夏以来だから5か月ぶりになる。徐竹した部分は、ひこばえが腰のあたりまで育っていた。とりあえず地際から切除して、中断したままの倒した竹を片づけた。
眺望は望めないルートになるのは必至だけれど、稜線の左右で植生が異なり、それはそれで雰囲気が良い遊歩道になりそうなのである。
作業を開始した初夏の頃では、年末には終了している見込みだったのだけれど、予定外、予定外のパッチワークのような日々で遅れてしまった。これから徐伐する孟宗竹は概算で千本程度になりそうなので、桜の開花が見られる頃まで作業は続きそうだ。
原っぱ部の南向き斜面にタンポポが開花した。まだ二株だけだったが嬉しい気分になる。
冬はこれからだし、タンポポを見たから春の気分になる訳でもないのだが「冬来たりなば春遠からじ」で、遅からずやってくる春に気持ちが向かう。
小生は「狂い咲き」とも「開花宣言」とも思わないし、風情を楽しむだけだ。暫く見ていたら虫が来た。ハエの仲間くらいは見当がついたが、図鑑と対照したら「ホソヒラタアブ」の様だった。
目を近づけて何をしているか確かめたら、どうも雄しべの先端を喰っている様子。花粉でも食べていたのか…。