出水の度に土砂が堆積し、ついに水位線以上になってしまった。このまま冬を迎え凍結させると水生生物に被害が及ぶので泥浚いをする。縦横3m×2m、深さ40㎝を掘り上げた。体積としては2,4立方mとなったが、これだけでスタミナ切れをおこした。持久力が減少しているのを感じざるを得ない。
それでも満水位線から、一冬5~10㎝の水位を保てる状態になったので安心感はある。池の全面掘り下げは泥中の生物を損なうので、堆積した土砂が水位より高くなっている部分のみにした。これで被害は軽減されただろう。
水が浸していた部分の水を切って見ていると、泥の中に多数の生物がいる。目立ったのはマツモ虫、外殻は泥を弾いて綺麗に見える。当然、ヤゴも多数いたのだが、ヨコバイのような小生物も多数うごめいていて、食糧は十分にあるようだ。