トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

渇水期を乗り越える

2010-02-13 | 小父のお隣さん

Img_0190 昨春、漏水防止と貯水量増の為に土嚢を積み上げ補修した積りの溜池だったが、完全には漏水防止が出来なく「粉粘土」を使用する策もあるのだが費用が掛かるのでそのままにしていた。 少なくとも夏季、冬季の渇水期にも以前のように底が乾燥してひび割れることも無くここに至った。

 今日、定点観測の撮影に立ち寄ったら昨夜の雨で満水になっていた。漏水地点も滲み出る程度で少しは緩和されたようだ。

 土嚢に詰めた溜池周辺の土は粘土質で沈殿すれば固まるが、土嚢で積み上げて圧力が掛かっていると水で緩んで土嚢から漏れ出す微粒子だった。そのため積み上げた強度の不安はあったが、逆に溶け出した粘土質が漏水している部分を埋めてくれたのかもしれない。

 それはともかく、干からびないで春を迎えられそうなことから、今年はトンボの孵化が現実味を帯びてきた。今は枯れているが蒲やカンガレイの茎で抜け殻を見つけれるか楽しみだ。

 しかし、アカハライモリが多数生息していて捕食されてはいないか、その影響が心配ではある。


明けぬ夜は無き

2010-02-13 | 感じるままの回り道

 『年明けぬライトせわしき障子かな』

 『初御空寝過ごしたれば二日空』

 『温布団光のしじま楽しめり』

 『林床と書けど林生書くつもり』

 『朝ぼらけ温い床出ず初日受く』