日曜日、晴れ曇りながら、スカイツリーもちゃんと見えています。雷門を見張るかす特等席で、ワクワクする玉吉(微笑)。
早朝六時に「宮だし」を迎えた、三社様の一之宮の御神輿は、仲見世の町会に奉じられて、雷門の前に。鳳凰が金に輝いて、桃色のひき布が明るく見えて、はるか彼方からも、有りがたく、拝見できます。
町会の責任で、御神輿をお迎えして、次に引き継ぐ。その整然とした降るまいが、私の胸を打ちます。毎年、三社様にうかがうのは、町衆の美しい心持ちにふれる喜びも大きいのです。
引き継ぐことの大変さに、頭が下がります。
この場所は雷門中部の担ぎ手によって、数メートル先を御神輿は進みます。御神輿の担ぎ手を代えながら、淀みなく進み、沿道の観覧客との間に、町会の守りがたち、危険にならぬよう、進みます。
今年も、三社様に伺えて。きっと良い夏に恵まれると気持ちが晴れやかになります(ニッコリ)。

神馬もお神輿に添い。

天狗様、山伏様?が先触れの案内をして。町を渡っていかれます。
次々に一之宮の御神輿は、浅草を廻っていかれます。
各町会にはご寄付の提灯が飾られ、各家には御祭灯も上がります。
本社様の三騎の御神輿ばかりではなく、各町神輿も、雷門通りに向かいます。
町神輿は縄を〆直し、鈴の向きを調えて。漆を磨く。
丁寧に調える宮大工、宮仕事師が、お祭りを護っているのを、今年は初めて気づきました。
子供神輿の準備も整って、その時を待っています。
これに連なった子供達が、次の時代のお祭りの担い手に育っていってくれると願います。
やがて雷門の前には、五基の町神輿が揃いました。拍子木の音に合わせて、一斉に立ちあがり、町を舞う。美しい江戸の伝承でした。
■雷門四町会のうちにて撮影
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