トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

雨の日の骨休み

2010-02-26 | 旅行記

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 週末は雨の予報だったから腕の痛みを我慢して、ようやく今日は温泉三昧だ。雨天は混みあうと湯船の中で話が出たが朝のうちだけで、日中は貸切状態だった。気分もあるのだろうが腕の痛みも気にならなくなった。

 しかし昼にお蕎麦を食べたら入湯意欲減退、看板までいないで帰宅してしまった。湯はいい湯なのだが風雨の沢筋を眺めていたら飽きてしまった。

『竹騒ぐ雨音激し湯の部屋に汗ぬぐいつつ風見やる昼』

『沢音に川原覘けばからし菜は花穂立ち上げ風に耐えおり』

『一人湯で湯煙昇る追い見ればガラスに当たり下りけるなり』

『竹林の風に揺すらる様見れば原爆の皮膚さがるに似たり』


判るかな

2010-02-26 | 小父のお隣さん

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 騙す心算は毛頭ないだろうに「わかるかね!」と言われたように、コノマチョウが近くに着地した。

 着地地点を見届けたから発見できたが、そうでなければ飛び立つまで気がつかないほど枯葉に紛れている。触覚を確認しなければ蝶とは思いもしない風情である。

 本当に見れば見るほど枯れ葉そっくりなのだ。部分的に黒い個体も散見するが、同種なのか近似種なのか小生は知らない。でも薄暗い林内では良く見かける蝶の種類だ。

 孟宗竹の切り口から樹液が溢れて発酵しているところには多くの個体が集まっているのを見かける。薄暗い林内だから花の種類は多くないが蜜も吸いにいくのだろうな。  2010/02/24


寒の山仕事

2010-02-26 | 今日は真面目に

 『切り株にタオル敷き座し生姜湯』

 『魔法瓶開けて一木眺めおる』

 『裸木を倒してなぞる株の歳』

 『竹伐れば寒蔓しかと引き止める』

 『かじかんだ指温めつつ刈り刃砥ぐ』