トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

幼虫

2011-04-09 | 小父のお隣さん

Photo_4  林内の集積作業をやっていた時、朽ちてきた風倒木を移動しようとしたら、下にカブトムシの幼虫がワンサカといた。あわてて写真だけ撮って元に戻したけれど、たかだか一本の朽木の下にも命を繋ぐ営みがある。

 それで片付けるのは後回しでも、五月の連休ごろに実施する会員家族友人の山菜試食会に参加の子どもたちに掘り取らせようかと思っている。

 近くにはカブトムシの繁殖用に集積しておいた木材が程よく朽ちてきたから、この下も脈がありそうだ。こういう事に出会うと集積しておくことの大切さを実感するけれど、子ども達はどうなのだろうか…。

 今日、日付が替わった頃から雨の音が聞こえだした。ようやく待望の降雨で、降水量は多くなさそうだがトンボ池の水位は下げ止まるに違いない。これでヒキガエルの卵塊が干上がらずに済む。あと何日かの作業で導水路が接続できるだろうが、これは漏水が無いと「仮定を根拠にしての話」、これでは原発と同じである。それでは駄目じゃん!


** 「人となり」

2011-04-09 | 大震災

        早鐘の半鐘波に没すれど音は鼓膜に留まり止まぬ

        大津波屋根を呑み込み迫り来るマイクの乙女波被るまで

        水門を手動で閉じる時も無く恨みますまい役割りならば

        交通の指揮取る間さえ奪い取り車列と共に怒涛の消去

        歓声を上げ被災の見物は早く早くとポーズを競う