カレーフェアを支える力３

■ガラムマサラのクリームパスタ
シンプル…薄切り紫玉葱と、スパゲッテーニしか見えません（笑）。でもスパイス香はする…。
キョトン（笑）とした私に。「カレーフェアのある時ですから、ガラムマサラを活かしたシンプルなパスタにしました。混ぜてお召し上がりください」と。
混ぜてぱくり…お、うま。スバイシィ。先ず香がくる。舌には胡椒の効いたクリーミィなスパゲッテーニ、しゃきっがある玉葱。うまうま♪
ベースはクリームソース。色づかないように加えられたガラムマサラと、胡椒が絶妙です。大人のためのパスタでした。やるな、山本シェフ♪
これの胡椒を強くたてて、少量でもったら、夜にスコッチを嗜む大人の、ステキなお供になりそうです（笑）。

しみじみと。レストランで働くクックさんを思い出してみます。シニア・シェフに至るまでの、研鑽の時間と与えられるチャンスの差。それを上回るセンスと表現力の力量。難しい…どの分野でも、仕事する者が必ず当たる壁だと思います。そうやって乗り越えてきたシニア・シェフ達の力量と愛（！）を集結して、フェアは張れるんだと気付きました。オーナー・シェフとは違う、人数を使い集約する仕事は、個人ごとに違う才が活かされてこそと。

大好きなパスタがまた増えた時でした。うふふ♪
■グランカフェ （シェラトン・グランデ東京ベイ）

←また食べたくなる味♪


↑二つのランキングに参加しています。一日一回応援クリックして戴けると、ランキングが上がり、更新の励みになります。ありがとうございます！

カレーフェアを支える力２

わぁ、きれいな六点のフィンガー・フード仕立て。カレーフェアのメニューを活かして、山本シェフの工夫が加わり、盛りつけられていました。左手上から、
・ラッシー
・キーマカレーのせおくら
・カラフル野菜マリネをビンチョスに
・ラムチョップ（タンドリー仕立て？）
・カレースパイスの香るパンを使って、タンドリーチキン・サンド
・胡瓜の春雨チキン巻き

見事だな。味の傾向と食感が重ならないように、考えてあって。
バフェの量を食べ切れないからと、注文をためらう食の細いお客様や、夜遅くのスナックに、フェアから組み立てた、こんな一皿があったら、喜ばれるだろうな…そんなことを思う一皿でした。
あ、特にきにいったのは、タンドリー・チキン・サンドです。パンの美味しさもあいまって、常食したいサンドでした。（トスティーナ：館内ベイカリーで売って欲しい！（笑））

←フェアへの誘惑（笑）


↑二つのランキングに参加しています。一日一回応援クリックして戴けると、ランキングが上がり、更新の励みになります。ありがとうございます！

カレーフェアを支える力１

７月のグランカフェ・バフェ・テーマは「夏のカレーフェア」です。シェラトン・グランデ東京ベイは、サムシングエルスやフードコートがあった昔から、カレーの美味しさはピカイチだと思っています（笑）。帝国ホテルも横浜ニューグランドホテルも同じ。愛されて引き継がれる味があることが、大事と思っています。
そこのカレーフェアだから心は動きます。でも混み混みのバフェは辛いし、美味しいパスタも食したい。そんな揺れる気持ち（爆）を、マネージャーを通して山本シェフに伝えてもらいました（苦笑）。
■コロンブ（トマトベースのインドカレー）
■マトンのカレー
■ナン
お、いい香♪ おつまみ感覚でカレーのいいとこ取りをしたい気持ちを、汲み取ってくれました。
オクラの緑の五角形が映える赤いカレー。辛さとトマトの旨味が立ち、具の茄子が優しさをくれる、美味しいカレーでした。ガラムマサラを活かしたトマトシチュウと呼びたくなる、美味しい味わいでした。
ナンを挟んで、対比する白！マトンのカレーは、まるい優しい味。辛さではなく、香を楽しむカレーでした。ナンがむっちり&ふっくらで、イケテいました。
やっぱり、カレーフェアで夕食しようか？とよぎる（笑）、いい組み立てでした。
■グランカフェ （シェラトン・グランデ東京ベイ）

←カレーは常にオススメです！


↑二つのランキングに参加しています。一日一回応援クリックして戴けると、ランキングが上がり、更新の励みになります。ありがとうございます！

ちょい和む出汁巻き玉子は人気者♪

辛口だけでは無く（笑）。喜ばれているものの写真も一枚（笑）。
千葉県浦安の特産、生昆布の佃煮を巻き込んだ出汁巻き玉子です。御席についてから、焼きたてで運ばれてきて。お客様に喜ばれていました。
会話や立ち居から、中南米生まれでアメリカがらみの仕事をしているとわかるお客様が、初めての不思議な卵だけど美味しいって言われるのをきくと、ヨシッ！と嬉しくなりました（笑）。

あと、ほんの一手間が惜しい（笑）。巻き終わりを目立たせない、ひとつまみのおろしを添える、さすれば、大ご馳走になるのにな…。気に入りの店だからこそ、辛口にみてしまう…困った大人だったりするのです（笑）。

←お節介な上に辛口の嫌な奴（笑）


↑二つのランキングに参加しています。一日一回応援クリックして戴けると、ランキングが上がり、更新の励みになります。ありがとうございます！

不思議な中華粥？？

新しいメニュー、中華粥ジャンルです。う～ん。違うなぁ…。が、私の評価です（苦笑）。
★以下は辛口です★

白粥を、中華的味と意識される味付けにした、と私は感じました。ウェイバーを使った？と思う、わかりやすい味です（笑）。
トッピングしたのは、刻みザーサイ、刻みナッツ、ユーチャオ、分葱です。他の具材には、茶玉子、大根漬けがありました。
一見してきれいに、混ぜて食せば、日本の中華だねと思うように出来上がります。
でも…中国の料理で育った人は、不思議に思うと思います。練りグルテンを薄く切って、油で揚げて、固く固く風乾したかのような物体を、ユーチャオと呼ぶのは違うと思います。中華風クルトン（？！）と呼ぶなら、あると思います。
料理は他の国にきて、味や質感が変わるのは、やむを得ないと思います。でも万人食と呼ばれるような、主食の基本を違うものとして伝えてはいけないと思うのです。文化は違いを尊敬しあうべきだもの。

←突っ込みどころ満載（笑）


↑二つのランキングに参加しています。一日一回応援クリックして戴けると、ランキングが上がり、更新の励みになります。ありがとうございます！

朝食バフェは不思議空間（笑）

メニュー構成が変わったと聞き、朝食バフェを「舞浜 鉄板焼＋」でとりました。
こちらのバフェは、半円周状のスペースを二カ所つかって展開しています。
入口に近い所から、最初の半円周が始まります。入口から奥への動線でいきましょう。
・アメリカン・ブレックファスト・ゾーン（冷たいジュースや牛乳、箱入シリアル、コーヒーや紅茶）
・和食のお供ゾーン（日本の漬物、ひじきや五目煮豆）
・お粥とそのお供ゾーン
・ご飯、味噌汁、蕎麦かうどんとそのお供
・冷奴ゾーン

次の半円周を奥へ向かう動線でみると…。
・冷たいヨーグルトや子供用パック飲料
・洋食用主食（パン多種、パンケーキ、ワッフルとそのお供
・ホットバン（焼き魚、甘辛手羽元、分厚いベーコン、ソーセージ二種、フライドポテト、蒸し野菜（いわゆる付け合わせに皿の隅にいるような、笑））
・卵ゾーン（目玉焼き、ゆで卵、入り卵）
・果物、野菜ゾーン

さて。自分で選んで、盛りつけた四皿です。
写真右下が中華粥、というジャンル（笑）です。メニュー変更点の一つ、お粥ゾーンは白粥を中華粥にして、付け合わせも中華を意識して変更されました。
写真左下は、和食のお供ゾーンから、ひじき煮と、きんぴらかと思ったらハリハリ漬のようなものでした（笑）。
写真左上は、豆腐を具に捉えた、冷たい蕎麦です。蕎麦ゾーンと冷奴ゾーンが隣なので、思い付いた変わり蕎麦です。蕎麦と冷奴の添え具って、山葵と生姜は違っても、共用すると面白い組み立てができます。
写真右上は、ホットバンから厚切りベーコン、ボイルドソーセージ、ころころポテトフライです。
このほかに、アメリカンブレックファスト・ゾーンから、グレープフルーツジュース、コーヒー、スタッフにお願いして焙じ茶をとりました。
和洋中折衷の不思議な朝食でした（笑）。

メニュー変更に応じて、少し動線を整理して、それをゲストに解るように提示すると、もっと楽しめるかもしれない…と思いました。シリアル・ブレックファスト・ゾーン、中華粥ゾーン、和食朝ごはんゾーン、パンケーキ他パンを楽しむゾーン、温かいおかずゾーン、野菜と果物ゾーンのような。そして鉄板焼きの店の朝ごはんならではのゾーンがあれば、もっといい（笑）と思います。多くのゲストは一回限りの朝食です。一目で分かって、動線が混乱しなれれば、人の流れがスムーズになるでしょう。気付かなかった、という不満が減るでしょう。
スタッフは誰もが動き詰めでも、どうしてもゲストに待ちが出来てしまう。朝食の混み混みの時間には、待つ間の時間に、こんな用意でお待ちしています！という情報を伝えられたらいいのに…と思う、お節介な奴でした（笑）。
■舞浜 鉄板焼＋ （シェラトン・グランデ東京ベイ）

←不思議な並び順でした。


↑二つのランキングに参加しています。一日一回応援クリックして戴けると、ランキングが上がり、更新の励みになります。ありがとうございます！