トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*「無頼の苦隣エネルギー」 合コン編

2011-04-14 | 大震災

 国技でも八百長原発まね出来ぬ        尻込                

 八百長は核上だもんと保安院          呆導

 放射能散らす苦隣なエネルギー         風塵

 炭素よりあがいて無頼のエネルギー      頼塵

 入れた水だけ海に出る              自由律子

 全てチャラ魔法の言葉想定外          詠椎

 息しても二酸化炭素吐き出すに生きも出来ない三界汚染  公臭

 見渡せば線量厄社出会い系瓦礫とむくろ沈黙の春      長命


*自粛だけでは

2011-04-14 | 旅行記

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 朝、雨が降りだした。1時間ほどで止んだのだがフイールドは濡れたし、思い切って作業で筋肉痛の続く身を温泉で労わる。湯の町は自粛ムードや頻発地震の影響で閑散としており、休業中の宿も多いのだとか。こんなに経済活動が停滞しては復興の足元もすくわれてしまう。

 一般論としては喜んではいられないが、お陰さまで露天は貸切だったしテレビもない静かな時間を過ごせたのだ。筋肉痛も全く感じなくなって帰宅したのだけれど、こうやっていると同じ筋肉痛がある。なんのことはない偽薬の作用みたいのようだ。

 それでも日の出はみられたし「キクモモ」という初見の花も見れた。たまたま帰宅してから見ていた番組で「キク桜」と言う品種が紹介されていた。それで記憶が鮮明に蘇った。花びらが管状に変化した「菊咲き」の変わり品種が多くの草本に出現しているのだ。たまには日常から離れてみるものである。湯疲れか、けだるさが心地よい。

          波頭押さえてりきむ日の出かな

          春の風はげ撫でて去る露天風呂

          潮の湯は苦し思うは波の底

          やまざくら崖は吹雪の湯は花湯