副題に”7日間で基礎から学びなおす。”とある。
著者は、代々木ゼミナールの名物教師の富田一彦氏だ。
まえがきで、「なめた」企画だろうとあきれながら、英語は
誰でもできるようになるし、誰にでもできるようになるもの
ではない。ということを伝えたくて引きうけたとのことだ。
富田氏の著書は初めて読んだのだが、目からうろこの
感がして、ちょっと、ファンになりそうだ。
ユーチューブでも、東大の問題の読解が出ていたが、
この本でも、最後の卒業試験は東大の問題だった。
とても手も足も出なかったが、東大とは、なんと、面白い問題を
出すところなのだろうと、感心した。
ユーチューブの問題の最後の部分のみ出すと、
xxxxxxx
What do I forget?
I won't say everything.の意味を和訳しなさいという問題だそうだ。
たいていの人は、部分否定で、”すべてを言うつもりはない。”と
訳すとのことだが、それは、誤りとのことだ。
正解は、直前の質問の答えとして、省略されている部分を
足して、すべてを忘れると言うつもりはない。とのことだ。
I won't say (I forget )everything.
受験生に戻って、もう一度、英文解釈をやってみようか?
速読をしばらく封印して、精読にトライしようか、構文を徹底して
学んでみようか、などと、考える毎日だ。
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