泥水地の池が全面凍結した。今季の二回目だが、気象情報での最低気温は0.7℃だったから、これは今季最低気温で、氷も心なしか厚みがある。
早速、子ども達が遊びに来た。まだ乗るには薄く、体重をかけると破れてしまう。結局、氷を外し氷面に投げ付けて遊んでいた。それだけでも歓声を上げ、今にも落ちんばかりだが、水際線全周に丸太を埋設したから足元はしっかりしている。
昨年同期には厚く氷が張って、大人でも大丈夫だったのだが、「寒い冬」と言われつつも現象面では実感がない。年内には寒波が来そうだから厚く張って新年となるのかどうか…。
小春の陽小池に射せばアカトンボ薄氷のうえ翅きらめかす
まだ飛べりアオイトトンボゆらゆらと草紅葉なる大雪水辺
谷地の池陽射し届かず薄氷を張ればトンボも消えて音なく
薄氷の水面の下にここかしこメダカは走る影を従え