過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

鮑粥 (蒸し鮑からリメイク版)

2018-01-10 23:04:00 | 日いづる国の伝統食
韓国料理の鮑粥は、生の鮑から炊きますが、ここでは簡単に、蒸し鮑の端材から作ります。



■鮑粥
[作る]
蒸し鮑の形の残った部分を一人二切れほど残して、後は刻んでおきます。
七分粥を炊く水かげんに、刻み鮑、日本酒 大さじ1、塩ひとつまみで、炊きます。
炊き上がりに、取りおいた蒸し鮑を加えて、温めてから、よそいます。
お好みで、良い香りの胡麻油、柚子胡椒を少し足してください。風味がたちます。


お粥には、「分」と「倍」があるのが、難しいところです。
全粥=十分粥=5倍粥、生米:水=1:5 です。この全粥に対して、何分になったかを、昔からは考えてきたのです。
今の離乳食では、米に対して、水を何倍と考えていきます。月齢が増すごとに、この数字を減らして、普通のご飯に近づけていくようにします。

お米用の計量升では、一合が180ccです。半合=90ccに対して、水の換算を倍数で考えていくと、理解しやすいとおもいます。
十倍の900mlが粥をしたてる最大量の水と覚えてくださると容易です(ニッコリ)。これが10倍粥であり、昔からいう五分粥です。
これより水を足すと、重湯感が増して、粥からは離れていくように思います。



金沢の柚子胡椒を取り分けて。



鮑粥にあわせる……しみじみ旨し。
こうなると、やはり一献(笑)。お正月ならではの、自由度でした。


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