めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

大寒

2009-01-20 | 二十四節気
昨日は春を思わせる暖かさでしたが、今日はまた寒さが戻ってさむ~い朝となりました。

今日からは冬の最後の節気である“大寒”となります。

ううーっ まだ寒くなるの?

いえいえ、気温だけで比較すると気温が低いのは小寒のようです。冬至の日から9×3=27日間がもっとも寒いのですからね。

ではなぜ大寒?

それは、氷が一番ぶ厚くかたくなり、大地も一番深く凍りつくそうです。昔は小寒や大寒の時期の氷を夏の保冷用に保存しておいたようです。

この時期朝は一年で一番遅く起きるべきだと記載があります。とは言え通勤通学時間はいつも通り。前の晩にできる事は全部済ませておいて、その分少しだけでも遅く起きてくるといいですね。



オススメの薬膳メニューは、羊肉のお粥、羊腎とクコのお粥、羊肝と人参のお粥、黒木耳と豆腐炒め、羊肉生姜と当帰のスープ、鶏肉とクコの蒸しもの、豆腐とエビ・羊肉のスープ、豚のスペアリブのスープ、羊肉のシャブシャブ等があります。

羊肉オンパレード!

羊肉は体を温める作用が強いのです。中国でも羊肉のシャブシャブは北部の冬の名物です。日本でも北海道では羊をよく食べますね。

冷え性で夏の暑さが苦手でない人、冷たい食べ物や飲み物を好まない人はこの時期羊肉を食べるといいですよ!(冷え性はいろんな原因があるので羊がふさわしくない人もいる)

中国で羊のシャブシャブをする際には鍋に生姜ひとかけらとナツメが1~2個入っています。あとはお店により様々だけどこの2つは必ずと言っていいほど。

日本でも比較的手に入れやすいし用途も色々あるので常備しておくのもいいですね。



こんな事を書いていると懐かしくなり中国まで食べに行きたくなってきました。

お皿にてんこ盛りの香菜と幅の広い葛きり(の様なもの)と沢山の葉野菜が本当に美味しく食べれるので私も大好きなのです。

日本でも食べれるお店はあるようだし家でも出来ないことはないけどあまり食べたいと思わないのは寒さが足りないせいかもしれません。

羊は体を温める作用が強いので私の様な体質だと控え目にするべきなので、、かどうかは知らないけど日本ではあまり食べたいと思いません。むしろ苦手。

留学時代は、冬はマイナス10度以下にもなる土地で過ごしたせいか?寒い冬には食べたくなってしゃぶしゃぶを食べに行ったり骨付き肉でスープを作ったりしていました。

不思議ですね~



コメント
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