トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

斜面の刈り払い

2015-07-29 | 今日は真面目に
 刈り払う必要のある範囲を一通り済ませるのに一週間を要する。「梅雨明け十日」の猛暑日にならんとする様な気温下ではほどほどが肝要だ。
 この日、35℃の予想だったこともあり斜面の刈り払いだけで撤退すると決めて作業に臨んだ。傾斜がきつい斜面では足元を固めなくてはならず、スパイク地下足袋に脚絆を締め刈り払いとなった。タンポポが種子を飛ばしたら刈り払う心算が実施できなく伸びるに任せた夏草は背丈を超えた。ほとんどがオニアザミの仲間で棘が痛い。このアザミ類の繁茂した部分に下草は乏しいから刈り倒せてしまえば作業の進捗度は早いはず…なのだったが上部を葛やカナムグラがネットを架けたように被い、刈り刃の往復のたびにまとわりついてくる。サボっていたわけでもなく水辺の大改修の結果であるけれど「自業自得」と言われているようで暑さもひとしお。そんなところ…。
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アゲハに嫌われた…

2015-07-29 | 勢子、雨毒に侵されて呻く
 連日の真夏日、絞り水で濡れている路面で吸水するアゲハ類を連日見かけるようになった。小生も熱中症予防のために給水は欠かせないが、今期は水筒に塩分・ビタミン・ミネラル・糖分入りのタブレットを溶解し携行している。蝶の吸水は「ミネラル分の補給もある」と聞いていたので老婆心で吸水に集中するポイントにタブレットを置き作業後に確認に行った。
 ところがである、吸水していたアゲハは全て上手に移動しタブレットから溶け出す成分の影響のない位置に行ってしまった。タブレットを置き、場所を耄碌で忘れないようチョークで矢印も描いて「成果大!親切心満載!」と自画自賛していたのに結果は惨敗。暑さがひとしお身に堪えた昼だった…。
      タブレットを置く        喜んだのは蟻ばかり