ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

夜叉神峠死の起点(太田蘭三)

2019年05月01日 | 山はミステリー

これは、警視庁北多摩署特捜本部のシリーズものだ。

ウマさん、相馬刑事は、他のシリーズもので脇役を
演じているが、このシリーズでは主役になっている。

この作品は、シリーズ2作目だが、なかなか面白かった。

次から次に起こる事件が複雑に関連してきて、
独自捜査で、一人、追っていた相馬刑事が
一気に解決してしまうのだ。

まさに、スーパーヒーロー的で、警視総監賞を得るのだ。

だが、最後は、車で山のロッジに向かってドライブして
いる途中で、銀行強盗に遭遇して、捕まえてしまうという
偶然に出くわした感が強いが...

まあ、それも、良いかという感じだ。

泥棒の力を借りるのも、脱獄山脈の登場人物と似ていて
楽しくなる。


 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« わるじい秘剣帖 全10巻(... | トップ | AND THEREBY HANGS A TALE(JE... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山はミステリー」カテゴリの最新記事