか? レンズを外すと、何とランプにカプラが刺さってない(爆)。勿論その後正常に点灯。

Epsn4398

↑メンバーに的確な指示を与える世界の代表T中氏w

外装を丸裸にして作業してたら、主催者のスタッフが各ピットへ出張車検に回りだし、遂にウチにも来てしまった。「大丈夫ですか?」みたいなカンジだったので、ポコポコポコッと外装を被せて、「大丈夫大丈夫!」と平静を装う。ハケ塗り塗装のフレームは塗装で刻印が埋まってしまい、フレームナンバーが読めないので困っていたみたいだったが・・・(爆)。

そんなこんなでスタート時間が迫ってきてしまった。今年もスタートを担当する俺、慌てて着替える。が、ブレストガードが無い。どうやら忘れてきたようだ。仕方ないな、ナシで走ろう。それとナンとグローブも忘れてきたようだぞ!! N目君から借りる。本来は一周の練習走行(下見ね)を走ってきてからスターティンググリッドに並ぶ筈なのだが、もう時間がありましぇん。ピットから直接スタート位置へ。組んだばっかりでまるで走ってないのに、心配だなあ。

つづく。

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坂内4時間ED・秋の陣 レポート

2007-10-15 23:32:24 | オフロード

今回は珍しく当日朝出発。早朝3時起き・・・。ここのところ仕事が忙しいので、睡眠不足にかなり拍車がかかる。
普段は寝起きの悪い子供たちだが、早朝というより夜中に起こされて何事かと思ったのか、スンナリと目を覚ましてキョトーンとしていた。

現地には五時半ごろ到着してパドックを設営。前回の大会でレース出走者のサイフが置き引きに遭ったそうだ。こんな山の中の話なので関係者の仕業かなあ・・・? 自分と同じ趣味を持ち、善意の元に成り立っているはずのレースがこんな事で汚されるのには憤慨。坂内4時間はエントリーフィーがどのクラスも一律¥4000と激安。つまりお金ではなく「キモチ」で運営されているのです。そんな事するヤツはこの場に来ないでほしい。

さて、今回は他のレースと日程が被っているせいか、エントリー台数が少なめ。受付を済ませてエントリーリストを確認。何を確認するのかっつーと、俺のマシン名が「正しく」(笑)書かれているかどうかである。 ※過去記事参照
・・・
・・・
・・・やった!

Epsn4365

パドックが比較的目立つ場所である事もあり、280馬邪と今回初の実戦投入のクイックチャージャーを立ち止まって見ていく人も多い。しかし、コレで遅かったらカッコ悪いぞ・・・。

Epsn4289

ライダーにリターンしてから以前と違いを感じるのは、エントラント同士がフレンドリーである事。昔はもっとピリピリしてたような気が・・・。練習走行で知り合った人、ブログで知り合った人など10人以上が顔見知り。一緒に走る上では絶対の安心感がある。
一時間のクラスがスタートしたので観戦。やはりブログで知り合ったでんでん丸さんが走っている。安定した走りを見せるトップの#3を少し荒い走りの#13が追いかけており、その後ろをでんでん丸さんが並行して続いているという展開。最終的には#13が#3をパスしたようだ。

そして4時間クラススタート時間。このレースとしては珍しく予定時間よりも遅れてのスタートとなった。グリッドに並んだ時点で既に足が攣っている(爆)。
俺が走るC-Sクラスは4時間を一人で走る。その他のクラスは全て2人組。C-S以外がルマン式スタートをした後、C-Sクラスだけはクラッチスタートとなる。
ルマン式組で2~3台エンジン始動に手間取ったチームがあり、C-Sに対してはかなり間を置いてフラッグが振られた。実は俺はスタートに関してはかなりの得意意識があり、グリッドが良かった事もあってC-Sではホールショット。

Epsn4295_2

・・・んが、何故か第一コーナーで微妙に何かの呪縛にかかって動けなくなり(?)YZ250Fに乗る激速のAさんにパスされる。直ぐに後ろに喰らいつく。Aさんは若干セーブして走っている模様。ミスして吹っ飛ぶのを期待して後ろからつっつきます。

Epsn4303

そのまま5~6周は走ったか? 完全に一本ラインの部分で周回遅れに引っ掛かり、Aさんには離されてしまった。
この時にあまりに喰らい付きすぎてゴーグルがかなり汚れてしまった。俺は一枚ゴーグルで行ける所まで行き、その後はゴーグルを外してしまう事が多い。坂内の場合は川渡りがあるので、そこで泥が上手く洗い流されるケースが多いのだ。だが今回は汚れすぎ。仕方ないのでここでゴーグルを外す。この事が終盤で大変なダメージを食らう原因となることは知る由もない。
ここでふと後ろが気になりだした。前回優勝のME06さんがまだ来ない・・・。時々振り返って確認。何となくあの特徴のある排気音が聞こえるような・・・。
そして暫く周回を続ける・・・・。
うわあ!来たぁ!! 激しいプレッシャーを感じつつ、逃げる。ジリジリ近づいてくる。俺、逃げる。2周ほど粘ったが、遂に刺されてしまった。ME06さん、コッチを見ながら抜いていきます。クソォ!!

暫く付いて走るもジリジリ離される。そして見えない所まで行ってしまった。が、その直後信じられない光景が目に飛び込んできた。ME06さんが転倒している! ウハハ、先に行かせて貰います。
また一周してME06さんが転倒した場所に差し掛かると、なんとまだME06さんがそこにいる! どうやらマシントラブルのようだ。後で聞いたらフロントスプロケットにチェーンが咬みこんだらしい。その後ME06さんが停止中に2~3ラップほどする事になった。
そしてまたさらに信じられない光景が・・・! トップを独走しているはずのAさんが止まっている!! これも後で聞いたら周回遅れに突っ込んでフロントブレーキディスクが曲がってしまったらしい。Aさんはリタイヤ。うーむ、速い人が転倒しているうちに先に行くのは小気味良いが、マシントラブルのところを先に行かせてもらうのは心苦しい。

足を攣らせながらも快走を続ける。エンジンもサスも非常に調子が良い。特にエンジンは乗り慣れてきたためか何時になく扱いやすく感じる。チョイと濃い目なのが功を奏したようだ。
それと、トップだからかなあ? そこらじゅうで皆が応援してくれている気がする。で、川を渡って直後の結構スピードの乗るところで、大転倒!! 結構見せ場だけにギャラリーがたくさん。カッコワリィ・・・。ムクッと起き上がると、ヒイイッ! 何と目の前に、王子様を抱えた嫁さんと、娘二人が座っていた!! しばらく前からそこで見ており、偶然転倒シーンをカメラに収めたらしい。しかも連続写真。ドーゾ見てください・・・。

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そして別の周回のカッコいい写真(?)もドーゾ。

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俺は昔から良く転ぶ。「転ぶ為に走っている」とか言われてきた。そういう星の下に産まれたんですかね?
ここでMD30の弱点の一つ、シートレールを激しく曲げてしまった。で、何故かセルが回らない。バッテリーの端子が外れたか? 通りがかったマーシャルに押しがけしてもらい、再スタート。

2時間経過時点で嫁さんが給油のサインボードを出してくる。何となくもう一周回ったほうが良いような気がしてスルー。ボアアップしてからは非常に燃費が良いのだ。後半の展開も楽になるような気がするので・・・。もう一周回ってくると、顔見知りの人(名前も知らない)の奥様が、「ピットで待ってるよー!」って叫んでる。スミマセン。そしてありがとうございます。
ピットに入るとその奥様の旦那様がピットワークを手伝って下さいました。初実戦投入のクイックチャージャー、問題点もあるとはいえ意外と調子は良い。少し水分補給して、短いピットワークで再スタート。ありがとうございます。

足が攣る・・・。ちょっとダレダレ。そしてもう一つの問題が浮上。裸眼のままの左目が霞み始めてしまった。ピットでゴーグルを再装着するべきだった。止まって着けるか? そのまま行くか? 後者を選択。
そして最後の1時間時点で、殆ど左目は見えなくなった。まつ毛に泥がこびり付いているのかと思い、何度も目を擦るが・・・ダメ。眼球に傷が入ったようだ。完全に片目運転。路面がしっかり見えないので何度も転倒。周回遅れに追いついても抜けない。暫く付いて走ってしまう。ペースが上げれない。

Epsn4325

またME06さんにパスされた。だがとてもじゃないが付いていけない。
それと、周回チェックポイントに時計が置いてあったのだが、残り30分頃に何故????「あと1周」と書かれたボードが立てかけてある。自分の身につけた時計とのツジツマが合わないので、ちょっと混乱してしまった。多分他のエントラントの物だと思うが、ヤメて欲しいッスね。

てろてろと走ってどうにかゴール。
ME06さん、終盤にパンクしてリタイヤしたそうだ。何ィ、俺としてもガッカリです。
知ってる人が何人か来て、「2時間中間リザルトではトップだった」と教えて下さった。ウーン、後半はメロメロだったからなあ・・・。

表彰式が始まった。
先ずは1時間クラス。2位の#3の人が前回大会での入賞者だったらしく、賞典外。でんでん丸さんが2位に繰り上がり! ミニチュアダックスをアクセサリーのように(笑)連れて表彰台へ。知ってる人が入賞するのは嬉しいし、自分への刺激にもなる。

Epsn4344

2人で走るクラスの内のオープンクラスは、やはり常勝のKさんチーム。俺も抜かれている。
そしてC-S。

Epsn4346

なんと俺、優勝。

Epsn4363

ん~~~~・・・。
まあ嬉しいが、コレはタナボタだなあ。今ひとつ達成感が乏しい・・・。中間リザルトでは20周でブッチギリトップなので、ここまではまあいい。後半は16周というショボさ。パンクでリタイヤしたME06さんにも負けてます。真ん中の娘には「お父さん、あんな所で転んで、カッコ悪いなあ」とか言われるし。じゃかましい。
もっと練習します。

ちなみに36周走れなかったら2DAYSでは仮装して走行という自己バツゲームを課していたが、クリヤーしたのでやりません。
手前味噌になってしまうが、今回はマシンにはあまり不満を感じなかったなあ。扱いやすくてパワフル。強いて言えば、重い。レーサーと比べると数字的にも随分重いはず。激しいギャップには身構えて進入しないとブッ飛びそう。あと、登りのコーナーが苦手かな。チョイと開けただけでシャクる位レスポンスが良いので、フロント荷重が抜けてしまいがちとなり、曲がり難い。結構今までXRに対して悪口は書いてきたが、これ位の実戦力があればいいバイクだと思いますヨ。俺的には、これでホンダじゃなければねえ。

ヨシッ、次は一週間後、坂内2DAYSエンデューロだ!!

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坂内4時間・マシン準備

2007-10-13 02:51:34 | XR250

マシン準備って言っても、何にもやる事ない。ちゃんと不足無く走れるので。
やるのは前後タイヤ交換(勿論チューブも)と、フロントフォークオイルとエンジンオイル交換。

Epsn4249

XRで感心するのは、さほどコマメにリヤサスのリンクのグリスアップをする必要が無い事。過去に乗ってきたヤマハのDTシリーズは、しょちゅうチェックしてないと直ぐに動きが渋くなったが、XRでは全然平気。比較的最近にグリスアップしてるのでコレも見送り。俺はイジリ系の人間なので本来であれば必然性が無くてもこれらの作業は避けて通る訳には行かないのだが、今回は仕事がかなり忙しく、アキラメです。

タイヤは既に一週間前に入手していたのだが、やる暇なくて放置していた。タイヤにはエアではなく、リヤサスOHの為に仕入れた窒素ガス。まあ効果は殆ど無いだろうけど。

Epsn4264

先日インチキ業の為に導入したNGKのイリジウムプラグ、やはりパワーアップとかは全く感じないが、濃い症状は治まってしまった。
エアクリーナーエレメントの清掃、ネジの緩み対策、その他気付いた点を手直し。

仕事の区切りをつけてから始めたので、作業開始は12時半位。昼ではなく、夜中です。う~~~タマラン。
何故か前回と同じゼッケン。固定ゼッケンだったのか?
眠い。バイクが汚い。明日暇見てエンジンオイル交換します。

Epsn4267

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エンジン一気組み

2007-10-11 13:07:19 | XLR250

やれやれ・・・。
現在我社の技術力を結集する極端に難易度の高い仕事で忙しいのだが、何やってんだか。

Epsn4234_2

写真はその製作物。コレは光源部分なので、仕上がると全て隠れてしまう部分。LEDのRGB調光(ゆっくり色が変わったり、色が流れたりする)なので、こんなに小さいのに電線が40本。タマラン。フレームはアルミ製、本体外装はステンレス(このブログでお見せするのは少し問題あるので、写真は載せません)。実はデザイナーが考えた形状にかなり無理があり、意地とプライドで引き受けた物。我社は変態看板店なので、妙なモノばかり作ってます。普通の物もあるけど。こういう物を全くの単品製作する訳なので大変であり、楽しくもあり。

さてさて、部品待ちで放置していたXLR。
痺れを切らして先週木曜日にお店にTEL(既に数度目)。すると、「スミマセン、揃ってました」。ふぬう。以下略。

現在俺は前代未聞の金欠病に侵されており、手持ちが無い。暫く引き取りに行く事が出来ず、定休日前の水曜日の閉店間際にやっと受け取る事が出来た。
そのまま一気に組み上げる。

フリクションプレートは部品統合したのであろう、異なる品番の物が来ていた。

Epsn4209

キックスピンドル横のオートデコンプの取り出し部分にイヤな物を見てしまった・・・。

Epsn4221

シリコンで埋めときます。他にもクラックがあるので、本来なら右クランクケースカバーは交換した方が良さそうですな。
シリンダーは抱きつきを起こしたままだが、ピストンリングは交換。ピストンピンも交換。
念のため圧縮上死点とTマークの位置をダイヤルゲージでチェック。問題ない。時間があればXLRのノーマルカムのカムプロフィールを計りたかったが、今回はアキラメ。

Epsn4218

バルブはMD30の物に変更したのでバルブガイドもMD30用なのだが、バルブスプリングシートはXLRの物を使うつもりで注文しなかった。ところが微妙に内径が小さく、使えない事が判明。元N造さんエンジンを部品取りにするのはイヤなのだが仕方が無い。ヘッドからもぎとって使用した。

Epsn4217

カムシャフトベアリングはチューンドby俺wの定番(?)、スプロケット側は正規のベアリング、反対側には非接触シールドを使用。

Epsn4220

トリャーッ!!と組んで、最後にカポッとタペットカバー被せてこの日はオワリ。

何度も言っている事だが、俺はキタナイバイクが非常にキライ。走っているうちに年季が入ってくるのは良いのだが、ある程度は手を掛けてやらんと・・・。
オフロードバイクのクランクケースは殆どの場合アルミ地肌。だんだん錆びてきて、泥がこびりついたりして汚くなってしまう。で、俺のオススメケミカルを紹介。大抵の場合ホームセンターの自転車用品売り場に置いてある。または工業用油製品(タッピングオイル等)と一緒に並んでいるかな?

Epsn4248

コレを塗りつけて歯ブラシでこすり、30分程度放置。水で洗い流せばかなりキレイになる。コイツの凄い所は泥が付いていようが油が付いていようがそのまま施工できる所。ただしユニクロメッキや有色クロメートを侵すので注意が必要。俺が知る限りでは写真のブランドに限らず2~3メーカーから売られているが、容器の形状と液の色は同じ。何故か価格はバラバラで300円台~500円台ってところ。

次の日(水曜の深夜)に諸々のチェック。オートデコンプのキック横の取り出しの組み付けが間違っていた。レバーを押し下げながら組むらしい。既に現在車体本体と共にキックアームは手元に無い。やっぱりサービスマニュアルは必要ですな。タペットクリアランスの調整。MD30よりもかなり数字が小さいんですな。なんでだろう? 経験的に少し広めにしておいた。
それにしてもクランクをレンチで回すと、ヤケに重い気が・・・。実はちと心配事項があったのだが、時間的な問題でそのまま組んでしまったのだ。取り越し苦労ならいいけど。

Epsn4237

交換した部品。この他にバルブやバルブガイドなどがある。

Epsn4228

当初このXLRは7月~8月に作業するつもりだったのだが、色々あって遅くなってしまった。例年今の時期が一番忙しいので、既に車体はオーナーに引き取られて行った。で、元々ミャフリャーも製作し直すつもりでお手製パンチング板も製作したのだが、お蔵入りですな。

Epsn4059

Epsn4060

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もうじきお目見え・・・?

2007-10-07 20:15:17 | チョイ毒エッセイのようなもの

●前置き●
ホンダファンの方は読まないほうが良いかも・・・。
今回のネタ、以前から同じような内容で数回下書きしてるのだが、いずれも内容がキケンという事で破棄。
それでも何故か避けては通れない道のような気がして???? 腹を括ってアップです。
コレは単純に俺個人の感情を含む個人的な意見であり、不愉快に感じた方は内容を忘れてください。

俺はアンチホンダである。
予めお断りしておくと認める部分は認めており、過去にも現在にもホンダ車を所有し、また今現在他にも購入したいバイクも存在する。なので完全否定している訳では無い事はご理解いただきたい。

では何処のメーカーが好きなのか?・・・となると「ヤマハである」と答える。じゃあ“ヤマハ党”であるのかという問いには「NO」である。いや、厳密に言えば90%がNO、残りはYESとなる。

というのは、そもそも俺には「○○のファンになる」という感情が全く無い。プロ野球に始まり、サッカー、相撲、プロレス、果ては他人が走るバイクや車のレースには全く興味が無い。勿論オリンピックなんかでは日本人選手を応援するし、先のプロ野球でも「出来れば地元チームが」との感情もある。が、「ファンである」というキモチとは異質な物であると思う。
そうかと思えば「尊敬する」という感情(?)は持ち合わせている。スゴイ人、スゴイ会社、スゴイ団体などなど・・・。この気持ちと「ファンである」事との違いは、「スゲエなあ・・・んでも俺も負けねぇぞ!!」という感情があるか否か・・・という差であるかと自己分析している。ホンダに対してはかなりこの気持ちに近い。
暫く前に会社にセールスに来た人と話していたら、たまたまホンダの話になった。セールスマン曰く「本田宗一郎はスゴイですよねえ」。そして俺、「あんなもん俺のライバルだわ」(爆・・・陳謝)。さすがに彼もコノヒト(俺ね)はイカレてると思ったのか、そそくさと帰ってしまった(爆)。

常に新しい事に取り組む姿勢はむしろ俺は好きだし、認めている。モータリゼーションと言う物を他のメーカーよりもマクロな目線で見つめ、根底から変えようとする姿勢が見受けられるのは個人的には好ましく感じる。
だが、うまく行かなかった時に「イヤ、ウチは元々そういうつもりじゃなかったんですよ」みたいな所がイヤなのだ。他メーカーは必死になって対抗意識剥き出しにしてやってる所を、表向きクールに見せているような所がねー。
俺がアンチホンダを確定させてしまったのは、某バイクが発売された時。誰がどう見ても、少なくともマーケティング上では俺の溺愛するVmaxのライバル車種のようにしか見えないのに、それを否定するのは如何な物か。不戦勝を狙ったつもりですかね。
それとデザインが野暮ったいのもそう。最近は随分良くなった気がするが、なんか体裁だけ繕ったような、単に歯ざわりの良いデザインになってしまっているように思える。
そういえば最近TVでやってるホンダのコマーシャル、アレはいいね。BGMが第九のヤツ。悔しいが非常にロマンを感じる。ヤマハさんもやってよ、ああいうのを。ヘリとか使ってサ(オイ)。
俺としては次期XRを楕円ピストンとかで、しかもマトモな金額で作ったらアンチホンダは撤回します。

ヤマハはたまたま自分が好きなバイクがヤマハであるケースが多いと言う意味で、ヤマハのバイクならば俺を裏切らないだろうという信頼感のようなものがある。あっ、裏切られた事もあったな・・・。
本来は営業主体の会社であるトヨタ自動車の技術力の一端を担ってきたという部分も俺のスタンスに近い物もある。ヤマハのバイクは、女性に喩えるならば「愛人」だね、俺にとっては。ホンダさんのは「隣のオバチャン」。

次に好きなのがスズキ。君が死んだら僕も死ぬ~みたいなアツさがある。高校や大学の頃の恋人ってカンジ。でもどうしても買う勇気が出ず、過去に所有したのは原付スクーターばかり3台のみ。随分昔の事だが、GSX400Xインパルスを買うつもりで見に行って、やめてホンダ車を買った(爆)。
カワサキ車は乗ってるとカワサキ党に見られるのがちょっと・・・。ショットバーでカウンターの向こうの方に座った女の人ってカンジ。ただしKSRだけは別で2stの80と50を現在も所有(50は嫁さんの)。幼稚園の保母さん。

・・・ん? 本妻が無いって? 気にするな!!

さて、もうじき東京モーターショーが開催される。今回のショーには新型Vmaxが出品されるとのウワサが濃厚。ヨーロッパで既に図面提出しての特許申請等が話題にもなっているが、可変バルブタイミング機構を搭載するらしい。排気量などの詳細についてはまったく不明。
で、ヤマハのサイトでは既に出品車両が小出しに紹介され始めている。Part1には、Vmaxは無し。Part2にも、Vmaxは無し。だが、興味深い内容を発見。それは「SecondLife」(※3Dバーチャルワールド)にてモーターショーと連動したキャンペーンを実施するというもの。
展示モデルの18車種をバーチャル試乗できるらしいのだが、その内3車種が先着100名との事。3車種のうち、2車種は公開されている。という事は・・・?
対するホンダは、現時点では非常に現実的なバイクばかり発表している。ウーム、俺的には新型VmaxとWR250Rへの対抗馬がサプライズとして控えているような気がしてならないのだが・・・。

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ヘッドライトのフィッティング

2007-10-04 09:00:25 | XLR250

坂内2DAYSエンデューロは24時間エンデューロであるので、当然ナイトランがある。
ナイトランがあるという事は、灯火類を装備しなければならない。ここが他のヘアスクランブル形式のレースと異なる点でもある。レースが行われる時期の問題、山に囲まれたコースである事などから、24時間の内のほぼ半分はヘッドライトを点灯しての走行となる。だからしてヘッドライトの存在を軽視すると大変な事になる。

我がチームが過去に使用したマシンは、DT200WR(当時俺所有)、XLR250BAJA(N目氏所有、今年使用するマシン)、XR250BAJA(俺所有の、現280馬邪)。この中でXRのみはバッテリーを搭載しており、灯火のフィッティングには苦労が無かった。
残る二機種はバッテリーレス。最も困ったのはDT200WR。ランツァのヘッドライトを移植したものの明け方には電装がイカれ気味となり、ライトが暗くなった為にペースがガタ落ちしてしまった。
XLR250BAJAはノーマルでは二灯式ヘッドライトだが、実はそれほど明るいライトが装備されているわけではない。一昨年にオークションにてマルカワレーシングのラリーライト(何用なのかは不明)を入手、他は全く触る事なくそのままポン付けで使用したのだが、意外と明るかった。去年はそれを俺のXRで使用した。これもまずまずの明るさであった。

ラリー等で使用する場合、ジェベル250のライトユニットを流用するのが定石のようだが、ここではフレームを製作する。

このライトは入手当初からフレームが歪んでおり、初回はそのまま無理付けして使用。去年はMD30=XR250BAJAに合わなかった事もあってフレームを作り直した。このフレームは某氏が転倒してひん曲げてしまった。

Epsn4083

敢えて指摘はしなかったが、彼が出走前は正常だったのに、走り終えた後で曲がっていたので間違いない。
さらに今年はまたXLR用にフレームを製作する。
まずは砂曲げに使用する砂を用意する。コレは会社で在庫しているセメントを捏ねる山砂。看板屋さんは、バイク屋や車屋以外で最もバイクをイジるのに適した仕事である(と思う)。金属加工をやりつつも砂を在庫し、塗装やグラフィックの製作、道工具を一通り備える業種は他にはそうそう無いだろう。つっても看板屋さんが全てそうだという訳ではなく、我社の様なのが少数派である。俺は一頃はバイクから完全に離れていたのだが、その間も「この機械を導入すれば、バイクのあのパーツが作れるぞ、ウヒャヒャヒャ!!!」という観点から設備投資をしてきたのですよ。同業種で、バイクいじりに欠かせないTIG溶接機やサンドブラストを使っている会社は少数派。旋盤に至っては一部の特殊な業態を除き、使っている所はまず無いだろう。現在も導入したい設備は数多とある。筆頭格はレーザーカッティングマシンだが、ちとコレは零細企業には荷が重過ぎる。その他は三本ローラーやMIG溶接機かな。
さて、セメントを捏ねる砂は全体的に粒度が荒く、まちまちの粒度の砂が混ざっているので、篩いに掛けて目の細かい粒度帯の砂を作る。数日間放置して(時々天日干しした)完全に乾燥させた。

Epsn3992

フレームの材料になるのはA6063の丸パイプ30φの2.0t。ちなみに何故かは詳しくは知らないが、鉄の丸パイプに限っては全てがインチサイズなのでこのサイズ(30φ)は規格に存在しない。肉厚も1.6t、2.3t、3.2t、4.5t・・・となる。丸パイプには例外的にこれ以外の肉厚も存在する。
仕事では滅多に丸パイプは使わない。アルミとなるとなおさらだ。なので去年と全く同じ材料・・・つまり、去年使った端材の余りがまだ残っていた事になる。
コイツに先に用意した砂を詰める。最初にパイプの片側に木片を叩き込んで蓋をする。

Epsn4052

Epsn4055

Epsn4058

 ※鉄やステンレスの場合はLアングルを溶接する 砂を少し入れては棒で突き、また入れて突き・・・。スリキレまで入れたらこちらにも木片を叩き込む。ここまで散々突いて詰め込んだ筈の砂。木片の蓋を掛矢(カケヤ=大ハンマー。余談だが○エローコーンのスレッジハンマーとは、カケヤの事。どーでもいいか)で叩き込むと・・・アラ不思議!! 5cm位入ってしまうのです。

今度はライトに合わせたRに曲げるための型を作る。会社に転がっていたコンパネを二枚重ねにした物を、原寸図を貼ってミシン鋸(糸鋸盤)で切り出し。

Epsn4062

コンパネの厚みは約12mmなので、二枚重ねで24mm。30φのパイプを曲げるには充分であろう。
話しは逸れるが「コンパネ」とは「コンクリートパネル」の事である。勘違いしている人が多い様だが、確かにコンパネはベニヤの一種類であるもののベニヤ=コンパネではない。何せホームセンターでも商品の札に書かれた名称にすらベニヤとコンパネの区別の無いものも見た事がある。こういうのは売る側の責任として正確な表記をして貰いたい物だ。またコンパネ=コンポジットパネル=合板の略と思われているケースもあるようだが、一般的に「コンパネ」と言う場合は、コンクリートパネルを指すのが普通。
コンクリートパネルというのは、コンクリートの型枠に使うためのベニヤ。日本国内ではベニヤってのは合板の事を指すが、実は本来は一枚板を指す言葉らしい。合板とは、本来は品質の高い一枚板がなかなか採れないのをスライスした板を何層にも貼り合わせる事で、一枚板の代替をしようとした事に端を発するが、その後一枚板よりも合板の方が強度が高く作れるという事で高い評価を得る事になったらしい。

どうも話が逸れますな。いつもの事か・・・。
で、コンパネ製の型は定盤にクランプで固定しておき、砂を詰めたパイプは酸素アセチレンバーナーで熱する。

Epsn4065

Epsn4067

アルミは鉄等と比べて融点が低いので、溶かしてしまわぬ様に慎重にバーナーで炙る。
充分に熱したら速やかに型に押し当てつつ曲げていく。アルミパイプの曲げはステンレスに比べて楽だ。

Epsn4068

冷えたら詰めた砂を出しておく。

スライド丸鋸にアルミ用のチップソーを取り付けて、台傾斜させて規定寸法で45°に切断。

Epsn4082

三又クランプのボルト位置に合わせて材料を固定し、TIGで溶接。

Epsn4084

鉄やステンレスの場合は点付けで仮固定して直角を出したりするが、アルミの場合は点付け溶接がやり難いので、俺は母材をしっかり固定しておいて一気に溶接してしまう事が殆ど。溶接箇所は面倒でも極力擦り合わせを行い、ピッタリ合わさる状態を作ってから溶接したほうが良い結果が望める。

Epsn4087

この辺りから仕事が忙しくなり始め、一時放置。しかも製作物のレイアウトが完全に三次元。光軸の問題もあるので正しい角度に取り付ける必要があるものの、現在XLRはエンジンは降ろされ、リヤ周りも外されて日本酒のケースをスタンド代わりに立てられている状態であるので光軸は完全にカンだ。加えて去年製作したフレームはライトのオーバーハングが大きく、面食らう位にハンドリングに影響があったため、今回は極力ライト本体がネックに寄った状態にしなければならない。

これ以降の作業は手順の紹介もしようがないので割愛。前出のパイプ材は全てA6063で、板材は全てA5052の4t板からコンターで切り出した。
我社の片隅に居座っているXLR、最後は現物合わせで溶接する必要があるのだが、ケーブルが僅かに短く、TIGのトーチが届かない・・・。ズルズルと引っ張り出そうとしたのだが、本来一番重いはずのエンジンが無いので、バランスを崩してバッターン!!とブッ倒してしまった。誰も見てないので黙っておこう・・・。

Epsn4159

製作したのはアルミのフレームのみで、本体と細かいブラケット類はマルカワレーシングの物をそっくりと流用。が、ゴムマウントが千切れているのを発見。

Epsn4157

このライトは本来四つ輪用の物を流用して、レンズをひっくり返して、本体ごと逆さまにして取り付ける構造。本来は下側固定されるボールジョイント的なマウントを上にして、フレームから吊り下げるようなカタチである。下側は小さなゴムでマウント・・・というか、振れ止めが為されている。コレが千切れちゃったのだ。仕方ないのでホームセンターでゴムのスリーブを買ってきて適当に作ってやった。フレーム本体は超テキトーにバフ掛けして終了。

Epsn4160

正しく光軸が出せるのかは、点灯させてみないと何とも判断ができない。またオーバーハングを小さくしようと努力した結果、ネック周りの配線の行き場が無い。ノーマルではどうだったか忘れたが、少なくともこの車両ではコンデンサー(バッテリーレッサー)がフロントにある。位置を変えてやらなければならないかも。ハイワッテージバルブが入ってた気がするが、元に戻した方がいいかも。まあこの作業はは世界のT中代表にオマカセしよう。

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2台のマシンの正式名称は馬邪

2007-10-02 21:14:46 | カスタム

XLRの部品、まだ揃わず・・・。まあ組むだけなら一気にやれば二時間もあればバイクは走れる状態にできるんだが、ナラシもやらなきゃイカンし、心臓に悪いですな。
実は既に仕事が爆忙状態。夕べも徹夜で図面を引いた。当然昼間は普通に仕事。今晩もデザインをやらなければ・・・。
それなのにブログの記事を書いてて大丈夫なのか? まあ息抜きですわ。

XLRのエンジンは仕事の合間に何とかするとして、車体までは手が回らん。代表T中氏にオマカセだ。
そんな訳で暫く前に既に準備してあったタンクのデカールを貼る。最後までお楽しみにするつもりだったのに・・・。
勿論俺の手に掛かれば、タンクのデカールもタダでは済まさない。

Epsn4154

2002年から受け継がれる栄光の「馬邪」のネーミングは、そもそもこのXLRが本家。
そして俺のXRも「XR」の名を捨てて、正式名称「280馬邪」という。
坂内4時間のエントリー用紙には、車種名を詳しく書くように指示がある。
なので、俺は当然「280馬邪」と書く訳だ。
一年前に「250馬邪」とだけ書いたら、エントリーリストでは「XR250BAJA」と直されていた。よく「XR-BAJA」だと解りましたな。
6月のレースでは少し弱気になって「XR250改 250馬邪」と書いたら、エントリーリストには「XR250改」とだけ書かれていた。

Epsn4077

果たして今回はどのような対応をしていただけるのか?
スタッフの方々には、おおらかで理解と柔軟性のある判断を望んで已まない。
是非今回は「280馬邪」とだけ記載戴きたい。お願いいたします。

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