過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

ジビエの季節を先どる

2010-08-20 18:16:51 | 旅日記
おはようございます。ジャージィ島が食の宝庫であることは、先に書きましたが、宝石のようなイタリア料理店があります。
おそらく70を越えたと思われるオーナー支配人の、はっきりした意思のもと、流れるような丁寧な、かつ親しみを感じるサービスと、実に美味しいお料理を供してくれます。大好きな「ラ・カッパニーナ」。
予約して訪れたこの夜は、お店の前のお勧め黒板に「フレッシュ・グラウズ」の文字が!日本なら雷鳥に類する鳥です。九月からジビエは解禁ですが、こちらなら間違いなし(笑)。支配人のお勧めも、これがちゃんと含まれています。一羽で供されるのがわかっていますから、熟慮の結果、お勧めのガスパチョとグラウズにします。
写真をとりませんでしたが、ガスパチョは全部の野菜をこしとって、実の美味しさを全部つかんだ赤の美しい液体を作り、冷やし、最後に野菜をあらためて、客のオーダー通りにトップするのです。
そしてグラウズ♪支配人が手ずから、骨とけんを取り除いて、サーブしてくれます。男性客には、けんに刃をいれるだけで、鳥形のままでした。シビエらしく刃がたちにくい料理を、女性が困らないようにという支配人の気持ちを、嬉しく受け取ります。
ソースは三種類の中から、グラウスの血と肝をベースにしたものを選びました。
美味しい♪
生臭いとか、固いと言われる否定は、一つもあてはまらない。
季節と命をいただく、深い気持ちになります。ソースの一滴まで、きちんと食べ切りたいと思いますから(笑)。
別皿には、個別に美味しく調理された野菜を、望むようにギャルソンが取り分けてくれます。
満足度の高い逸品です。

この夜は、チーズをオーダーしたら、支配人が素敵なポルトを出してくれて。遠来の客をもてなしてくれようとする気持ちが嬉しかったです。
デザートにはクレープシュゼットを。目の前でウインクしながら、アルコールを余分に加える給士頭を見ながら(笑)。
楽しい夜は、ゆっくり過ぎていきました。
■ラ・カッパニーナ(セント・ヘーリア、ジャージィ)

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