トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

そろそろ飽きが来た…

2017-10-28 | 今日は真面目に
   ➡  ➡ 

 季節の秋はとうに中盤を過ぎ、驚きの初冬の気温を味わったけれど、工作もそろそろ飽きがきて小生も枯葉の様にくたびれて黄昏てしまった。
 プルトイのラインナップはなし崩しに展開し、恐竜、カタツムリ、ヘビ、魚、トカゲ、尺取虫まで暴走してしまった。、羽ばたくチョウチョとトンボを眼玉に想定していたのだが、尺取虫で「The END」にする。羽ばたき機構まで手を出すと間に合わない。

 「最後のひと踏ん張り」と思って、ようやく尺取虫の試作が出来た。仮組み立てで動きを確認したら「それらしく」見える。動輪を大きくすれば見栄えは良く成るけれど車輪の中心に軸が無いから大きくすると構造的に弱さが増長する。
 虫の体長、この場合節の数で決まるのだが、動作確認の結果、二節取り除いて短くした。体長が長いとモッコリモッコリの動きが小さく見えてしまう。尺取虫の動きを再現させるのに体中央部を円運動で上下させているだけだが、前進時は前部を伸ばし、溜めに入る時は後部を引きつけと、結構リアル感満載のプルトイになった。

 この上下動の大きさは車輪中心からの半径で決定するものの、前述の弱点を補うため、本体の体高を削り低くし補った。完成品にこのような試行錯誤の痕跡は現れないけれど「コロンブスの卵」となるまでは、何時もの事ながら苦労する。

 苦労ついでにひと遊びしてみる。世間はハローウインとやらで賑やからしいが、小生の世間は魑魅魍魎猪鬼跋扈の世界だ。尺取虫では芸が無いと思い毛虫に仕立てたのだ。誤解を生まない様に断りをするが、決して小生が「ハゲーッ」だからでは無いし潜在心理の発露でもない。
 植毛が面倒で太い毛糸を使用したらサザエさんのお父さん風で、細く密植すれば良かった…。
 まあ、毛虫だろうと尺取虫だろうと「葉を喰って生きる」と言う実態は変わらず、それは当選者も同じ「君子、政に携わらず」で、ここは冬の時代が続いている。