洋書ミステリーを、ゆっくりと、再開しようかと思い、
最初に選んだのがこの作品だ。
JEFFERY DEAVERは、一番最初に読んだ「Blue nowhere」が、
一番のお気に入りでそれ以上の作品に出合えていない。
やや、欲求不満気味だったが、今回の「Edge」は、結構、面白かった。
シリーズものでないので、新鮮に感じたせいかも知れない。
主人公は、暗殺の危険がある証人などを守る役目のプロで、
単にボディーガードだけでなく、相手を見つけ出して、捕まえて、
危険を摘み取るまでやる。
そこには、ゲーム理論に基づいて、相手の裏を読んで、先回りするのだ。
今回、ヒーロー的な警官一家を護衛するのだが、暗殺者は、因縁の
最強の暗殺者となる。
かって、主人公の師匠を拷問の上、殺害したこの強敵にリベンジするという
設定もおもしろい。
ちょっと、英語がわかりずらく感じて、調べた単語数も300を超えたり、
登場人物が多かったり、後半がじれったく感じたりもしたが、辛抱強くなったのか
もしれない。
最初の出だしと、最後の終わり方も、悪くなかった。
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