★飛び込み記事です★
■ライトン(例湯):広東省のお家の炊き込みスープ
風の動く室内に、暖かい湯気、香りに、ほおぅっとします(ニッコリ)。
風の動く室内に、暖かい湯気、香りに、ほおぅっとします(ニッコリ)。
炊き込みスープの壺。これは小さい方ですね。スープを作るために、どこの家庭にもあった、と、シェフに聞いたことがあります。
日本の味噌汁みたいに、優しい汁物、世界中にあるのが、嬉しかったです。
例湯は、具材を煮込んで、スープだけにして、食しますが、お店では、具材を美味しい分を先に、後から完成したスープをついで、供してくれます。
この日は、鶏手羽、冬瓜、鬼バスの実、ハトムギ、スペアリブでした。
香味醤油にちょい漬けて、齧ってから、スープを味わうと、スープを味わう感覚が、研ぎ澄まされます(笑)。
フレンチでコンソメをひく考え方、とは少し違う、おうちのスープの作り方。ですが、使う具材を組み合わせて、良きものを作ろうとした、気持ちは通じることを、嬉しく思うのです。
生姜の香りの向こうに、髄質のもつ甘さがあって、身体の内側から温めてくれる、ホッとするスープでした。
ふふっ。噛むように味わう、ひんやりとうもろこしに次いで、暖か滋養スープ。この順番がよいなって、思うのだから、夏なんです(笑)。