ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

粘っこい”n”の謎

2008年08月10日 | 英文法はミステリー
若林俊輔氏の著書「英語の素朴な疑問に答える36章」で、
"a"と"an"について、「え!本当?」という説明が載っていた。


①もともと"a"という語はなく"an"だけだった。

an baseballは、どうも発音しにくいので、"n"を
取ってしまおうということになったらしい。


②簡単な覚え方

1.anは、a,e,i,o,uの文字で始まる後の前で用います。

2.例外として、uは、ユーと発音する場合は、aにします。
<例>a uniform, a useful suggestion

3.もうひとつの例外としてhで始まる後で、a,e,i,o,uの前で、
hを発音しない場合は、anとします。<例>an hour,an honest man

*他にも例外はあるようですが。


③粘っこい”n”の謎

apron(エプロン)は、昔は、napronだった。
a napronを何度も言っているうちに、粘っこい"n"が、
aの方に、くっついてしまって、an apronになったとのこと。

逆にnewt(いもり)は、昔は、ewtだったが、an ewtを
何度も言っているうちに、a newtになったとのこと。


④an=1でした。

anは、1という意味でした。

1という意味には、onもあったとのことで、
ウォンと発音されるのが好まれていた。
それが、oneというつづりに変化したらしい。

昔、冠詞のaや、anが無くなって、全部、
oneでいいんじゃないかと思ったことがあったが、
なぜ、anとonが共存したのか、謎が深まって
しまった。


応援よろしくお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Albinos targeted in Tanzania | トップ | バットマン&ロビン~Mr.フリー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

英文法はミステリー」カテゴリの最新記事