春のイベント「山菜試食会」が盛会のうちに終了した。やっと後片付けも終わり、また判をついたようにフイールドに出かける日々になる。
小生の担当は薫製なのだが、今回は人数が大きくなったから、胃袋を水増しするために「本造り玄米甘酒」と「セリ粥」を加えたから仕込から後始末まで三日間かかりっきりになった。
左の写真、上から豚汁、甘酒、イカ一夜干し薫製、煮干薫製、卵薫製、カツオなまり節薫製、たけのこ御飯とセリ粥である。薫製はもう一品「燻し焼き豚」があるのだが、この時点では火が通っていないから、まだ薫製炉の中にある。
他の献立は写してないが、右の写真の群がっているところに山菜天婦羅、お握りはフキ、タケノコ、桜花塩漬けの3種類、クチナシ御飯がならべてあって、我々が立ち入る隙間もなかった。食べ物がないイベントなんて集まりが悪いから「食べ物で釣る」感覚も無くはないが、収益があるわけでもなく、開催するには手間隙・心配のオンパレードだから割りは合わない。個人的には草刈りしていた方が良いのだ。
それでも開催するのは「子供達が山野で遊ぶきっかけになってもらえれば」と言うことに尽きるが、心配だった空模様は、夜半までの激しい雨が一転して日本晴れになった。未明の4時、障子を開けて空を覗いたら南天に半月が輝いていた。結局、そのまま起床してスタートだ。