トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「似て否なるもの…」

2023-04-23 | 小父のお隣さん
 シオヤトンボの出現はシオカラトンボに先立つから初期では間違う事も無いのだが混在するようになるととんと自信が無い。まあ、地震など無い方が良いに決まっているけれど人間様の事情は別にすると地球規模では必要不可欠な現象だと物の本で読んだ記憶がある。
 さて、16日にシオカラトンボが確認できたとSさんから画像を見せて頂いたのだが小生の初見は18日と「二日遅れの便りになって・・・」しもうた。しかしながら「メス」と信じて撮影したものの右の前翅に歪みがある、これはシオヤトンボのメスに間違いないと信じて疑わないけれど、それと比較すると「シオカラトンボのメス⁉」といささか自信が失せてしまった。比較すればするほど迷宮に入り込むのだが同種とも思えず人生、悩みは果てしないものなのだった。

       

 前翅の歪みを呈したトンボはとりあえずシオヤとしたのだが小生の足元に落ちて来たので慌てずにしっかりと撮影できたものの「飛べるのか⁉」と手のひらで掬い受けたら飛び立ったのだ。「やれやれ飛べた!」と見上げたその瞬間、トンボ池でパトロールしていたクロスジギンヤンマに捕捉されてしまった。当然、食事場面の撮影となるはずだったけれど舞い上がってネザサの繁みに行ってしまい小生は舞い上がれなくてあえなく失楽園・・・。

 シオヤトンボのオスも近くで翅を休めてくれて、これはシオカラトンボとまず間違わない。腹部先端が黒くないし腹部も幅がありズングり体型だからである。と宣うように申したところで明確になったのが今期の事であって、底も奥行きも浅い小生なのであった・・・。

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