JOHN GRISHAMのCALICO JOEを読んだ。
JOHN GRISHAMの作品には、法廷ものと呼ばれるものが
多いが、いくつかの作品は、まったく、法廷には関係しない
ものもある。
この作品がそうであり、プロ野球選手の話だ。
新人起用され、すさまじい勢いで、ヒットやホームランを
量産して、スーパースターになるJOEという野球選手に、
ビーンボールが当たり、昏睡状態になる。
死線をさまよい、生き延びたが、片目の視力がなくなり、
野球選手をやめざるおえなくなってしまう。
そのビーンボールを投げた投手の息子は、その現場を目撃する。
その息子の物語なのだ。
194ページと比較的、短く、野球用語や野球選手の名前が多く
出てくる前半は、ちょっと、大変だったが、慣れてきたら、
何とか、読み切ることができた。
あたかも、実際にあった話のごとく展開していく。
かって、大リーグで、ビーンボールで亡くなった選手もいるらしい。
投手と打者の真剣勝負の中で、ビーンボールも一つの武器
と考える投手もいた時代があったのだろうか。
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