また、またKINDLEで、一時的に無料で、かつ、人気だった洋書を選んでみた。
(今では、もう1000円になっているが。)
今回の洋書は、いわゆる、コージー・ミステリーと呼ばれているのだが、何をもって
コージー・ミステリーなのかと気になって、ウイキペディアの定義を見てみた。
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イギリスで第二次世界大戦時に発祥した小説形式で、当時アメリカで流行していた
ハードボイルド形式の小説の反義語として用いられた。
ハードボイルドのニヒルでクールなイメージに対し、「地域社会が親密である」「居心地が良い」
といった意味を持つ「コージー(cozy)」を使用し、日常的な場面でのミステリーであることを示す。
特徴としては
などがあげられる。代表的な作品としてはアガサ・クリスティのミス・マープルシリーズなど。
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なるほど、ミス・マープルシリーズは読んだことがないので、始めてかしらと
気になったので、今まで読んだ作品で、怪しそうな下記作品をチェックしてみたが、確証は
得られなかったので、一応、コージー・ミステリー初挑戦ということにしておこう。
JANET EVANOVICH ONE FOR THE MONEY
MARY HIGGINS CLARK LOVES MUSIC,LOVES TO DANCE
さて、遅くなったが、この作品についてだが、少年少女向けとは違って、決して、読みやすい
という作品ではなかった。結構、成句も多く、おばさん会話に集中力をそがれる場合も多かった。
CIAの女性殺し屋が、やばいギャングを殺したので、逃がさないといけないが、CIAの中でも、
情報が漏れる可能性があるので、ボスの親戚の田舎家に、姪に化けて隠れる。
しかし、そこで、殺人事件に巻き込まれるという話だ。
居心地がよいといえば居心地がよいのだろう。ケーキの話や、変なおばさんの会話が
もりだくさんで、無駄な動きも多く、ミステリーなのか、お笑いドラマなのか分らないところもある。
しかし、最後の数ページの変なおばさんの正体を明かすところは、結構、面白かったと言える。
やはり、ただものではなかったといことだ。
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