実生のキジョランをポットで10㎝程に育て7本をフイールドに定植したのが7~8前の事。1本は枯れてしまったが残りは生きている。ところが全く成長しないのである。ヒノキ、イボタ、クルミ、フイジョア、モチ、それぞれの根元に植え、蔓を起ちあがらせようと図ったが成長が思わしくない。自宅の1本もまだ50㎝程でしかない。
小生、自生株は見たことがなく育成株では自前の養成株だけだから普通が判らない。高尾山には豊富と知って実地観察に行きたかったが果たせないでいる。今春、業を煮やして定植時より全く成長しないヒノキの株もとのキジョランを掘り上げ自宅で再養成したところ成長著しく既に30㎝を越え葉も巨大になった。
まあ、用土を調え3号ポットから鉢替えしつつ現在は7号ポットの鉢底から白根を出すまでに育った。この結果を見るとフイールドの土壌との相性が悪いのだろうと結論付けるしかない。これは薄々思わざるを得なかった事で、問題解決のために崖崩れした表土を客土してみたところモチの樹下にある株は急速に伸張し、3本の蔓を出し2.5メートルほどに伸び上がった。
これらを考慮すると客土か再養成が有効だと思えるのだけれど、食草園の2本は相変わらずなので思い切って掘り上げ秋まで再養成しながら定植地には客土で土壌改良を施したい。庭の1本は50㎝程なのだが昨年より開花している。今年も蕾を付けたが、小生としては花よりも葉数を増やしてもらいたいのが本音である。アサギマダラがフジバカマに吸蜜に来てキジョランに産卵してくれる…、こうなるのが秘めた楽しみなのだが頼みの綱が何とも、では…。
庭の株の蕾
庭の定植株と再養成株
小生、自生株は見たことがなく育成株では自前の養成株だけだから普通が判らない。高尾山には豊富と知って実地観察に行きたかったが果たせないでいる。今春、業を煮やして定植時より全く成長しないヒノキの株もとのキジョランを掘り上げ自宅で再養成したところ成長著しく既に30㎝を越え葉も巨大になった。
まあ、用土を調え3号ポットから鉢替えしつつ現在は7号ポットの鉢底から白根を出すまでに育った。この結果を見るとフイールドの土壌との相性が悪いのだろうと結論付けるしかない。これは薄々思わざるを得なかった事で、問題解決のために崖崩れした表土を客土してみたところモチの樹下にある株は急速に伸張し、3本の蔓を出し2.5メートルほどに伸び上がった。
これらを考慮すると客土か再養成が有効だと思えるのだけれど、食草園の2本は相変わらずなので思い切って掘り上げ秋まで再養成しながら定植地には客土で土壌改良を施したい。庭の1本は50㎝程なのだが昨年より開花している。今年も蕾を付けたが、小生としては花よりも葉数を増やしてもらいたいのが本音である。アサギマダラがフジバカマに吸蜜に来てキジョランに産卵してくれる…、こうなるのが秘めた楽しみなのだが頼みの綱が何とも、では…。

