稜線から竹林の斜面を通って尾根のコースに接続する新道が開通した。両脇の整備を後回しにしたことで年内の完成となった。「供用開始」出来る水準の仕上がりと言えば大げさだが、ホッとする。
大人であれば下草も無い斜面など縦横に移動もできるけれど、幼児ではそうはいかない。コースの新設の狙いは幼児を里山に近づける仕掛けの一端でもある。
保護者や指導者が同行する訳だから、丁寧に路面を形成しなかったが、危なくなければ起伏や傾斜のある道は心身の発達に多少は寄与するだろう。あえて「至れり尽くせり」にしなかった理由がそこにある。コースを明確にするため、路肩に竹を並べた。屈曲地点はテープで視認できるようにするが、これは後回しだ。
屈曲部は竹林の斜面内で五か所のつづら折りだが、歩いてみても竹の斜面は気持ちが良い。里山にとっては「侵入竹林」であるが、主要木を刈り出した他の竹は竹林として残す予定だ。