ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

D.PRESTON&L.CHLD(THE BOOK OF THE DEAD)

2007年11月11日 | 海外ミステリー(洋書)
D.PRESTON&L.CHILDのTHE BOOK OF THE DEADを
読了した。

最近、日本のミステリーにはまってますが、
洋書もひと月に1冊のペースで読んでます。

その前に読んだDANCE OF DEATHの書評を書き
忘れたので、ついでに簡単に書いておきます。


⑤DANCE OF DEATH

PENDERGASTものでは、3作目、2人のコンビの
作品では、5作目と病みつきになり始めている。

この作品は、PENDERGASTの家族の異常な遺伝子や、
歴史がわかってくる。
そして、弟の悪魔的な連続殺人鬼との対決、博物館
で繰り広げられる問題が、平行してすすみ、過去の
作品同様、十分楽しめた。

最後は、弟の野望は、潰えたが、PENDERGASTも牢獄
につながれ、そこからの脱出が次回に続くといった
終わり方だった。
これで、次も読まざるおえなくなってしまったが、
ここまで読んだら、読むっきゃないという感じである。


⑥THE BOOK OF THE DEAD

一言で言えば、主人公のALOYSIUS PENDERGASTが、
脱出不可能な牢獄から脱出し、弟のDIOGENESの
10年以上かけて練った壮大な計画を阻止する物語だ。

そこには、エジプトの呪われた墓の博物館での、
公開というプロジェクトが、からんでいる。

そして、ALOYSIUSの記憶の奥にしまわれた、子供の
時の、DIOGENESとの忌まわしい過去が潜在意識の中
から蘇えり、謎が明かされる。

DIOGENESの墓の公開に隠された計画とは?
それを阻止するALOYSIUSの取った行動とは?

DIOGENESの計画による絶対絶命のピンチから、
NORAを救うSMITHBACKや、D'AGOSTAの活躍。

しかし、まだまだ終わらない。
最後は、イタリアの火山島での、追跡と、死闘が
待ち構えている。

CONSTANCEも、重要な役割を占める。
CONSTANCEの運命はいかに?

オールスターとも言える物語だった。
600ページだが、決して長く感じない作品だった。
表紙の装丁もなかなか良い。


にほんブログ村 本ブログ 洋書へ




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミステリー英語単語集-4(THE ... | トップ | 東野圭吾(私が彼を殺した) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

海外ミステリー(洋書)」カテゴリの最新記事