泥水池1の増えすぎるカンガレイの株を掘り上げて廃棄しようと堤に上げたら動くものが見えた。
もう「!!!」である。年に一回程度は水底の泥が立ち上がるのを見ていたから推定はしていたが確認できなかった泥鰌なのである。もう「ドジョウ、ドウジョ、どうぞよろしく」の気分になった。
カンガレイの根株から落ちた泥の中には、更に二匹がいた。これでは根塊を廃棄できないから、元の位置に落とし込んだ。春になってから掘り捨てる事にした。
泥鰌の体長は80mm程度だし、恐らく今年産まれた個体だろうと推測したが、アオサギが居ついている理由の一端が分かったような気がする。絶滅しない様に柴漬けや草陰を作り、安住の場所も考えねばならなくなった。こういう手間は大歓迎である。少し報われた気がした。