沢の河床が高くなってきて、水量が増えると遊歩道を侵食する恐れが出てきたから、雨の予報を前に埋まった土管への通水を試みた。
その算段を行っている途中、長靴の泥を洗おうと溜まり水の所に行ったのだが、水面を動いている生物がいる。「アメンボだ!」と認識はしたのだが「何故こんな季節に?」と素朴な疑問が湧いた。
良く観ると、いつも見慣れているアメンボとは異なる。体形はズングリしていて、まるで達磨みたいだ。しかし6本足で水面に浮かんでいるから、紛れも無いアメンボだった。しかし、こんな形体のアメンボなど見たことがない。
写真を撮って図鑑で調べたら「シマアメンボ」らしいのだが、それにしても餌の昆虫などあるのだろうか。気にかかる虫だった。