トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

沈泥地の泥浚い

2013-11-04 | 水辺環境の保全

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 出水の度に土砂が堆積し、ついに水位線以上になってしまった。このまま冬を迎え凍結させると水生生物に被害が及ぶので泥浚いをする。縦横3m×2m、深さ40㎝を掘り上げた。体積としては2,4立方mとなったが、これだけでスタミナ切れをおこした。持久力が減少しているのを感じざるを得ない。

 それでも満水位線から、一冬5~10㎝の水位を保てる状態になったので安心感はある。池の全面掘り下げは泥中の生物を損なうので、堆積した土砂が水位より高くなっている部分のみにした。これで被害は軽減されただろう。

 水が浸していた部分の水を切って見ていると、泥の中に多数の生物がいる。目立ったのはマツモ虫、外殻は泥を弾いて綺麗に見える。当然、ヤゴも多数いたのだが、ヨコバイのような小生物も多数うごめいていて、食糧は十分にあるようだ。


今日のトンボ

2013-11-04 | 小父のお隣さん

Photo_3  降霜も過ぎると、トンボの種類も数も少なくなる。フイールドを歩いて出くわすのは、マユタテアカネだと思うが、小型の赤トンボと、写真のイトトンボくらいだ。

 このトンボ、暑い頃は林内の暗い所に多かったが、このごろは日当たりのある場所で見られる。直射日光が嫌いな訳でもなさそうで、単なる暑がりだったのか…。

 翅は短く見えるし開いて止まるのでオオアオイトトンボだろうか。体色のメタリックカラーが薄いのは、光の加減ではなかった。林内で見かけた頃より色合いが淡い。