ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

LOUSIANA LONGSHOT(JANA DELEON)

2015年10月18日 | 海外ミステリー(洋書)

また、またKINDLEで、一時的に無料で、かつ、人気だった洋書を選んでみた。
(今では、もう1000円になっているが。)

今回の洋書は、いわゆる、コージー・ミステリーと呼ばれているのだが、何をもって
コージー・ミステリーなのかと気になって、ウイキペディアの定義を見てみた。

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イギリス第二次世界大戦時に発祥した小説形式で、当時アメリカで流行していた
ハードボイルド形式の小説の反義語として用いられた。

ハードボイルドのニヒルでクールなイメージに対し、「地域社会が親密である」「居心地が良い」
といった意味を持つ「コージー(cozy)」を使用し、日常的な場面でのミステリーであることを示す。

特徴としては

  • 探偵役が警察官私立探偵などの職業的捜査官ではなく素人であること
  • 容疑者が極めて狭い範囲のコミュニティに属している
  • 暴力表現を極力排除していること

などがあげられる。代表的な作品としてはアガサ・クリスティミス・マープルシリーズなど。
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 なるほど、ミス・マープルシリーズは読んだことがないので、始めてかしらと
気になったので、今まで読んだ作品で、怪しそうな下記作品をチェックしてみたが、確証は
得られなかったので、一応、コージー・ミステリー初挑戦ということにしておこう。
 JANET EVANOVICH  ONE FOR THE MONEY 
 MARY HIGGINS CLARK LOVES MUSIC,LOVES TO DANCE

 

さて、遅くなったが、この作品についてだが、少年少女向けとは違って、決して、読みやすい
という作品ではなかった。結構、成句も多く、おばさん会話に集中力をそがれる場合も多かった。

CIAの女性殺し屋が、やばいギャングを殺したので、逃がさないといけないが、CIAの中でも、
情報が漏れる可能性があるので、ボスの親戚の田舎家に、姪に化けて隠れる。

しかし、そこで、殺人事件に巻き込まれるという話だ。

居心地がよいといえば居心地がよいのだろう。ケーキの話や、変なおばさんの会話が
もりだくさんで、無駄な動きも多く、ミステリーなのか、お笑いドラマなのか分らないところもある。

しかし、最後の数ページの変なおばさんの正体を明かすところは、結構、面白かったと言える。
やはり、ただものではなかったといことだ。 

 

 
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