★考えること(時代のコラム)★
★お料理の記事ではありません★
我が家の蝋梅に、初めて、沢山の実がつきました。木が傷む、と思いながらも、可愛くて、むしれずにいます(微笑)。
■考えること、忘れてはならないこと■
仕事柄、感染予防に、あと一歩、打つ手が無いかと、常に考えている。
その中で、見えない感染経路の実話を聞き、暗澹とする。
[例示]
・基礎疾患あり、50代前半、女性、痩せ型
・単身生活。夫も単身赴任。西のため、三月、戻らず。
・本人の通院は半月前、自家用車で移動
・買い物は週一、早朝時間で会計以外、人に合わない。保管できる冷凍食品や缶詰、乾物が増えた。
・他の外出履歴無し
・公共交通機関、使用履歴は一月半前より無し
・自宅ベランダ(3階)で簡単な運動
・ゴミ捨て、家周りもマスク着用
・宅配荷物は玄関前棚に置いてもらい、消毒して取り込み
人との近距離接触が無いよう、この節制した暮らしの中で、変異株に感染した、と聞く。何が原因か、本当に見えない。これでは、変異株の感染予防に、打つ手がない…。
考えられる、未だ議論されていない可能性は、冷凍食材とそのパッケージに残るウイルスか? そんな微量な可能性にかけるのか?(悩)
それよりは、むしろ…。
以前なら感染しなかった距離での短時間の接触であっても、変異株なら感染すると考えるのが、リアルなのか? 2m、15分より、もっと厳しいコントロール指標が必要なのか。あるいは、変異株はアルコール含有呼気に含まれる飛沫に、より適して長期生存するとか?!(仮定したく無い)
皆さん。
今増えている変異株の感染予防には、まだ、見えない何かが必要かも知れません。
今までの予防では、足りないかも知れません。それを探している、世界中の科学があります。
わかるまでは、せめて。
現在の感染予防だけでも徹底してください。
長く続く生活に慣れてしまった行動を見直して。出来ること、改めて、徹底しましょう。
一人一人にできることは、自分が感染しないこと、そして、他者に感染させる可能性のある行動をしないこと、です。
もしも、自分が無症状感染者、だとしたら、街飲み、しないでしょ? 地面に座り込んで、輪になって話さないでしょ?
今日の1時間の快楽が、1週間後の、搬送先の無い病者の悲鳴に、繋がるのです。
一人一人が、自分にできることは、守っていきましょう。
政治に期待するより、確実な方法です。
私も、更にきっぱり努力します。そして、考え続けます。どこかに見落としている情報はないのか、を。新しい感染症対策には疫学的観察は有効だからです。
20210425 過労死予備群 謹書