津も浦も寄りて分け合う物不足無傷の町は買占めの町
氷点の夜も板の間毛布とな温き布団で丸むしあわせ
公園の家無き人は布団干し避難の人は食う寝るもなし
彼岸会や地獄の釜は連鎖して開けて呑みたし現世の人
瓦礫処理重機止まればその先で黙祷捧ぐ疲労の人は
津も浦も寄りて分け合う物不足無傷の町は買占めの町
氷点の夜も板の間毛布とな温き布団で丸むしあわせ
公園の家無き人は布団干し避難の人は食う寝るもなし
彼岸会や地獄の釜は連鎖して開けて呑みたし現世の人
瓦礫処理重機止まればその先で黙祷捧ぐ疲労の人は
樹冠を大きく広げて日照の支障になっているアラカシ二本を除伐する。周辺ではこの大きさのアラカシが暗い森にしているのが現状だ。ヒサカキなど低い樹木は既に除伐して、林内の見通しは良くなったが、日照量はまだ不十分なのだ。
これからしばらくは除伐したアラカシの背後の尾根筋のアラカシを除伐してコナラの林を剥き出しにする。アラカシは樹冠の上部で枝葉を密生させ、キノコのように覆っているから林床にとっては光りを阻害する事甚だしいのだ。
除伐した二本も、直径30cm前後、樹齢は40~50年というあたりだ。一本は内部が空洞になっていて、追い口を入れて半分も切断しないうちに「バキッ、ドスーン」と倒れてしまった。樹皮の状態を観察すれば推定できたのだが、時折の伐採だとどうしても確認事項が少なくなってしまう傾向がある。心しなければならない。