過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

七月一日、祈りをいただく。

2022-07-02 17:44:00 | 日いづる国の伝統食



七月一日、麦茶をお供に氷室饅頭をいただく。どうか、息災でありますように。
加賀の前田様から続く習わしに、そっと首を垂れる。
毎年、金沢の登志子さん(登志子のキッチン)が身内に贈るように願ってくださる。ありがとうございます。

今年は、金曜日だったから。かつて加賀で暮らした大叔母の元に一番に届けた後で、苦楽を共にしてくれる、近しいスタッフにも分ける。皆で息災で、世の要請に応えようと、願う。

人の出来ることには限りがある。知っていても、求められる限り諦めない。私たちが諦めた時が、お終いであるなら、付託に応えなくてはならない。

冷凍庫もない時代に、加賀からお江戸まで、馬に積んだ氷を届けようとする。猛暑の時は、運び手は、どんなに辛かったことだろう。砂漠に水を撒くような、過酷な仕事につくものが居たことを思えば、私の日々は、未だ頑張れる。(微笑)
自分が頑張るなら、それは良い。誰かに強いねばならぬ人生は哀しい。

貴方が息災でありますようにと、祈ってくださる方が居て。
感謝していただく夜があって。
平和であるからこそ、私たちは笑いも泣きもできる。心を込めて仕事もできる。明日の朝を楽しみに漬物を用意もできる。
ウクライナに届け、明日も皆が息災でありますように、と。


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1 コメント

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Unknown (登志子)
2022-07-03 13:43:01
この夏も
どうぞ
無病息災でお過ごしなさいますように!
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