トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

竹林の中に

2013-01-19 | 小父のお隣さん

2  徐竹作業を進めていると、オレンジ色が目に飛び込んできた。倒れている竹を取り除いたら、それはクチナシの実だった。

 日当たりが悪い場所だったから実は3個しかなかったけれど傷みもなく鮮やかである。拠点にあるクチナシは虫害で葉の痛みも激しかったけれど、この樹の葉は綺麗だ。Sn3d0992

 小生はクチナシご飯やキントン等に利用することはないから、蛾の食草として見ているだけなのだが、会友には利用するのが2名いる。刈り払わないように支柱を立てた。


**南無阿弥陀仏

2013-01-19 | 感じるままの回り道

槍で突く箱罠の中目が合えばなれも生きたき一つの命Photo

箱罠のつぶらな瞳目を剥いてかぎ爪掻いて戦ういまわ

無常なり籠の世界で世を終えてぬいぐるみのごとただ其処にあり

罠の身に恨みつらみは無いものの生業人の無念も知れば

数頭を駆除してみても変わらねど一作徒労は我らが飢ゆ る


地拵え

2013-01-18 | 今日は真面目に

2  申請していた苗木が届く前に一部ではあるが地拵えをした。以前に実施した真竹の全伐地の集積した幹、地上に積み重なった枝、乱杭状態の切り残しを一通り窪地に再集積したのである。

 これで苗が届けば直ちに植え付けが出来る。ここは建築廃材の廃棄場所だった所より一段高いので、本来の山土そのままの土壌である。だから植樹後の生育は良いだろう。

 クヌギやコナラなどは十分植えこんだから、ここは四つ溝柿を植えて果樹畑風に設える。真竹林の跡地は再萌芽が半端でないから、年間5回以上、数年間は刈り払いを続ける必要があり、そのためにも地上部に刈り払いの障害になるものは置きたくない。

 と思いつつ作業をしたのだが、申請した苗木35本は二月後半に支給されるとの連絡が入り、ほっとした。


やってきました

2013-01-17 | 遊び子は

Photo_3  年明け最初の活動日。駐車場に車の音が聞こえ、しばらくすると子どもたちの挨拶する声が響いてきた。

 徐竹しながら広場を見やると、先頭の子ども達はステージにいる。梁材を並べた部分はすぐ気が付いたようで確かめるように数人が渡り初めをしていた。

 今回は連れだって奥に入っていったから滑り台で一服という場面はなかったものの、昼食後、解散になってから何組が滑り台で遊んくれた。

 急斜面の尻滑りも試みていたので、近くで眺めてみたが、三歳未満児でも安心して見ていられる。高低差のある急斜面を這い上がり、滑り降りるのを繰り返していた数人は、夕食時にはコックリさんになるのだろうか…。


**狂育者たち

2013-01-16 | 合混で闘作すれば

 愛無き指導で殺してしまう

       いつも始末は庇い愛 ハア コリャコリャ        弥生姐さん

 どこもかしこもアバターえくぼ

       様子見い見い小出しする ハア コリャコリャ     小槌姐さん

 狂育者絆連帯暗黙知                        呆乱奴

 小人は必ず飾る管理職                                         

 命より身内庇いのやばい連                    がばい婆

 注入棒しつけ指導にかわいがり                  伝統

 生徒より身内案じて隠ぺいす狂育組織ここに極まる      秘すれば花

 殺したる側の飾りは目に余るドロドロ出てくる身内の膿が   泥某

 あっちこちどこもクローン組織なり生徒も飯の種も尽きまじ  五右衛門


徐竹作業

2013-01-15 | 今日は真面目に

Photo  しばらく中断していた真竹の全伐作業を開始した。移動の安全確保のために、短い切り残しを切除する。チェーンソー等の動力の助けを借りると楽そうなのだが、切れ味のよい鋸に勝る事はない。

 一本当たりの切断時間はチェーンソーが早いが摩耗で切れ味は長続きしない。オイルの補給や張り具合の調整など、結構、手間がかかる。

 チェーンソーも携行したが最終的には手鋸作業になる。この場所は昼近くにならないと日射が届かない。それでも今日は穏やかな気象で助かった。


*仕事始め

2013-01-15 | 今日は真面目に

              喰って寝てメタボで仕事始めかな

              寒波来てシャキッと仕事始めなり

              初仕事手拭い頭生姜湯

              初仕事避けて無言の山荒らし


柚子大根

2013-01-14 | 何よりの楽しみ

Photo_2

 おせちが続いてさっぱりしたのが欲しくなった。スーパーで大根を見て「柚子大根」を思いついたのだが、冬至を過ぎたためか店頭に並んでいない。

 そこでフイールドの中腹にある柚子を採りに行った。ここも時期が遅いせいか3本の木に4個しかついていない。落下しているのは鳥が穴をあけたものばかりである。

Photo_2  木を揺さぶり落としたものの、皮の状態が悪く綺麗でないけれど、飾り物ではないから良しとする。

 柚子大根のレシピは10年ほど前に同僚から教えられた分量で、その時のメモ書きをそのまま使っている。今回、大根の切り方は歯応えが欲しくて厚く大振りにした。漬けあがるまで多少は時間を要するが、しんなりした物より美味しく感じる。

 食事時間とは関係なくお箸を入れてはつまみ食いするが、塩分を気にしないで気楽に食する事が出来るのも好印象なのである。


初出現

2013-01-13 | 遊び子は

Photo_3  年が明けて早速のお出ましになった。自主グループだけど、今日は平均より多い車両11台の参加だ。

 駐車場で新年の挨拶をしている子ども達の声が聞こえて賑やかになった。移動してトンボ池周辺まで入り込むと尾根が音を遮り静かになる。

 尾根を回り込んで突然現れた先頭の子どもたちは一人が挨拶をすると次々と挨拶をしに来る。こんな時は手を休めざるを得ない。早速丸太すべりを始めたが、土の斜面での滑り台には誰も寄らなかった。

 気が付かなかったのか、小生には少々不可解。


*遠くて近し

2013-01-13 | 感じるままの回り道

  明星と月をしたがえ初日見ゆSn3d0970

  初景色スカイプで見る孫の顔

  初すずり爺という字を書いてみる

  谷の空初風抜けて賀状舞う


ベンチの設置

2013-01-12 | 今日は真面目に

Photo Photo_2

 梁材の残り一本はベンチに用いた。ひび割れが大きかったからステージには使わなかった材である。

 地面に直接置いたのでは腐朽が早まるから台座を刻んでその上に置く。台座は風倒木となったテーダ松の生木だ。半割にして梁材が外れないように梁幅の切り込みを入れた。

 設置場所は丸太滑り台の前で、荷物を置いたり腰かけて注視したりするのに丁度良い場所である。梁材を移動するのに会友の到来を期待したのだが、この冬一番の寒さで誰も来なかった。仕方がないからロープを掛けて曳いたが、思ったほどの苦労はなく移動でき完成。

 つまらない事でも予定通り仕上がるとほっとする。満足、満足。


**去年今年

2013-01-11 | 大震災

  年越しを重ね仮設に留め置かれ更地雪原ビジョンの如し

  復興も看板のみで年越せば今や仮設のホームレスなり

  慈善慈悲頼りに明けたふたとせは無策無能を思い知る道

  半世紀政局騒動一筋のその一手間を欲しき下々


蚋に悩まされつつ

2013-01-10 | 今日は真面目に

Photo Photo_2

 頂き物の梁材を野積みで放置しておくのももったいないので、ステージを作った溝に渡して、休憩場所にでもなればと並べた。

 倒木材の丸太を基礎にして、上部を少しばかり削り、梁が水平移動しないように組み込んで終了した。見積もった時間より早く仕上がって、日差しも弱かったのを幸いに昼には帰宅する。晴れたり曇ったりの空模様で、気温は年明け早々より暖かかった。とは言え日差しが無いとそれだけで寒く感じる。

 体感温度は別にして、温かさのためか蚋が10匹ほどまとわりついてうっとおしい。ズボンや上着付近で飛翔している分には良いのだけれど、顔の周りに来ると本当に「五月蠅い」。几帳面な性格である小生としては「五月蠅い」ではなく「一月蚋い」と表記したい気分であった。

 


*年中行事

2013-01-09 | 小人閑居して憮然

              猪舞いは深夜に下りて踊るなり

              猪舞って残した籾の糞溜り

              猪舞いに稲穂首まで口の中

              猪舞えば棚田重機のわだちなり

              猪前歯稲穂そぎ取る職人芸


生姜シロップ

2013-01-09 | 何よりの楽しみ

Photo 2

 大掃除の合間に生姜シロップを作ってみた。市販品は250gで1300円ほどするから、とても存分に使えない。

 生姜、三温糖各1kg、ナツメグ、カルダモン、シナモン適量、最後に柚子果汁を加えて完成した。酸を加えたから色濃くなったが、加えなければ薄い飴色になっている。香辛料は加えなくても良いのだが、冬季は熱いミルクティーに加え「チャイ」として飲むため事前に配合した。これでミルクティーさえ作れば、即席チャイが飲める。加熱後に濾しとった量は1?程度、ボトルで冷凍保存しながらしばらくは楽しめる。

 搾り残った生姜は、梅干しのシソの葉で塩分と酸味を加え、佃煮風に仕上げる。辛みと甘味に酸味が加わって、なかなか得難い味に仕上がった。他の人から見れば、こんなレシピは顔をしかめながら「あり得ない!」といわれるのだろう。

 古典の「みずから休み、みずから怠る」を真似すれば、「みずから作り、みずから食らう」のだから「これで良いのだ!」