地に降りて休むトンボは靴の先我は竿かな肩にもアカネ
晩秋の雨に打たれて赤とんぼムラサキシキブと濡れるがままに
遠山は冠雪となり里は雨アカネも飛ばぬ今日の寒空
肩口に止まるトンボに金縛り腰も上げれず蚊に術も無し
地に降りて休むトンボは靴の先我は竿かな肩にもアカネ
晩秋の雨に打たれて赤とんぼムラサキシキブと濡れるがままに
遠山は冠雪となり里は雨アカネも飛ばぬ今日の寒空
肩口に止まるトンボに金縛り腰も上げれず蚊に術も無し
庭で野生状態で繁茂している三つ葉にキアゲハの幼虫が見えた。もう11月だというのに、まだ終齢ではないようだ。
蛹になる前に低温にやられるかどうかは定かではないが、庭では、この個体が今季の最終体なのだろう。この幼虫を見て思いだし、ユリやホトトギスにいたルリタテハの幼虫を探してみた。
幼虫を見たのは10月上旬だったから、既に蛹になっているはずだったが、10数匹いた幼虫でも、蛹で確認できたのは一体だけだった。
ヤマユリの葉裏でぶら下がっていたが、これでは羽化するまで枯れた茎を外せなくなった。仔細に見たわけでもないから、周辺の多年草の枯れた地上部は、この蛹が羽化するまで始末も出来ない。
こんな理由で、猫の額ほどの庭は「手入れの悪いお宅」を如実に表現している。