トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

移動する、しないの理由

2015-07-27 | 感じるままの回り道
 食草園のユズに蛹の抜け殻が3体あった。幼虫は視認していたが蛹化は見ていない。自宅のキハダを食べていた三匹も食べつくさないうちに消息不明だ。
 食樹や食草から離れて蛹化する事は承知していたので「食樹で蛹化」に少々びっくりした次第。幼虫時代の頭部の様子でナミアゲハと判断していたのだが家の幼虫もナミアゲハだった。同じ種が「移動する・しない」の判断をし蛹化するのかどうか承知はしていないが、樹体が大きく異なるのがその理由になったのかと思うしかない。まあ、小生は当事者ではないし暇つぶし…。
                 

ワルナスビの駆除

2015-07-27 | 今日は真面目に
 例年、チョンチョン鍬で地下茎ごと掘り取って駆除してきたワルナスビだが根絶には至らない。今年は刈り払い作業が後回しになった事もあって駐車場のワルナスビは60㎝程に伸張し結実し始めている。豚皮の手袋では容易に棘が通過するし今年は初めて葉面散布の除草剤をスポット散布してみた。「除草剤が効きにくい要注意外来植物」という記述もあるがやってみなけりゃ分からない。
 梅雨が明け、この日の最高気温は34℃台、暑ければ作用が強いと思っているのだが、普段フイールド駐車場を利用する母子グループが夏休みで活動中止するタイミングを待っていた。ワルナスビの中に入り込む馬鹿もいないだろうが農薬を使用する以上、多少は配慮をせねばならない。
 さて、薬剤の効果が現れて根絶に至るのか資料通り「効かない」のか結果は数日かかるだろう。一回で済まなければ残薬を再度散布する。
             群生部   ➡  波面散布4日後