トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ようやく御来蝶

2017-10-27 | 小父のお隣さん
 「フジバカマ花は咲けどもマダラ蝶身の一頭も来ずは哀しき」なんちゃってブツクサ言いたくなるような今期だったが、ようやくアサギマダラが我が庭にお越しいただけた。
 姿だけなら二週間ほど前にも確認できたが、この時は飛翔しているだけで花に止まらず撮影不可。26日になりようやく撮影出来たのだ。今期はフイールドでは一頭も見ていない。まあ、蟄居工作・天候不順でお出かけが無かったから知る由もないのだ。
 水見回りのついで、キジョランに産卵はあるかと裏返ししつつ確かめてきたが一粒も確認できなかった。

 ようやくお越し頂いたアサギマダラだが例年より体格が小さい。二頭ともそうだった。幼虫時代の食生活で大きさも異なる成虫になるのは理解しているが、たまたまなのかどうかまでは知らない。
 接近してマーキングを探したが二頭とも無し。まあ、翅の傷みだけが目に付いて姿色彩を楽しむ気分にはなれなかった。
 この蝶たちは、これからどこまで旅するのか極楽とんぼの小生には旅路を想像もしたくない。フイールドのアカボシゴマダラの幼虫は確認できなくなった。エノキに葉はあるから越冬状態には早いと思っている。たかだかチョウ一頭、幼虫一匹でも厳しい世界を垣間見る事が出来る。

                     翅の傷みが目立つ

トンボ池取水堰の補修

2017-10-27 | 水辺環境の保全
 先日21号台風後の水見回りで水抜けが発生して池に水が入らなくなった取水堰を復旧させた。10月は天候不順で、そのうえ蟄居工作が多かったから保全作業は久しぶりだ。
 身体が鈍っているだろうからと自宅を出る前に入念にストレッチをしたのが裏目に出てしまい腰に不安が発生し、とりあえず腰痛ベルトを装着し出かけたのだが、左手親指の関節も痛くて力が入らない。こっちは小さなパーツをしっかりと保持し加工しなければならなかった作業量が原因なのである。不安や危惧など心配事は何も台風だけでなく危機は身近に存在する。

 どっちにしろ情けない身体事情で池の底から粘土を掘りだし堰を固める。ついでに池内の沈泥部も掘り下げ流入を容易にした。
 作業時間としては1時間程度なのだが、久しぶりだと身体が重い。粘土も重かった。

  水抜け発生  ➡   粘土で水抜け阻止

              沈泥部干上がる  ➡   流入復活