久しぶりに英語学習のノウハウと思わしき本書を手にとった。
著者は、中国駐在経験のある元商社マンの泉氏だ。(私よりちょっと若い)
下記、まえがきだけを読めば、なるほどとなる。
語学の常識のまちがい:
1.毎日コツコツ勉強
2.辞書は見出し語数の多いもの
3.語学の教科書は一冊をじっくり
4.一番大事は話す力
5.語学学校の勉強は教室だけ
6.語学をやるなら10~20代
しかし、通読ながら見ていくと英語学習の極意というより多言語学習の極意かも、
と疑問に感じるほど、英語以外の言語についての分量が多かった。中国駐在経験
とあるからあたりまえか。
一番面白かったエピソードは、某国人に兄弟の契りをかわそうと言われ、同輩になること
かと思い、気軽に受けたが、自分の方が年下であることがわかるとがっかりした
というのだ。兄が上で、弟が下とはっきりしているらしい。上下関係を明確に
したがるというのだ。
年齢や国によって上下関係を明確にするという感覚を持っている国民性があると
すれば、驚きだ。
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