同じ樹齢のクヌギが植わっている斜面、1本だけ幹が穴だらけだ。樹皮が食い破られ木肌が見えている。スズメバチが巣材を採った跡とS先生は見立てていたが、それにしてもこの一本に集中している。この頃は、この窪みにハチ、チョウ、甲虫類が集まってくる。圧倒的に多いのはコガネムシの仲間だけれどスズメバチには追い払われてしまう。
今日、34℃にもなる日中にも関わらずカブトムシも群がっている。小生、採集よりはスズメバチの横暴ぶりと追い払われたコナガムシかカナブンの未練たらしく周囲をうろつき追い払われる方が面白い。痛めつけられ樹液を出すクヌギもご苦労だが、樹液を提供できるまで育ってきた事は感無量でもある。