ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

わるじい秘剣帖 全10巻(風野真知雄)

2019年05月01日 | 時代劇はミステリー

風野真知雄の「わるじい秘剣帖」全10巻を読み終えた。

8巻まで読んだ後、山関係の小説にはまって時代劇は、
遠ざかっていたが、9~10巻を一気に読み終えた。

この作品は、なんとも、設定が、おかしな設定だ。

何しろ、息子が不倫して芸者に産ませた赤子を不憫に思い、
引退した元目付けのじいさんが、長屋の隣に住みつき、
おんぶして子守りをしながら、いろいろな事件を解決して
いくというのだ。

また、一刀流の免許皆伝なのだが、いろいろ、秘剣を生み出していく。
例えば、刀を杖のようにして年寄りの恰好して、突然、
反撃に出たり、枯れ葉を舞わせて目をくらましたりとかだ。

また、目のつけどころも、意外とするどいため、奉行自ら、
探索を依頼してきたりするのだ。

このおかしな設定だけで、十分、楽しめる。

落研だった風野氏の作品は、どれもほんわかしている。

 

 

 

 


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