トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

目的に適っていても…

2015-07-20 | 小人閑居して憮然
 日参フイールドばかりでは家の周りが茫々と成り過ぎる。気温34℃超えの二日間は刈り払いでなく手草取りでやり過ごした。午前午後と頑張れば1日で済む草取りだが茫々の草はしぶとい。
 風呂場の椅子を持ち出し草取り進行中、養成中の食草食樹の鉢植えを移動させて気が付いたものはアゲハの幼虫だった。5月、S先生から譲ってもらったキハダの実生苗、その頃は15㎝程度だったのが、鉢替えを何度かして現在40㎝まで育った。野に降ろしても良い大きさだけれど迷いがある。
 その3本の中の一番小さい苗に三匹の幼虫がいる。もともと食樹として育成しているから理に適っているのだが憮然としてしまった。
 こんなことにならないようミツバは芝生状態で繁茂させているしフェンネルだって植えこんで誘っているが、どういう訳かこれらは後回しだ。鉢植えのスダチにもキアゲハが次々と産卵するから、これもキアゲハの幼虫だろうと思ったけれど「いっぱいあるのを食べなさい!」と言っても何時も小言は無駄になっていく…。1ブロック離れればミカン畑もあるのだが、食樹であっても生存空間にはならないしため息ものだ。その渦中での疑問「キアゲハだろうか・・・」。