トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

雨水に納得

2010-02-18 | 小父のお隣さん

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 明日19日は雨水だ。昨日は二つ玉低気圧で首都圏はセオリーどおりの降雪となった。当地も昼過ぎくらいから晴れ間が出るという予報を信じて出かける。

 降りそうな空模様だったが根笹のヒコ生えを刈払機で刈り払って、ついでに侵入竹を十本ばかり切り倒してきた。どんよりとした空が覗いてきたが、それよりも上を覆っていた竹の葉が除かれると一気に林内の明るさが増す。

 朝までの降雨で何処も濡れており、尻を落とす場所も無いから立って握りを頬張っていたら小さな新芽が目に付いた。良く見るとあちらこちらで萌え始めている。アケビの芽も展開し始めており、もうすぐ新芽が食べられると思うと嬉しい。

 木々へのサービスにと思って、木に巻きついている太い蔓を切ったところ、ミルクのような樹液が滴り落ちてきた。

 そういえば、少々時期を逸してブドウの剪定をした時も樹液の流出が一日たっても二日たっても止まらなくて、ビニールテープぐるぐる巻きで手当てをしたことがあった。翌日には巻いたテープが膨らんでいた。

 まだ二月だけど春の息吹きは駆け足だ。


緊張の一瞬

2010-02-18 | 今日は真面目に

『掛かり木を落とすに策は足らざりし刻み刻みで冷や汗三斗』Photo

『掛かり木はズルと一段落ちたれど更に悩まし叉枝の中』

『いかんともし難き圧に挟まれし鋸に向かいて楔打つ我』

『鈍き音発して斜め掛かり木は鋸刃の先で曳き切れ倒る』

『地に落ちて静かなりたる掛かり木を見やりて我は深き息吐く』