風倒木で処理した大径の松の幹、直径は40㎝を超える。朽ちさせるのも惜しいから半割にしてテーブルに仕立てた。
バーサイズ350mmのチェーンソーでは両側から刃を入れないと切断できないので、450mmのバーサイズのチェーンソー持っていくつもりが忘れてしまった。結局、両側面から切り込みを入れる羽目になった。
倒れてから1年経過の幹は、見た目には傷んでいない。半割にしたが、刃の成形が微妙に異なるので一回で切断した場合と異なり、切断面の仕上げが必要だった。脚は簡単に取り付けられる板材とした。この板材はウッドデッキ用の硬い材質なので雨ざらしにはうってつけの用材でもある。
2台出来たので並べてみた。高さは約250㎝、椅子の高さであるけれど幼児には丁度良い。キッチンの一角に据えて食卓にでも使えるだろう。年が明けてからの「お年玉」みたいになってしまったが、梁の古材が椅子替わりである。燃料、オイルとも1㍑の消費だったから、実費にすると千円くらいか…。遊びもただでは出来ない。