トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**たんときて遊べや部屋の無いトンボ

2013-11-05 | 小父のお隣さん

 地に降りて休むトンボは靴の先我は竿かな肩にもアカネ

 晩秋の雨に打たれて赤とんぼムラサキシキブと濡れるがままに

 遠山は冠雪となり里は雨アカネも飛ばぬ今日の寒空

 肩口に止まるトンボに金縛り腰も上げれず蚊に術も無し


キアゲハの幼虫

2013-11-05 | 小父のお隣さん

Photo_3  庭で野生状態で繁茂している三つ葉にキアゲハの幼虫が見えた。もう11月だというのに、まだ終齢ではないようだ。

 蛹になる前に低温にやられるかどうかは定かではないが、庭では、この個体が今季の最終体なのだろう。この幼虫を見て思いだし、ユリやホトトギスにいたルリタテハの幼虫を探してみた。Photo_4

 幼虫を見たのは10月上旬だったから、既に蛹になっているはずだったが、10数匹いた幼虫でも、蛹で確認できたのは一体だけだった。

 ヤマユリの葉裏でぶら下がっていたが、これでは羽化するまで枯れた茎を外せなくなった。仔細に見たわけでもないから、周辺の多年草の枯れた地上部は、この蛹が羽化するまで始末も出来ない。

 こんな理由で、猫の額ほどの庭は「手入れの悪いお宅」を如実に表現している。