大きくて重い方が回転しやすいから長径20㎝ほどのラトル・バックを作った。材の厚さも十分だったので、上下二面に別回転の加工をしてみた。
木材の名前は知らないが、屋外のデッキに多用される硬くて重い輸入材である。ナイフやカンナなど、手工具では作業にならないほど加工性が悪い。カンナなど逆目で削ると、ささくれや剥がれを生じ、超硬チップの電動鋸やサンディングデスクで削り取らざるを得ない。
作業の性質上、多量の粉塵が発生し、自宅で行える作業ではない。拠点の小屋で作業したが、マスクをしていても鼻腔まで塵が入り汚れる。とは言え、このサイズとなると、動きが明確で、最初に作った物より回して楽しい。