こんにちは。晴れやかな青空に盛り上がる白雲。ザ夏(笑)の雰囲気です。今宵は隅田川の花火、いってほしいです(ニッコリ)。オリンピックの工事のために東京湾花火が出来なくなった東京の、今年の楽しみは隅田川だけ。明日が都知事選挙のため、予備日無しの一発勝負です。
さて、七月のうちに(笑)。月半ば、西日本の仕事が重なった折の私のお楽しみ、和久傳さんの学びの食を思い出して書き留めておきます。
★ここから飛び込み記事です★
★写真で一発、分かりますね?(笑)
七月一杯を費やす京都・祇園祭。ちょうど前祭の頃でした。梅雨明けしたとの知らせ、蒸し暑さがわかる空気。コンチキチンの音が聞こえる町筋。
祇園祭の頃に殊に美味しくなる食材をあつめた、という和久傳さんのおまかせを、いただきます。
おしるしの御酒をひと口。
お、青竹の御酒の風合いが変わった! キリッとした強さが前にでる味わいに感じました。
■先付:房総の黒鮑と翡翠茄子
おおおっ! なんて素敵! 涼しげで、艶やかで! 圧倒的な存在感がありました。
八寸に砕き氷を敷き詰め、梶の葉に、硝子の鮑殻! 手をかけて仕上げたご馳走を盛る。一瞬で心を掴む美しさに見惚れました。
ああ、ゆかしい…。
文月、七夕の歌を綴る梶の葉に、宝の貝殻をおく。蒸し鮑も茄子も、冷泉家に伝わる七夕(乞巧奠、きこうでん)の星の座に供えられる食。
時期は新暦であっても、これは文月の七夕を壽ぐ先付なのでしょう。
美しい!
鮑の殻を模した硝子の鉢。むっちりの鮑。焼き翡翠茄子。ジュレも鮑で、たたきオクラをのせ、ほのかに柑橘の香り。
むっちり深い味がする鮑。この時期のいい黒鮑は房総です、と聞けば、東の人間は何とも嬉しい(ニッコリ)。
ジュレをまぶして運ぶ翡翠茄子は、蕩けていきます。
目に美しく、舌にひんやりと美味しい。足らないものが無く、余計なものも無い。
ご馳走! まさに、言葉どおりです(ニッコリ)。やるな! 和久傳(笑)
■京都和久傳、JR京都駅伊勢丹内、おまかせで(予約)
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
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さて、七月のうちに(笑)。月半ば、西日本の仕事が重なった折の私のお楽しみ、和久傳さんの学びの食を思い出して書き留めておきます。
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七月一杯を費やす京都・祇園祭。ちょうど前祭の頃でした。梅雨明けしたとの知らせ、蒸し暑さがわかる空気。コンチキチンの音が聞こえる町筋。
祇園祭の頃に殊に美味しくなる食材をあつめた、という和久傳さんのおまかせを、いただきます。
おしるしの御酒をひと口。
お、青竹の御酒の風合いが変わった! キリッとした強さが前にでる味わいに感じました。
■先付:房総の黒鮑と翡翠茄子
おおおっ! なんて素敵! 涼しげで、艶やかで! 圧倒的な存在感がありました。
八寸に砕き氷を敷き詰め、梶の葉に、硝子の鮑殻! 手をかけて仕上げたご馳走を盛る。一瞬で心を掴む美しさに見惚れました。
ああ、ゆかしい…。
文月、七夕の歌を綴る梶の葉に、宝の貝殻をおく。蒸し鮑も茄子も、冷泉家に伝わる七夕(乞巧奠、きこうでん)の星の座に供えられる食。
時期は新暦であっても、これは文月の七夕を壽ぐ先付なのでしょう。
美しい!
鮑の殻を模した硝子の鉢。むっちりの鮑。焼き翡翠茄子。ジュレも鮑で、たたきオクラをのせ、ほのかに柑橘の香り。
むっちり深い味がする鮑。この時期のいい黒鮑は房総です、と聞けば、東の人間は何とも嬉しい(ニッコリ)。
ジュレをまぶして運ぶ翡翠茄子は、蕩けていきます。
目に美しく、舌にひんやりと美味しい。足らないものが無く、余計なものも無い。
ご馳走! まさに、言葉どおりです(ニッコリ)。やるな! 和久傳(笑)
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